てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

野鳥たちの独り言

2022-03-16 22:47:13 | 日記
 先日、このシーズンにいる私の近くの池(名古屋市緑区内)の水鳥の記事を書きましたが、野鳥たちも撮影してみました。
 水鳥の時のように全体ストーリーを作ってみようかと考えていましたが、時期外れになりそうなので、それぞれの鳥の独り言として、2回に分けて掲載します。
 まずは、ツグミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、そしてメジロ。

1.ツグミ
 ツグミは渡り鳥で日本や中国に秋にきて越冬しますが、春になるとシベリアへと戻り、繁殖します。

 するはずです、でも・・・・

<ツグミの心配>



人々には
飛べない空が
出来たけど
鳥は飛んでも
いいよね多分



 ウクライナの戦争のため、ロシアの上空は多くの国が飛べなくなりました。
日本からシベリアに戻る予定のツグミが戻れるかしらと心配しています。

 こちらのツグミも、故郷はどうなっているかと思案中。




 でも、ともかくは渡りの準備。それは体力。

<渡りの準備>



ぴょんぴょんと
餌を探して
すぐ食べる
体力つけなきゃ
海渡れない




2.ハクセキレイ
 この野鳥は留鳥(一年中そこにいる鳥)、もしくは漂鳥(短距離移動、例えば夏は山で冬は人里)となっています。私のところでは冬はいないので漂鳥でしょう。
 ツグミがシベリアに帰るにあたって忠告をするつもりのようです。

<白黒どっち>



国境を
越えれば白黒
入れ替わる
眼を瞑るのか
口閉じるのか


情報統制している国は恐ろしいですね。
かつての日本もそうだったのでしょうね。
写真は上下ひっくり返しました。



3.ヒヨドリ
 この鳥も留鳥もしくは漂鳥扱い、今ここには群れがいるから、漂鳥として動いているのでしょうね。
 わりと大型で賑やかです。この鳥が木の実や花の蜜を吸いに来ると、小さな小鳥が逃げます。
 この近辺では、今どこへいっても見かけます。まるで監視されているみたい。

<樹上の監視者>



鳥たちは
世界の情報
糾合し
各地の人の
対応見定む


鳥はシベリアだってひとっ飛び。
口コミによって鳥全体で世界の情報管理をしています。
そして人類が地球の支配者としてふさわしいか、見つめているのかもしれません。

見ていると、この鳥は大食漢です。
サザンカの蜜を吸おうとやってきましたが、もう花は枯れそうになっていました。

<次のレストランはどこ?>



サザンカの
シーズンはおわり
これからは
春の楽しみ
堪能しよう


 このヒヨドリは、赤い実を咥えて得意そうです。





4.メジロ
 梅そして桜が咲くと、メジロの季節。花の間を、緑と白の小鳥がするすると動き回ります。私のうちの赤梅にも来ました。

<花の中からの視線>



美しい
花の中から
刺す視線
ホモサピエンスは
危険な存在


 危害を加える存在ではないと評価したのか、いろんなポーズをしてくれました。






<花が咲いたら蜜を吸う>



去年より
空気がいっそう
重いけど
花が咲いたら
我 蜜を吸う


この可愛い存在に、ほっとします。

人間界は、去年より暗澹としたことばかり。
でも気にせず 自然はいつもの時間を進めてください。

コメント (6)
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