真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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新シリーズ開幕『ハミルティアの花庭~壊しの聖女と赤炎の王子~』

2009-09-18 | 読了本review
本日はビズログの新刊で

香月沙耶さん『ハミルティアの花庭~壊しの聖女と赤炎の王子~』
 王都の庭でのみ芽を出し、花開く瞬間に人の手が触れると至高の
 結晶となる富貴花。富貴花を咲かせる学校でトラブルばかり起こた
 セラフィナは見知らぬ青年が咲かせていた富貴花まで壊してい?!

王族の血を引く貴族にしか咲かすことの出来ない富貴花は
花開く瞬間に触れる事で結晶化し富貴華石になります。

男爵家の長子セラフィーナは年頃になり
王都の男爵家の庭で富貴花の世話に勤しみますが、
彼女は幼い頃から貴重なものほど
なぜか壊してしまう「壊しの手」を持っていた為、
他人の庭までも壊してしまい帰郷することに

しかし帰郷を控えた前夜、
眠れないままに庭に踏み出した結果、
見知らぬ青年が花開かせたばかりの富貴華石を
壊してしまいます

弁償を申し出た彼女に
育て主が要求したのは彼女自身

驚きながらも快諾するセラフィーナですが、
翌日彼女を迎えに来た馬車が向かった先は
なんと第二王子のすむ王宮の北翼。
昨夜彼女を欲したのは
粗暴と噂の第二王子だったのです

ビズログはまるっきりの新人さんの他に、
BL系の作家さんも多く書かれていて
新シリーズが出る度チェックが欠かせません

本作も香月さんの新シリーズです

世継ぎの兄王子と対立しているとの噂の第二王子ですが、
実態は兄と違った側面から王国の行く末を案じていて
古くから王国を支えている守護富貴華石絡みで
主人公を欲していたのです

ちょっと天然ぎみの主人公と
素直じゃない王子様の組合せはなかなか楽しく、
要の7個の守護富貴華石の内で今回解決したモノは2個。
まだまだ波乱に満ちた展開が待っていそうですよ

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