空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

えだのんコメント

2018-01-05 13:58:33 | Weblog
NHK 立民 枝野代表「多くの国民が望む改憲項目はない」 2018年1月4日 18時01分

立憲民主党の枝野代表は国会内で記者団に対し、安倍総理大臣が憲法改正に向けた議論の加速に意欲を示したことに関連して、現時点で多くの国民が改正を望んでいる項目はないという認識を示しました

 あえて直したいか、といわれたら、うーんまあそこまでではないかなーというのが”フツー”の感覚ではないか。

「国民のためにプラスになり、立憲主義をさらに強化し、国民の多くが望んでいる改正ならば積極的に対応したいが、現時点で、そうしたものがあるとは感じていない。安倍総理大臣の趣味ではないかと思う」と述べました

 なので、「国民のためにプラスに」なるようなビジョンを示されたら賛成するかも。と言う程度ではないか。

現時点で、そうしたものがあるとは感じていない」。この発言で以て、かれは”結婚は男女間に限る”(ゲイカップルやレズカップルに結婚の権利はない)という現状を変える必要はない、なにしろ国民の大多数はそう考えているだろうから―というビジョンを示したことになるわけだ。うんまあそんな感じじゃないだろうか、多数決を取れば。結婚と同等の権利を認めればそれで済む、とか。

『憲法は国民が権力を縛るためのルールだ』という根本的な理解が一致しなければ、まっとうな議論にはならない」、この点については、上述の如く、結婚を(自然な性のうえでの)男女間に限るという問題を規定している文章もあることで、さらにものを考える必要があろう。こうした微細な権力をも規制するということは、個々の国民をも縛るものであることを指し示すのであり、高校生で学ぶ内容で言えば「社会契約」なのだ、あれは。

 だから、国民(市民)とは別個に権力があり、国民(市民)がそうした権力を縛るという だ け の世界観で話されても、なんだその、困る。

国民投票法について「宣伝や広告に規制がなく、今のままで国民投票を行った場合の弊害は相当、深刻なものが指摘されている」と述べ、改正案の提出も視野に入れて検討していく」とのこと。「表現の自由」「思想の自由」との関係も重々お考えください。

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