それぞれの思いの行方『君は運命より甘く』

本日はコミックスで

みろくことこさん『君は運命より甘く』
　名門校経営者一族の末っ子である受様は兄である攻様が大好き。
　攻様を追いかけて同じ高校に入学する受様ですが、ともに過ごす
　時間が増えた事で、今まで見えなかった事が見えてきて・・・

既刊『運命は僕の隣』と同じ高校を舞台に
旧キャラを絡めつつ新カプでのお話になります

受様は学院の創設一族の本家三男で
ハワイで過ごす両親の代りをつとめる長兄も
一つ違いの次兄にも溺愛されています。

受様には春になる度差出人不明で
2人と血がつながらないという趣旨の手紙が届きますが
受様はとうに知っていた上で家族と言う絆を大切にしていました。

特に身近な次兄は何でもできる自慢の兄でした。
この次兄が今回の攻様になります

その高校は成績優秀者が生徒会役員をしていて
一年時の主席が強制的に生徒会長を務めるため

受様は攻様が生徒会長になると思っていたのですが
攻様は次席だった為生徒会長職に付けませんでした。

受様は攻様の彼の役にたつべく
積極的に生徒会の仕事をするつもりでいましたが
どうやら攻様は生徒会のしこどに積極的ではなく
受様が関わる事も良く思っていない様子。

しかも
学院内で同じ年の幼なじみと接している攻様は
本音と建前を使い分ける策士な男だったのです

そんな攻様に翻弄されつつも
生徒会の仕事を続ける受様ですが
受様に届いた件の手紙に
キレた攻様が独占欲を丸出しにするのです。

はたして攻様の真意とは

血がつながらない兄弟の恋物語なのですが
兄である攻様の本質と気持ちを
弟である受様が知ってしまった事から
2人の関係が変わってしまう展開になります。

大好きな兄達に相応しい「弟」になれるように
受様は頑張り続けるのですが

生徒会の手伝いを買って出たことで
家族として接していただけでは
判りえなかった攻様の言動と思いは
受様の言動冴えも縛っていくようになります。

血がつながらない2人が
どうやって恋人関係になるのかなって
軽ーい感じで読みはじめましたが

攻様の思惑と幼なじみの確執と
受様の葛藤がグルグルで
ホントにコレが予定の結末だったのかなと
ちょっと消化不良な感じでしたね

まぁ
みろくさんの初期の短編作品って
私的にはちょっと意味不明なオチって
お話も有りなので

作品的にはチャンとしまってるのかな
って思をなくもない・・・です(泣)

私的にはキャラがリンクしている
生徒会長の恋『運命は僕の隣』や
執事の恋『ご主人様とよくできた執事』くらい
ラブ中心な方がツボな良かったな
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