Garowe Online Hizbul Islam in 'talks' with Somali TFG Jun 20, 2010 - 3:41:25 PM
Garowe Onlineが伝える―ソマリア暫定政府,漁業・海洋資源相(副首相)Abdirahman Hajji Aden Ibbiがいうには,過去数週間にわたって暫定政府はSheikh Hassan Dahir Aweys率いるHizbul Islamと和平交渉を行っている。
「交渉は色よく進展している。我々はHizbul Islamとの交渉が妥結することに,大いに楽観的である。というのも,彼らはアルカイダとの関係を持っていないから」とAden Ibbiは報道陣にむかっていう。
「Hizbul Islamはソマリア独立50周年記念日以前に,その支配地域を引き渡すと約束した。ソマリア国旗はこれらの地域ではためくだろう。同団体は我らが国家の尊厳には反しないからだ」。
Aweysからの声明はなく,誰が交渉を進めているのか,Hizbul Islam側の代表者は誰かは一切不明。Aweysは,しかし,先日のベレトウェイン喪失以来,孤独を深めている様子。Hizbul Islam要員のうち幾人かは交渉の席を離脱したともいう。
で,渦中のAweys先生は:
Garowe Online Somalia: Aweys defends decision to abandon central town Jun 20, 2010 - 7:52:07 AM
ベレトウェインからの撤退は無辜の市民の血を流さないためと弁護する。なお,さらに中Shabelle県のHizbul Islam要員の幾人かが,Aweys一派への忠誠を捨てて配下とともにアルシャバブに合流。
Aweys先生は「アルシャバブは,その得るべき以上のものを要求している。我々は警告するが,そのようなことは兄弟に対して適切なふるまいではない」。
―Aweysには打つ手の幅が,非常に狭くなってきているようです…。流石の私も素で「なにやっとんじゃ」と口走りました。もし本当にHizbul Islamが(実際上,残存したHizbul IslamはAweys派くらいではとさえ思えますが)暫定政府と手打ちしかけているのなら…
2年前,3年前になんでしなかったのさ。
所謂「無辜の市民」の血を余計に流し,若者(とゆーか少年)を戦闘に駆り立てることで諸種の教育・訓練の機会を奪って将来の国富を危うくし―外国勢力(AMISOM)を排除するためと称して外国勢力(アルカイダ)を跋扈させた,その政治的責任は大なるものがあろう。
Garowe Onlineが伝える―ソマリア暫定政府,漁業・海洋資源相(副首相)Abdirahman Hajji Aden Ibbiがいうには,過去数週間にわたって暫定政府はSheikh Hassan Dahir Aweys率いるHizbul Islamと和平交渉を行っている。
「交渉は色よく進展している。我々はHizbul Islamとの交渉が妥結することに,大いに楽観的である。というのも,彼らはアルカイダとの関係を持っていないから」とAden Ibbiは報道陣にむかっていう。
「Hizbul Islamはソマリア独立50周年記念日以前に,その支配地域を引き渡すと約束した。ソマリア国旗はこれらの地域ではためくだろう。同団体は我らが国家の尊厳には反しないからだ」。
Aweysからの声明はなく,誰が交渉を進めているのか,Hizbul Islam側の代表者は誰かは一切不明。Aweysは,しかし,先日のベレトウェイン喪失以来,孤独を深めている様子。Hizbul Islam要員のうち幾人かは交渉の席を離脱したともいう。
で,渦中のAweys先生は:
Garowe Online Somalia: Aweys defends decision to abandon central town Jun 20, 2010 - 7:52:07 AM
ベレトウェインからの撤退は無辜の市民の血を流さないためと弁護する。なお,さらに中Shabelle県のHizbul Islam要員の幾人かが,Aweys一派への忠誠を捨てて配下とともにアルシャバブに合流。
Aweys先生は「アルシャバブは,その得るべき以上のものを要求している。我々は警告するが,そのようなことは兄弟に対して適切なふるまいではない」。
―Aweysには打つ手の幅が,非常に狭くなってきているようです…。流石の私も素で「なにやっとんじゃ」と口走りました。もし本当にHizbul Islamが(実際上,残存したHizbul IslamはAweys派くらいではとさえ思えますが)暫定政府と手打ちしかけているのなら…
2年前,3年前になんでしなかったのさ。
所謂「無辜の市民」の血を余計に流し,若者(とゆーか少年)を戦闘に駆り立てることで諸種の教育・訓練の機会を奪って将来の国富を危うくし―外国勢力(AMISOM)を排除するためと称して外国勢力(アルカイダ)を跋扈させた,その政治的責任は大なるものがあろう。
無論、交渉が事実なら、の話になりますが。
妥協しようとしたら多数を占める継戦派がアウェイスを見捨ててアルシャバブに提携した、って話じゃないかと……
暫定政府との妥協がヒズブル・イスラム一般に受け入れられる概念なら、このタイミングでの大量離反はない気がします。
数年前に和平を探ったなら探ったで、ジブチ派の一人扱いになってその時点で少数派に転落してたんじゃないでしょうか。
ことの大本は,私としてはKismayo支配権にまでさかのぼるかと思いますが。
アレで大口収入源と武器流入の大口出入り口をアルシャバブに握られて,十分な補給を得て十全の戦闘をしようと思えばアルシャバブと提携せざるを得なくなった―
―Turkiらが鞍替えしたのは,その辺の事情も背景にあったんではないかなーと思うのです。
Ibbi氏が「国家の尊厳」を口にしますが,それはキーワードではないかなーと思います。
いつのまにか「青年団」が国際的反米組織連合の一翼を担うようなモノになりはててしまったことを念頭においてるんではないかな,と。
…だって,いくらなんでも,オガデン解放戦線をエチオピアの狗扱いはないですよ…。