本日もコミックスです
腰乃さん『あっちとこっち』
煙草を所持していた罰として学校の花壇の世話をする事になった攻様。根がまじめな
攻様は花壇に落ちていた定期をきっかけにフェンス越し立つ会社に勤めるサラリーマン
の攻様と知り合いになります。何気ない接触を繰り返すうちに彼に恋心を抱くようになり…
フェンスを隔てて立つ高校と会社を通う年の差カプの恋物語になります
攻様は某高校に通う高校二年生ですが
夏休みを前にしたある日
校則違反の喫煙を見つかった事から
夏休みいっぱいのお勤めを課せられます
そのお勤めとは
校舎裏にある花壇の草むしりでしたが
そこは荒れ果てた草むら
でも根が真面目で世話好きな攻様は
雑草と格闘する事になり
隣接する会社とのフェンス越しに拾った
定期をきっかけに会社員の受様と知り合います。
受様はお昼休みをすごしにやってくるだけでも
攻様は受様との一時を楽しみにするようになります。
ところが偶然外で見かけた受様は
目があったにもかかわらずガン無視
ボー然とした攻様はそれをきっかけに
自分の恋コゴロに気づきます。
やったことのんかった花の手入れも
そこそこ上手くできたと思う。
あんたの世話も俺にさせてみませんか?
キャー
一回言われてみたいセリフですね。
はたしてこんな2人の恋の行方とは
雑誌掲載の本編はもちろんですが
2人のその後やその前、本編の隙間を描いた
描き下ろしの四コマが沢山収録されていて
とっても面白かったです
心も体も正直な攻様は
ガンガン押せ押せムードですが
いかんせん経験値がなくて
なかなか上手く前進できません
対して色々と悩んじゃう受様は
対人スキルがあるが故に
押されても引いちゃったり避けちゃったりで
これまた上手く距離を縮められずで
物理的にも精神的にも
2人を隔てるフェンスの存在が
要所要所で上手く活かされていて
2人ともどっちつかずじゃなくて
お互いに近付きたいのに近づけない悶々さが
すっごく萌える一作でした