先行研究調査（メモ）

　次の発表のための調査をしていたら、たまたまチェックするはめになったものが出てきた。
　元弟子の書いたものだが、だからね、基礎を―辞書や文法書をしっかと確認することを怠ってはならぬのだよ…。

　ともあれ、私が既に発表した論題について原稿を用意するとのことで。
　いやあ、師匠が扱った論題を扱おうとは、これは「親殺し」テーマというものだ。この観点からはなかなか面白いじゃないか。

　…面白いことになっちゃうかもしれず、書いちゃおうか、僕も。

　…しかし何だな、日本語の癖が某老害氏のままだな。関係は切れたと思ったら―某組織には出入り禁止になったと聞いたが―個人的にはまだ通じていたものか。
　もちろん、元弟子が私から離反して既に4年ほど。論文水準の日本語が書けるようになったと考えるのも可能だが、ならば急速な水準の向上があったことになる。となれば、学術的分析の水準も相応に上がっていていいはずとは思われるのだが。