空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

※講義用メモ※ 願ったとおりの人生を歩めなかった場合

2017-07-19 16:12:18 | Weblog
 皆がいくことになる学校なるもの、これは選別の場でもあって、時にはそのストレスがイヤ気な噴出をしたりもする。そういう件について含蓄深いお言葉:



 書いた人が書いた人なので、非常に重い言葉に思える。

 あと、この人のことを思い出すたび、何が人の幸せなのか、ということも考える。みるからにお笑い芸人の芸名をしているわけであり、もともとの本懐はバカ話をしたり、話芸でひとを笑わせる、娯楽を提供するところにあっただろう。しかし惨憺たる冤罪・汚名疑惑を着せられ、結果として跳ね返したものの…もう純粋なお笑い芸人としてのキャリアから外れてしまったわけだろう。

 彼の、経験しなくても何の問題もなかった経験は、類似の被害を予防し、被害にあった人を助ける、そんな役に立つことだろう。ただまあ、他人の幸福を増進するということでは、ただお笑いの道を進んでもいけたわけで。彼が社会に提供する・できる幸福の総量は、もしかこれによって増進したかもしれず、知識人的な立場からは「ウム、質もあがったのだ」といえるかもしれない。

 だが、やはり、あのような事故に遭うのは不幸なことであり、戦いを強いられたのはやはり不幸な・不利な条件であり、そのようなマイナス情報はできるだけ少ないほうが、ひとは幸せだよなあと思う。

 情報リテラシーの話題も生き方の選択の問題も、まあいろいろ考えさせられる論点山盛りで、彼を論じるのは非常に深い学習になりそうなんだが、発端のアレがアレすぎて…。

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