最近 焦点距離300㎜までのズームレンズを購入しました。それを用いて名古屋市緑区の近くの池に飛んできた野鳥を撮っています。
撮った写真を並べてみると、最近のウクライナの状況になぞらえることができる情景が浮かんできました。
以下に写真と五行詩で、物語をつづります。
1.騒動の始まり
戸笠の池の水鳥はカルガモが多数派ですが、少数派のオオバン、そしてホシハジロもぽつぽつといます。以下のの写真では、右下に黒いオオバンが2羽、左上にカルガモが4羽います。

その池の浅瀬に、他の大きな池からオオバンが飛来してきました。この池のオオバンがいじめられているのではと、カルガモにいちゃもんをつけています。
そのオオバンは小さいが、眼が黒の頭に溶け込んでいて表情が読みにくい。あたかもブラックボス、ドスが効いている。水の中の足がなんかたくましい。〇―チンさんに似ているような・・
それに対してカルガモは、抑圧はいやだと後ろを振り返りながら、離れていこうとしています。
そして、事件勃発。ブラックボスの精鋭機動部隊、カワウが襲来し、殺生をはでにはじめました。
2.騒動への対応
騒動の余波は、まわりに広がっていきます。
対抗して立ち上がるもの、隠れるもの、現実逃避のもの、無力な野次馬たち・・・
ホシハジロは立ち上がりました。
マガモは岸辺の低木に隠れます。
現実逃避する鳥もいます。
安全だと思っているところから騒ぐ鳥、心配だけれども何もできずに見ているだけの鳥たちもいます。岸の枯れ枝のスズメたちもそうです。。
3.騒動の進展
ブラックボスたちの攻勢はいよいよ強まっていきました。
池には立ち枯れた大木があり、その折れた枝が蔓でブラブラとぶら下がっています。

それが切れて池に落ちると、彗星の衝突、そしてチェルノブイリの爆発のように、池に津波を起こし、空中に飛散物をばらまきます。そのためその木には近づかないのが暗黙のルールだったのですが、ブラックボスたちはやりました。ぶら下がっている枝を揺らして、落とそうとするかのようです。
アオサギが水面を覗いています。この騒動のとばっちりを食っても飛んで逃げることができない人間を憐れんでいるのでしょう。
4.結末は?
この混乱を招いた張本人が、水面を進んでいます。彼の行く手は進むほど混乱が生じます。
水辺の王様のカンムリヅルに仲裁をお願いしようと思いました。アフリカに呼びに行けないので、ヤマザキマザック美術館にいる、スクラップでできたカンムリヅルにお願いしようと会いに行きました。でも冠が切りくずのチリチリで、威厳がなくとても仲裁役は勤まりません。
さあどうなっていくのでしょう。
撮った写真を並べてみると、最近のウクライナの状況になぞらえることができる情景が浮かんできました。
以下に写真と五行詩で、物語をつづります。
1.騒動の始まり
戸笠の池の水鳥はカルガモが多数派ですが、少数派のオオバン、そしてホシハジロもぽつぽつといます。以下のの写真では、右下に黒いオオバンが2羽、左上にカルガモが4羽います。

その池の浅瀬に、他の大きな池からオオバンが飛来してきました。この池のオオバンがいじめられているのではと、カルガモにいちゃもんをつけています。
そのオオバンは小さいが、眼が黒の頭に溶け込んでいて表情が読みにくい。あたかもブラックボス、ドスが効いている。水の中の足がなんかたくましい。〇―チンさんに似ているような・・
<ブラックボスに敬意を払え>

ちっこい眼が
睨んでいるのが
わからぬか
俺の存在
もっと意識せよ

ちっこい眼が
睨んでいるのが
わからぬか
俺の存在
もっと意識せよ
それに対してカルガモは、抑圧はいやだと後ろを振り返りながら、離れていこうとしています。
<自立認めて>

さようなら
貴方の側は
息苦しい
私の自立
認めてほしい

さようなら
貴方の側は
息苦しい
私の自立
認めてほしい
そして、事件勃発。ブラックボスの精鋭機動部隊、カワウが襲来し、殺生をはでにはじめました。
<恫喝>

衆目が
集まる中で
殺生を
どんなもんだと
見せびらかした

衆目が
集まる中で
殺生を
どんなもんだと
見せびらかした
2.騒動への対応
騒動の余波は、まわりに広がっていきます。
対抗して立ち上がるもの、隠れるもの、現実逃避のもの、無力な野次馬たち・・・
ホシハジロは立ち上がりました。
<理不尽を許すな>

理不尽を
我慢はできず
立ちあがれ
それが我らの
正義の道だ

理不尽を
我慢はできず
立ちあがれ
それが我らの
正義の道だ
マガモは岸辺の低木に隠れます。
<弱きものは・・・>

弱きもの
息を潜めて
隠れよう
でもいつになれば
これが終わるの

弱きもの
息を潜めて
隠れよう
でもいつになれば
これが終わるの
現実逃避する鳥もいます。
<見たくない>

見たくない
頭を水に
突っ込んだ
現実逃避も
心は晴れず

見たくない
頭を水に
突っ込んだ
現実逃避も
心は晴れず
安全だと思っているところから騒ぐ鳥、心配だけれども何もできずに見ているだけの鳥たちもいます。岸の枯れ枝のスズメたちもそうです。。
<別世界で騒いでいるだけの鳥>

賑やかに
騒いでいるが
存在は
ゼロに過ぎない
無力を嘆く

賑やかに
騒いでいるが
存在は
ゼロに過ぎない
無力を嘆く
3.騒動の進展
ブラックボスたちの攻勢はいよいよ強まっていきました。
池には立ち枯れた大木があり、その折れた枝が蔓でブラブラとぶら下がっています。

それが切れて池に落ちると、彗星の衝突、そしてチェルノブイリの爆発のように、池に津波を起こし、空中に飛散物をばらまきます。そのためその木には近づかないのが暗黙のルールだったのですが、ブラックボスたちはやりました。ぶら下がっている枝を揺らして、落とそうとするかのようです。
<大変だ>

大変だ
大変だあーっと
大騒ぎ
当たり前です
空を汚すな

大変だ
大変だあーっと
大騒ぎ
当たり前です
空を汚すな
アオサギが水面を覗いています。この騒動のとばっちりを食っても飛んで逃げることができない人間を憐れんでいるのでしょう。
<水鏡に写るもの>

覗き込む
水鏡から
羽根持たず
飛べない人の
切なさ思う

覗き込む
水鏡から
羽根持たず
飛べない人の
切なさ思う
4.結末は?
この混乱を招いた張本人が、水面を進んでいます。彼の行く手は進むほど混乱が生じます。
<今後はどうなる?>

進むほど
世界がねじれ
訳わかめ
たどり着けるか
平穏な海

進むほど
世界がねじれ
訳わかめ
たどり着けるか
平穏な海
水辺の王様のカンムリヅルに仲裁をお願いしようと思いました。アフリカに呼びに行けないので、ヤマザキマザック美術館にいる、スクラップでできたカンムリヅルにお願いしようと会いに行きました。でも冠が切りくずのチリチリで、威厳がなくとても仲裁役は勤まりません。
<勤まらぬ仲裁役>

仲裁を
やってもいいけど
チリチリの
この頭では
威厳が足らず

仲裁を
やってもいいけど
チリチリの
この頭では
威厳が足らず
さあどうなっていくのでしょう。