お道と臨床と~心づくりの処方箋~

天理教と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.

臨床心理士になるために (その2)

2005年11月22日 | 臨床心理士
約1年ぶりですが書きます.

大学時代ろくに勉強をしなかったもので基礎的な知識が欠けていました.それでも受験校の1つが新設で,大学院受験にしては奇跡的といっていいと思うのですが,全問選択問題だったことが功を奏し,一次試験を突破しました.

ところが大学院受験時に提出した研究計画書がそれはひどいものでして,トランスパーソナル心理学についての研究をしたいと書いたものの具体的なことを考えていなかったため,面接ではしどろもどろとなったわけです.それでも基督教のバックグラウンドのある大学だったので宗教には理解があると思い,自身が天理教を信仰して人救けとなることをしたいことや卒論が学会で発表予定であることなどをアピールし,なんとか合格させてもらいました.

入学後,ゼミの先生に「自分はなぜ合格したのか?」と問うと,「私は採るつもりはなかったのだが,共同面接者の教授に彼は育てれば伸びるから君が面倒みなさいと言われてとったんだ」と先生は答えました.

きっと私を放っておいたら,きちんと勉強するかわからないから,きっちり勉強せざるを得ない環境に置いて学ばせてやろうと神様が合格させてくれたのだと思いました.

大学院入学後については,またの機会に話します.

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