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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

同和問題のメモ

2019-11-02 22:25:53 | ノート




 ということで、犯罪は単に犯罪として裁けるようであるとよいなあという話かと。



 差別心が我々の心の中にあるものなら、まあいまさら差別でもねーべ?というのが一般常識になっちゃった世代が育っているなら、ならば惹起は、少なくともこうした世代には起きない。

 私は東北人だから(とざっくり言っておこう)、被差別・特殊をどう差別していいか、そもそもわからないのだ。
 西のほう、関東等々でも同様の感覚の若い世代が育ってやしないか。そんな人びとが堂々と発言し、行動できる(というか、もはや差別の仕方もしらんようなひとたちが自然に行動できる)ようであるなら、結構なことではないか。



 じゃけん、単に犯罪は犯罪として裁きましょうねーという話なのである。



 権力の二次的利用は禁忌とされると、そーゆー常識的な話なのである。



 …理論武装としてはあまりに旧来的で、捨て去るには惜しいほどには効力があるのよねえ。それは解るんだ。





 まあ、まだ「生き血」が流れるような話題である地域もあるんだろう、とはまあ想像できはする。




 …むこうではまだまだ生々しい話なのだとは、まあ、知識ではわかるんだ。
 しかし私にとっては、「あwwwもう年号、何回変わったと思ってンすかwwwいまさら差別なんて、やりかた知ってるヤツのほうが少数派じゃねぇっすかwww」みたいな感覚ではあってなあ。「お前は差別問題を知らないから!」とか言われそうだが、いやあ、勉強した上で、「あーこれ、うちら(ざっくり東北)には関係ないわ」と確信したわけではあってなあ…。

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5 コメント

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Unknown (ftb)
2019-11-03 06:46:01
私も関西のいくつかの町に住んだことがあり、町単位で意識は大分違うようだ。関西でもほとんどの地域は、差別がないか、昭和になくなっている(昔はあったよという話を体験者から聞けるレベル)印象。しかしある町ではリアルに同和問題を恐れている。ある町に住んでいた時の知り合いは、別に普段は差別的な事は言わないし、政治的な事、職場批判的なことさえほとんど言わない人だが、に対する差別的なこと、自身が「の人」から受けた恐怖の体験談をさらりと言った事がかなり印象に残っている。
多分この問題を利用している、あるいこの問題に振り回されている人は少数で、問題をタブー化せず、客観的に分析すれば、案外簡単に解決しそうな感じは受ける。
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Unknown ()
2019-11-03 12:02:49
なくなりはしないし、ある差別AがなくなってもA'とかBとかCとかに移行するくらいなものだ、というのも人間性というものという気も多分にしますけども。『異人論』的に。
できるだけタブー少なく、差別少なく出来るといいですよねえ。
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Unknown ()
2019-11-03 12:05:18
さらっと出される差別意識とか、面白い観察点ではあり。
私に見合い話を持ってきた職場の同僚(はるか年長)は「で、〇〇先生、ちゃんとした日本人ですよね」とかなんとか言ってきたことがあった。
どういうことだ、こちとら先祖代々、由緒正しい馬の骨だ、と言い放ってやったけど。
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Unknown ()
2019-11-03 12:08:54
つまり「旧植民地人や戦後流入した人々の家系じゃないよな?」と言ってきたわけなのだ。
しかし国籍を日本に編入したなら、それはちゃんとした日本国民であるわけなのだ。

...己と己の先祖に誇りをもつことと他者への差別心との境目は、まあ大変微妙なものだなあとも思ったことでありました。
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Unknown ()
2019-11-03 12:10:49
…しかしまあ、自分の妹とその娘(姪)の生活保護を申し込みに来たその足で(「面倒みてやってくれたまえよォ」と言い放った)他人を先祖もろとも侮辱する用意をしようというのは、まあスゴイ感性ではあるなあとも。
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