春へのイエローアクセル

　私の地域では、今年の冬はどこに行ったのやらという感じでした。先日言い訳のように、初雪がちらちらしましたが、正月から元気な黄色が、春を引っ張り出そうと一生懸命でした。そして、動き出したらどんどんアクセルをかけていきました。

１．正月頃
　いつもより早く、ロウバイやスイセンが咲きだしました。

＜油断するな＞



裏切りの
青空だから
浮かれすぎ
あったかいからと
冬忘れるな

正月そうそうにいい天気で、15℃を越えることがありましたね。 浮き浮き気分になるところを、ラッパが低音をならして引き締めています。

＜愛し尽くせば＞



蠟なれど
愛しつくせば
血が通い
木枯らし哀れと
通い路さける

ロウバイ　中のピンクの文様をまじまじと見てしまいました。こんなのあった？ 種類によってはあるとネットで確認し　安心。

＜思惑外れ＞



おかしいな
いつもは雪に
沈むのに
燃えるエッジの
狙い外れる

プリムラ、いつも雪の中の写真を撮っています。
くっきりさせようと赤のエッジを付けたのに、空振りです。



２．1月下旬頃
　好天続きでした。

＜引っ張らずとも春動く＞



おかしいな
簡単に春
動き出す
並んで引っ張る
必要はなし

いつものように、パンジーが並んで引っ張ろうとしましたが、ちょっと引っ張っただけで　春は転がってきます。

＜遠い夏＞



陽光に
慌てて咲いて
みたけれど
朋は何処に
暖冬恨む

ヒペリカム。夏の花なのにこんな時期に咲くとは。

＜黄色の蓄熱器＞



明日雪が
降っても私が
溶かしましょう
今日の日差しを
蓄えたから

黄色のバラ　美しく咲いています。


３．最近

　ちょっとだけ言い訳のよおうに雪がちらつきましたが、また好天が続きます。降ってもそれほど冷たくない、優しい雨です。

＜春への驀進＞



足元から
黄色のヒーター
伸びてきて
春への驀進
止めるものなし

足元がどんどん　春になってきました。

＜太陽を応援＞



見上げれば
黄色が枝に
あふれ出て
空の太陽
明るく染める

アカシア、これも1か月早いかな。咲き始めました。