お道と臨床と~心づくりの処方箋~

天理教と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.

仕事納め

2005年12月28日 | 自己紹介
今日で今年の勤務は終わりです.
今年は仕事の上でもいろいろなことがありました.
3月で教育相談を2箇所辞めました.
4月から病院の常勤として働かせていただくことになりました.同時に臨床心理士の資格も有効になり,心の専門家として社会的に認められるものを手にしたわけです.もちろん経験不足のため実力は伴っていませんが….
常勤になると,院外への研修も業務上必要なものについては出張として行かせてもらえるようになりました.昨年は薄給から自腹で研修費を払っていたので大変ありがたい思いをさせていただきました.また,業務に支障のない範囲で比較的休みがとりやすい職場ですので,教会の月次祭は必ず休みもとれますし,本当にうまい事物事は成ってくるなぁと感じています.
6月からはカウンセリングも施行するようになりました.最初は1人でしたが無理のない範囲で少しずつ人数が増えて今は6人ほどです.心理職一般から見たらこの人数は少ないですが,少しずつでいいと思っています.
9月からはデイケアでアートセラピーをやるようになりました.
12月,心理検査100人を達成しました.最初の大台を超えたというところで少し自信がつきました.

こうして振り返ってみると仕事の上でも親神様のあたたかいご守護というものをすごく感じます.無理のないよう,少しずつ私に課題を与えてくれていますし,経済的な心配もありますが,教会がなんとか食べていけるだけのお金は与えてくださっています.私が自由に使えるお金は給料の2割ほどですが,それでも結構に過ごさせていただいたと思います.もちろん私も人間ですから不足することはあります.そうすると不思議と神様からお手紙をいただくものでいろいろ考えさせていただいております.話が脱線してきましたが,今年1年無事に仕事を終えられることに感謝です.

クリスマスイブ

2005年12月24日 | Weblog
去年は宗教について記述したように思いますが今年はちょっとエネルギー不足でして,コラム的なことは書けません.
今日はクリスマスイブということで病院のデイケアもクリスマス会がありました.私は心理の仕事が入っていたのでお昼に顔を出しただけですが,イベント日ということもあってメンバーの数も多かったです.

夕方5時前にデイケアから電話があってケーキが1つ余っているのでどうぞと言われ,さっそく行っておいしくいただきました.

明朝,祖父は山口へと発ちます.天理まではおじさんが乗せていって,月次祭後,山口のおじさんが連れていきます.退院日とその翌日くらいは自分ではズボンもはけないほど足腰が弱っていましたので,退院を今日にしていたらおぢば帰りも大変でした.やっぱり神様はいいようにしてくださるといつもながら思いました.


祖父の退院

2005年12月20日 | 家族
今日は祖父が退院しました.
本当はおぢばがえりをするのが25日なので24日まで入院していてもらおうと思っていたのですが,退院したいというので退院しました.わがやは猛烈に寒く,隙間が多いせいか暖房を焚いてもなかなか暖まりません.ですから心臓の悪い祖父には厳しいです.

10日余り入院して寝たきりだったので足腰が弱っていまして,今日はなんとか歩けるもののフラついていました.ズボンを自分ではくこともできず,弟と交代で介助しました.思いの外弱っている祖父を見てなんだか寂しくなりました.これから丸4日うちにいますが休日を除き日中は母しかいないので祖父の世話が心配です.母も腰が弱っていますので,祖父が転んでも持ち上げることはできません.私が仕事を休めればいいのですが,患者様の予約が入っておりますので休むことができません.なんともなく日中が過ぎるといいのですが.

祖父の生い立ちなどについて色々聞いておこうと思っていましたが先延ばしにしていて結局聞かないまま山口へいってしまいそうです.特に戦時中や戦後抑留の話は後世に伝えるために聞いておきたいですし,わがやの信仰のきっかけや教会の名称をいただくまでの苦労なども聞いておきたいものです.また春に元気に茨城に戻ってこれるといいのですが・・・.

先日山口へ行った祖母はガンがかなり転移しており,医学的処置はもうしないそうです.明日とりあえず病院から家に帰るとのことで,これからいわゆるターミナルケアに入るでしょう.大学,大学院とターミナルケアに関心を持ち,ターミナルケアをしていく看護師が熱意をもって働き続けるにはどうしたらいいのかを研究してきましたが,自分の祖母が末期を迎えたときに,孫である自分は何もできないことを悔しく思います.けれども,長男である父亡き今,祖母は長女に看取ってもらうことが何より幸せなことだと思いますし,娘も遠くに嫁いだので最期にこうして母の世話をできることはありがたいことだと言っていました.うまいこと神様がそれぞれの思いを汲んでいいようにしてくださるなぁとつくづく思います.


最近

2005年12月16日 | 家族
毎日弟と交代で祖父の見舞いに行っています.83歳なので退屈な病床生活は痴呆の最大の敵です.入院を機に一気に痴呆が進んでしまう高齢者もいますので,頭にもおさづけを取り次がせていただくようにしています.
今日が何日かを間違うなど見当識がややズレている部分はありますが,本人は早く退院したがっていましてその思いが強いあまり時間の認識が先行しているのだろうと思うので特に病的とは思っていません.

そういえば痴呆が認知症という言葉に変わったのはいつの頃からだったでしょうか.私は認知症という言葉は適切でないと思っています.認知は物事を認識するために必要な知覚・記憶・学習・思考などの過程であり,抽象概念であって症状ではないのです.したがって,認知症という言葉は適切ではありません.認知=cognitionですが,認知症=dementiaです.英語表記をみてわかる通り全然共通点がないでしょう.かといって痴呆という言葉はどうもご老人をバカにしているようなイメージが拭えませんのでこれも微妙です.何かいい呼び方はないでしょうかね.

話がそれましたが,早く退院してくれるといいです.長くいるとボケてしまうかもしれませんので.

祖母の退院

2005年12月11日 | 家族
今日は祖母が退院しました.明後日より伯母の嫁ぎ先の山口へ行きます.
体力的に片道切符だろうということで,兄弟全員に連絡して皆に帰ってきてもらいました.
祖父が入院していたので全員はそろいませんでしたが,兄弟5人と母と伯母とで夜は祖母を囲んで鍋をしました.色々してあげられるのももうないのかと思うと残念です.

今年おさづけの理をいただいた兄弟がまだ誰にも取り次がせてもらっていなかったので,祖母を第一号にと家族ですすめ,伯母に取次ぎ方を教わりながらおこなっていました.母は感動して涙していました.彼は父の親友の兄の息子なのですが,5歳のときに引き取ってずっと一緒に暮らしていたので,兄弟同然なのです.私も人から兄弟何人と聞かれると必ず5人と答えています.母としては他の子と違いのなきよう一生懸命育ててきた思いもあるでしょうから,さぞかし嬉しかったのでしょう.出直した父も喜んでいると思います.あと,末弟がまだおさづけを授かっていませんので,早めにとってもらって一度でも祖父母に取り次いでもらえたらと思います.

祖父の入院

2005年12月10日 | 家族
昨晩祖父が入院しました.心不全と胸水(肺に水が溜まること)だと思います.祖母に続き祖父まで入院してしまいました.しかし,ちょうど娘(私のおば)が来ているときでよかったと思います.
祖父は頑固なので昨日も入院するように言われたのに,13日に祖母と一緒に娘の実家(山口)へいく予定だったので,そちらで治療するといって帰ってきてしまったのですが,やはり体調が優れず夜に緊急入院させたのです.おばさんがいなかったらなかなか言うことを聞かないで大変だったと思います.入院させたら案の定,治療しないといつ死んでもおかしくない状態でした.治療してからでないと山口にいくのは無理と言われ,とりあえず祖母だけ先に13日に行くことになりました.祖父は治療が順調にいけば26日のおぢばがえりの折に行くことになります.
入院費も9日にちょうど私のボーナスが入ったのでなんとかなりそうです.何かと大変で忙しいですが,神様がいいようにしてくださるなぁと思いました.

明日は祖母が退院です.おそらく祖母は片道切符なので,明日はゆっくりみてあげようと思います.

祖母の入院

2005年12月06日 | 家族
3日土曜に,祖母が入院しました.
老化で腰が痛くなって入院したいというので,入院の手続きをとりました.
経済的な面でかなり不安がありましたが,家で見ることも難しい状況でしたので入院してもらいました.

しばらく,うちも大変な日々が続きそうですが,喜んで通らせてもらうことを忘れないようにしようと思います.

今晩から山口へ嫁にいったおばさんが見舞いに来てくれて1週間ほど滞在してくれるそうです.娘が来てくれれば祖母も心強いことでしょう.

上司の出直し

2005年12月03日 | お道
昨日職場の上司が出直されました.
まだ50代前半だったと思うのですが,死因は肝臓ガンだったと思います.
以前にも手術や治療のために仕事を休んでいたことがありました.今回も3週間ほど仕事を休んでいました.入院しているのかどうかもわからなかったのですが,ある日出勤して聞いた話が,「亡くなられたそうです」という言葉だったので,思わず「えっ!?」と驚きの声をあげてしまいました.残念に思いました.直接の上司ではありませんがすごくいい方でしたし,心理にも理解のある方でデイケアで私にいろいろ自由にやらせてくれました.バイクの好きな方で,今度ツーリングでも行きましょうという話が出たこともありました.昔のツーリングのアルバムや自分の修理したバイクを得意気に見せてくれたこともありました.

おたすけができなかったこと,とても悔やみました.こんなブログを掲げていますが,自分は職場の上司に声をかけることさえできなかったのです.言い出す機会がなかったというのは言い訳にしかすぎません.いいタイミングがないなーと思いつつ,その機会を永遠に失ってしまいました.おさづけというすばらしい理を授かっているのに,それを人のために使えなかったことをとても情けなく思いました.

苦しんでいる人がいたら,一言,「私は天理教を信仰しているのですが,よかったら神様にお願いさせてもらえませんか」と言える人間でありたいと心から思いました.

先ほど通夜に参列させていただきましたがとてもいい顔をしていました.苦しまずに息を引き取ってくださった親神様のご守護に感謝しました...

師走

2005年12月01日 | Weblog
いよいよ12月になりました.
このひと月は皆さん忙しいことでしょう.
私も忙しいひと月になりそうです.

だんだん寒くなってきましたね.
夜はかなり冷えます.
今年は灯油価格が高騰していますし,うちの経済状況はかなり厳しいので,まだ暖房器具なしで頑張っています.
祖父母はどうしても寒さには弱く,一日中温かいところにいる状態なので,自分達若い衆は節約しております.
一応12月解禁を目処にしていたのですが,まだいけるかなという感じがしています.しかし今年は風邪をひいてうっかり新型のインフルエンザにでもかかると死んでしまいますのであまり無理をするのも禁物かなとも思います.寒さをしのげる家があるだけありがたいという気持ちは忘れず,健康にも気を配って暖房を入れるタイミングを計ろうと思います.