発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

初作業(1)

2022年01月30日 | 猫屋線(改造)
増設した第2作業場での初作業は、「猫屋線車両についてくるダミーカプラーを、正式カプラーにしよう!」というもの。

軽便車両の猫屋線には、いつごろからか朝顔形のダミーカプラーが付属品として付いてくる。
ダミーなので連結器の機能は当然なく、あくまで列車前部・後部の飾り。

写りが悪いが左側がダミー、右側が以前買ったガレージメーカー製の朝顔形連結器。
ガレージメーカー製は、そのまま猫屋線車両に装着できる。
連結器の中央から飛び出ているのが、リンクという「輪っか」で、これを連結相手に差し込み、連結。
現車では、リンクを止めるのにピンを使う。
模型でもお金を積めば、同様の機能になるパーツはあるのだが、そうなると物欲の沼にはまり込むだけで、面白くない。

ということでダミーカプラーに連結機能を持たせることに。

きっかけは友人から、ダミーカプラーに穴をあけてホッチキスの針で連結する、という情報を聞いた時。
大阪ではできなかったが、寒くて冷たい丹波での冬の内職にはピッタリ。第2作業場の竣工記念の初仕事としてやることに。


ダミーカプラーは上下に分割され、「ここに穴開けて」と言わんばかりに、ピンの差し込み口が一段くぼんでいる。

カプラーへの穴あけは、0.4mmのピンバイスで下穴を、そのあと0.8㎜で再度穴をあけて仕上げる。

近くにあったホッチキス針を差し込んでみる。

ホッチキス針を使う場合、どうしても連結面間が開いてしまうが、9㎜なら目くじら立てるような車両間隔も、ナローなら誤差のうちか。

と思っていたが、車両に付けると、、、ちょっと間延びし過ぎか。連結器同士がほぼ密着する方がやはり見かけは良い。

当初からこの事態は想定されていたので、ホッチキス針に変わる針金的な物をいろいろ物色。


0.7mm系の針金は、ちょっと太い上に固い。

結果適していたのは、和田山の模型屋さんでもらった、

模型用のニクロム線(?)。柔らかさが決め手に。

長くなったので、ニクロム線作業は次回に。