車椅子父さん別館 ほのぼの子育て日記≪チームくまさん≫

車椅子父さん別館 くまさんチームのほのぼの子育て日記

僕たちは世界を変えることができない

2011-09-29 18:23:25 | みんみん



今まで生きてきた価値観を180度ひっくり返されるような、そんな素晴らしい映画でした。

上映中、何度も何度も、涙がボタボタと流れ落ちました。
子供は一人もいなかったそのシアターで、沢山の大人たちが泣いていました。

本当に素晴らしい映画なので、ぜひ沢山の人に観て欲しいです!!!




医大生コータ。
志望校にも合格したし、満ち足りた生活を送っているはずなのに、何かが足りない。

そんなある日、
「あなたの150万円の寄付で、カンボジアに屋根のある小学校が建ちます」
というパンフレットを目にします。
その日から、平凡だったはずのコータの人生が大きく変わりだす・・・。




実話ベースに作られた映画だけに、全てがリアルで、
まるで自分が主人公のコータと一緒に世界を見ているような気がしました。


単なる綺麗ごとでは済まされないボランティアの難しい問題に、
イヤという程、直面するコータ。


「ボランティアなんて、結局、自己満足じゃないのか」
「世界には他にも苦しんでいる人がいるのに、何故そもそもカンボジアなのか」
「ボランティアは偽善じゃないのか」

そんな問題に何度もぶち当たり、涙を流し、おのれの器の小ささを痛感させられます。



実際にカンボジア現地へ飛んだ彼らが目にしたものは、
HIVの蔓延、ポルポト政権による虐殺の爪あと、いまだに地雷源に住み続ける人々でした。

でも、そこで出会った人々は本当に純粋で、
コータ達のほんのささやかな優しさに対して

「生きる希望をありがとう」

と屈託のない、輝く笑顔で返してくれる・・・。




よく「ボランティアは偽善か」という議論がなされることがありますが、
偽善かどうかという事より、そもそも、

「自分がもし、たった一人でも誰かを笑顔にすることができたら、
その喜びは、自分一人だけの為の幸せよりはるかに大きいものだ」

という事に尽きるのではないかと思います。

例え世界を変えることはできなかったとしても。




この映画では、マザーテレサの

「わたしたちのすることは
 大海のたった一滴の水に
 すぎないかもしれません。

 でも
 その一滴の水があつまって
 大海となるのです」

という有名な言葉が引用されています。



震災後も、自然の猛威の破壊力、あまりに多くの苦しみを目の当たりにして、
自分ひとりに一体何ができるのだろう、と悩んだ時もありました。


でも、この映画でコータが実感したように、私達は一人じゃない。

たった一人ではできないことも、
仲間がいれば、できることもある。





何度もくじけそうになり、諦めそうになった。

それでも歩き続け、
そしてかけがえのない大切な物を手に入れた主人公に、とても共感します



この地球で、今この自分という存在で生きていることは
本当に素晴らしい経験だ、と
生きる勇気を沢山いただける映画でした

秋の花

2011-09-29 05:41:38 | みんみん
季節が過ぎ去るのは早いもので、もう9月の末。

空の青さと、朝晩の空気の清清しさに、秋の訪れを感じます
だ~い好きな季節


夏に元気一杯咲いていた日日草、ペチュニア、インパチエンス等がひと段落したので、
秋のお花に植え替えました♪

秋のお花の代表といえば、なんと言ってもコスモス。
秋の桜と書いてコスモスと読むなんて、風流な漢字を当てはめたものだな~と思います。














片翼だけになった天使のプランターに咲いている、薄紫の小花。





この時期になって一気に開花を始めた琉球朝顔。



西洋朝顔系統は、開花時期が遅く、春に苗を植えても8月末からようやく開花が見られます。

とってものんびり屋さんの朝顔ですが、
ハッとする深い青紫の花を、直径8センチ程の大輪で咲かせ、午後まで咲いています♪





これも西洋朝顔。その名も「ヘブンリーブルー」

直訳すると、「天国の青」
天国の空がこんなに美しい水色だったら・・・なんて思うだけで思わず嬉しくなっちゃいます♪

梅雨前にちっちゃな赤ちゃん苗から育て始めて、
始めて咲いた一輪の美しさと言ったら・・・!!

特別なプレゼントをいただいたように感激しました





春からずっと元気一杯咲き続けているベゴニア。
太陽の光を浴びながら、上へ上へと、いまだにスクスク成長し続けています
素晴らしいですね。



聖歌に「ごらんよ空の鳥」という歌があるんです。


「ごらんよ 空の鳥 野の白百合を 蒔きもせず 紡ぎもせずに 安らかに生きる・・・・・」


空の鳥を見てごらん、野の花を見てごらん、
蒔きもせず、紡ぐこともしないけれど、ただそこにあるだけで、かけがえもなく尊い命なんだよ。

どんな小さな命にさえ、神様の愛が降り注がれているよ。


・・・という意味の歌詞で、実は聖歌の中で一番好きな歌でした。


花も鳥も、小さな命も一生懸命生きていて、
ただそこにいるだけで、そばにいる人の心を癒してくれますね~


「ほら、見て見て、愛はそこに一杯あるよ!!
気付いて気付いて、世界は愛で一杯だよ。

た~くさんの人が、君を応援しているよ!!」

無私なる愛の風に吹かれて、花たちの囁き声が聞こえたような気がしました


毎朝咲いてくれる沢山のお花たち、
今日も笑顔をありがとう



最後に・・・。




ケージの中にいるハグちゃん(笑)

「俺は無実だーーー!!!」という声を、聞いた人がいるとかいないとか(笑)

風邪ひきカンちゃんの特殊能力

2011-09-26 05:29:20 | みんみん
台風15号以来、体調を崩して、気管支炎で咳が止まらなくなってしまったカンちゃん。

この三連休も、どこにも出かけられなかったのでした。
気管支炎といっても、薬を飲んで安静にしているしか、治す方法は無いのですが・・・。

本人は至って元気なので、暇で暇で仕方なかったみたい(笑)



本を読む→しぶしぶ勉強をする→レンタルしてきたDVDを観る→本を読む→
ハグちゃんと遊ぶ→レンタルしてきたDVDを観る→本を読む→しぶしぶ勉強をする
→テレビを見る


「あぁ~~っヒマだよ~~

と叫んでました(笑)



そしてカンちゃんは、ヒマを持て余すあまり、
色んな事を思いついてしまったのでした。。。


色んなことその①

咳が出そうになった瞬間、奇跡的に咳を止める方法♪

咳が出ちゃう!と思った瞬間、鼻と口を押さえる



色んなことその②

悲しくもないのに、涙を流す方法♪

無理やりあくびをして、顔を横に傾けると、涙が流れてくる



「(そんなの誰でも知ってると思ったけど、私は大人なので口に出さない)
 わぁ~~っカンちゃんすごいねっ!!面白いこと思いつくね!!」

と私が絶賛すると、カンちゃん大喜び♪


「実はねママ、私もっとすごいことができるの。
今まで誰にも言ったことなかったんだよ。

私、耳を動かすことができるの~~~


「へっ??(; ̄Д ̄)」


「ほら見て見て~~♪」


と言うので見てみると、本当にカンちゃんは、自分の意思で耳を前に傾けたりできるではありませんか!
わずか5mmくらいだけど。。。

思わず我が目を疑いました。


「私ね、ものすごく集中して人の話を聞かなきゃいけない時とか、授業中、先生が大事な事を話してる時とか、
耳を本当に、前に
傾けて聞いてるんだよ!!」



カンちゃん~~!!野生動物か!!


と思わず突っ込みたくなりました


それにしても、「耳を傾けて聞く」は別に慣用句ではなく、
本当に実行している人がいたんですね(ノ゜⊿゜)ノびっくり!!



そういえば、カンちゃんの特殊能力で思い出したんだけど、
カンちゃんは4歳の頃、UFOを見たことがあります。

私は、すぐそばをよく飛んでいるT京大の飛行船かと思ったんだけど、
後でカンちゃんにイラストを描いてもらったら、
・・・見事なアダムスキー型でした(笑)


「すっごくキラキラしてて綺麗だったよ
ママにも見せてあげたかった~


私も見たかった(笑)


思いつくと言えば、龍馬もこんな事を言っていました。



「僕すごいこと思いついた!!

超巨大なコンニャクを用意すれば、トランポリンの代わりになると思う!!」


・・・思わず大爆笑してしまいました(笑)

でも意外と・・・飛んでてお腹が空いて来たら、食べたりできて便利かもしれません


夢を叶えた父

2011-09-23 06:28:48 | みんみん



十年以上の願いを叶えて、ついに父が自著を自費出版しました。

540ページからなるこの本。
古代エジプトやキリスト教文明に触れる長編小説です。





相当に難解な内容だけれど、現代と古代を行き来する、
設定としてはタイムスリップ物になるようなワクワクする内容です。

ご縁のあった方、そして、ぜひ読みたいと希望する方にお配りするように、
と実家から4冊送られてきました。


父のような年代であっても、まだまだ新たな夢を持ち、
そして10年以上その夢を抱き続けて、そしてついにその夢を叶えた

その事にとても感動したし、私も励まされたような気がしました!



父は私が小学四年生の時に開業しました。

今まで慣れ親しんでいた小学校を転校して、新たな地域に住むことになったのだけれど、
それまでとは一変、

父は仕事で忙殺されて、ほとんど家にいないし、
母もまたその仕事の手伝いの為に、ほとんど家にいない生活が始まりました。

広い立派な家、そして幼い二人の弟しかいない生活がとても淋しくて、
両親を恨んだ事もありました。


でも今思い返せば、父も母もあの時代は、人の為に懸命に生きていたことが分かります。


毎晩、救急車がサイレンを鳴らして患者さんを運んできました。
一晩のうちに、一台じゃなくて複数回。

父はそのたびに夜中に飛び起きて、白衣をひっかけて自宅に隣接された病院へと飛んで行きました。


父は、時間外にどんな急患の患者さんが来ても、決して断ることはありませんでした。


一年に一度くらい、家族全員で旅行に行っても、
急患の患者さんが来るという連絡が入ると、

何が何でも患者さんの為に病院へと飛んでいく父でした。


父の生活を今振り返ると、一体いつ休んでいたのかと不思議になる程です。


自宅には、毎日のように、
患者さんからのお礼として、
採れたての海産物や野菜などが届いていました。


「医師は、人の体を治すだけが仕事じゃないんだ。
患者さんの心まで癒せるようでなければ、本当の医師とはいえないんだよ」


と、父が時々言っていたのを思い出します。


30床からなる入院患者さんたちの為に、母も連日、厨房を切り盛りし、
そして会計の仕事を夜遅くまでしていたのを覚えています。


数年前に、実家の病院は廃院になり、
今、父は地元の総合病院の整形外科部長として働いています。

あの年で、いまだに当直の仕事、救急の仕事もしているそうですが、
心労的な負担は、だいぶ軽減されたと思います。



幼い頃の私が見ていた父の姿、
そして、大人になってから気付いた父の姿。


子供の頃の私は、私のそばにいてくれない両親を恨んでいたけれど、
今思い返せば、
両親は、人の為に一生懸命生きていたし、

私のことを心から愛してくれていたことが分かります。


私が数年前、人生のことで悩んでいた時、

「家族の幸せがみんなの幸せ。
家族の一人でも幸せじゃなければ、家族全員が幸せになれないんだよ」

と言ってくれた母でした。


お父さん、お母さん、ありがとう。
あの時の子供時代の私・・・。
二人の愛に気付けなくて、感謝できなくてごめんなさい。

私はこれからも一生懸命幸せであり続けようと努力するし、
今までいただいた分の愛を、二人にお返しできるよう、頑張るからね

ライフ いのちをつなぐ物語

2011-09-21 05:47:48 | みんみん


映画「ライフ いのちをつなぐ物語」を見てきました♪


まるで自分がその場にいるかのような、素晴らしいカメラワークと映像美に圧倒されました。

素晴らしい世界に心を奪われながら、
色々なことを思いました。


命で満ちた星、地球。


私たちはとかく、
日頃の目の前の人間関係や社会情勢の事ばかりで頭が一杯になってしまい、
改めて他の命に思いを馳せる機会って、なかなかないですね。


でも、大きな視点から見れば、本当は
地球には実に様々な種類の生命が満ちていていて、
そしてその一つの命、一つの命が、素晴らしいドラマの主人公だったのだと気付かされます


どの命も、その命でなければ果たせない役割が、ちゃんと用意されていると知りました。



その命でなければならない理由、
その命でなければ、輝かせることのできない才能、

その命だからこそ、果たせる使命。


・・・人間としての小さな私の視点ではなく、
まるで宇宙から、地球という素晴らしい星を眺めている様な気持ちになる映画でした♪


地球という星に住んでいる生物は、どれ一つとっても単独で存在できるものではなかったんですね。
一つの命は他の命を育んでいると同時に、
他の命に生かされてもいたのでした。


この映画には、実に色々な種類の動物達が登場します。

ライオン、ゴリラ、タコ、サルetc
皆、生きるために、愛し、戦い、子供を守って、そして死んでいきます。








そう思うと、どんな命さえ、かけがえもなく尊いのだと思います。




誰一人、自分の力だけでは生きられない・・・。


そして、私が今ここにあるのは、
多くの人、多くの命が共に生きてくれているおかげなのでした。

感謝の気持ちで一杯になります。


また、スクリーンを生き生きと躍動する様々な動物達に、
生きる勇気や元気を沢山いただける映画だとも思います♪

沢山の人に観ていただきたい映画です!!






・・・・映画、やっぱりだ~い好き♪
この映画を見る機会を作ってくださってありがとう!



ここ数年見た映画では、
「風が強く吹いている」 「君が踊る、夏」 「Life 天国で君に逢えたら」
が好きで、
感動しながら涙をボロボロこぼして見ていたものでした。

ジブリ映画も大好きで、
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「ルパン三世 カリオストロの城」
の、清楚で可憐な外見に関わらず、
芯が強くて優しく、無償の愛を貫くヒロインがとても大好きです♪



今後は、「僕たちは世界を変えることができない but,we wanna build a school in Cambodia」
を見るまで映画はお預けで~す!!(笑)

この映画もほんと楽しみにしています



本当にあった怖い話 「勇気の洞窟」 (みんみん)

2011-09-19 05:36:58 | みんみん
土日かけて一泊二日で、キャンプに行ってきたカンちゃんでした


昨晩の夕食時に、
キャンプサイトに到着した時点からの、微に入り細に入りの
活動や起こった事件などを、

事細かに話してくれたカンちゃんでしたが・・・。


どうやら土曜日の晩は、シトシト雨の降る暗がりの中、
世にも恐ろしい

「肝試し」

が行われたようなのです。



以下はカンちゃんの台詞 ↓↓↓


「夜になるとまだ何か活動があったようで、私を含めた4人の女の子だけ、一グループで
ロッジの一部屋に集められたの。

すると、レンジャーさん(大学生)の一人が恐ろしい怪談話を話し始めたの。。。。

それは『勇気の洞窟』

ていう、ここのキャンプ場に本当に存在する、勇気がある人しか入れなさそうな
怖くて真っ暗な洞窟にまつわる噂話なんだけどね、


何年か前、事故があって、一人の男の子が、勇気の洞窟で亡くなって
それ以来、男の子の白い亡霊が目撃されるようになったんだって~・・・!

それで、ある晩、男の子と女の子の兄妹が、二人だけで、
その勇気の洞窟に探検に行ったの。


その幽霊は、どうやら赤い色が苦手らしくて、
赤い服を着ていれば平気なの。

でも、もし運の悪いことに、服が赤くなくても、

『トマト!トマト!トマト!』

て叫べば大丈夫なんだって。

兄妹は、真っ暗な恐ろしい洞窟までたどり着いて、幽霊に足をつかまれてしまったの!!

でも、トマト!トマト!トマト!

て叫んで、助かったんだって。


そんな噂話が終わった後、
レンジャーさんは、『では、懐中電灯だけ持って、四人で勇気の洞窟に行ってください』

て言ったのΣ( ̄Д ̄;)


その話が終わった時点で、一人の女の子がものすごいわんわん泣いちゃって、
無理です無理です~
とか言ってリタイアしちゃったの。

だから、私を入れた3人の女の子と、一人の弱々しい女のレンジャーさん(大学生)で
懐中電灯だけ持って出発したの。。。


ロッジから出ると、シトシト雨は降ってるし、女のレンジャーさんは弱々しいし、
辺りは真っ暗で、ものすごい怖かったよ!!

つり橋はギシギシ音を立てて、下を見ると崖っぷちで、
向こうを見ると、不気味な赤い鳥居が見えて、

たどり着いた勇気の洞窟の前には、
本当に恐ろしい靄のような霧のようなものがかかっていたの~・・・(涙)


そして私達は、あまりのおそろしさに、

トマトって叫ぶ事も赤い服のことも、すっかり頭から吹っ飛んじゃったのく("0")>なんてこった!!


やっと着いた勇気の洞窟の前で、
私はもう本当に死ぬ覚悟をして入ろうと思っていたら、

うお~~~~~~!!!!

てすごい叫び声がして、大男が白いシーツをかぶって現れて、
私、本当に腰を抜かしちゃったの。


よく見たらその大男は、レンジャーさんで、

勇気の洞窟の中にも、沢山のレンジャーさんが待ち構えていて、
私達をおどかそうと、スタンバイしていたらしいよ。


でも、私達のグループの他の女の子たちは、もうほんとに泣いちゃって、
弱々しい女のレンジャーさんも、もう無理でしょう~ってことになって、

勇気の洞窟が目の前にあるのに、入れないで引き返してきたの。



私達以外の男の子のグループが行った時には、
トマト!トマト!トマト!
ていう叫び声が、ものすごい聞こえたよ。


ああ~~~、勇気の洞窟。

目の前にあったのに、せっかく死ぬ覚悟までしたのに、
入れなくて残念だった~・・・・」



カンちゃんがそこまで話したところで、目をキラキラさせたパパが言いました。


「カンちゃん、残念だったね( ̄m ̄* )ムフッ♪

でも今からパパが、家の中に勇気の洞窟を作ってあげよう。

パパがいいよ、て言ったら、
一人ずつ順番に、屋根裏に上がっておいで。

龍馬も、ちゃんと一人で来なくちゃダメだよ!!」



えっ・・・・!?Σ(゜□゜(゜□゜*)ナニーッ!!


と思う暇もなく、パパはあっという間に、大喜びで屋根裏へ飛んでいってしまった!!


そして、カンちゃんの爆笑の声、龍馬の悲鳴が聞こえ、
私の順番が来たので、屋根裏へ上がってみると、

そこに待っていたのは・・・。










だ、誰っ!?






なんだかこんな光景、見た覚えがある・・・。

幼い頃見たヒッチコックの映画のワンシーン。
背中だけしか見えない、その顔を覗き込むと、

身の毛もよだつ恐ろしい惨劇が待っていたような・・・・。



恐る恐る顔をのぞきこんでみると。。。









・・・あ、あれ?




ゴリラ~~~・・・・o(@.@)o ナンジャコリャ!!



私が、あっけに取られて立ち尽くしていると、
背後から、この世の物とは思われぬヘンテコな声がして、


私の背中を、ど~~~ん!!!と突き飛ばしてくるパパがいました。アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー


「面白かった??!!

二重トラップ!!やった~~!!」



・・・そういえば、パパは遊園地に行って、お化け屋敷に入るたびに、

「俺だったらもっと恐ろしく作るのに~・・・」
と、ものすごく悔しがってる人でした(笑)


そしてその後、家の中で
「勇気の洞窟」という名のお化け屋敷作りが大流行したことは、
言うまでもありません(笑)



今日はこれから、カンちゃんと龍馬を連れて、映画「ライフ」を見に行く予定です♪♪
すっごく楽しみ~~

またご報告しますねっ

龍馬の日常 (みんみん)

2011-09-16 05:22:36 | みんみん
龍馬の最近の口癖は、「いえい!!」

家の中でも、「いえい♪」「いえい♪」
と言いながら走り回ってます(笑)




「今から僕、この風船で飛べるか実験してみるからね!!」


ぴゅ~~・・・どさっ!!

「いえ~い♪」




「いえい♪」



元気がいいのはとってもいいんだけど、
お勉強がとっても心配


よく考えたら、来月、生まれて初めての通知表をもらう日がやってきます。



入学前に通っていた幼稚園では、あえて平仮名を教えない幼稚園でした。


そのため私は、毎日、幼稚園バスから降りた龍馬が、外に遊びに飛び出していってしまう前に、
何とか平仮名を叩き込もう!!
と血のにじむような努力を続けてきたのでした。


そのかいあって、龍馬も、入学前には何とか平仮名を読めるようになりました。

さすが・・・さすがです龍馬



そして先日返ってきたテストの答案は。。。。。







よ、読めない・・・・!?工エエェ(゜〇゜ ;)ェエエ工!?



その答案には○はおろか、点数も何も書かていませんでした。

そして私は、先生の書いてくださったコメントを見て、思わず震えあがってしまったのです!!!









こ、これは・・・。


解答以前の問題・・・???( ̄▽ ̄;)!!ガーン




そういえば、龍馬については、
お勉強以外にもう一つ気になる事があります。


それは、男友達同士だと、異常に強気なのに、
それ以外のシチュエーション、(特に私と一緒にいる時)だと、異常に甘えん坊だということです。



シチュエーション①

朝目覚めた直後。


「ママ、僕、ご飯食べられない~~、食べさせて!!」

「・・・じゃぁ、ヒナドリみたくピーッピーッ!!て鳴きながら、
手をパタパタさせてみて~」

「ピー!!ピー!!」
(手をバタバタ震わせている)

(書いていて、やらせている私に問題があるような気がしてきました・・・)



シチュエーション②


夜寝る前。


「気持ちいい~~~
ママのネグリジェ、つるんつるん~~♪いい匂い~♪
ず~~~っと触っていた~~~い

(と、いつまでもネグリジェの私をさわさわする龍馬)

そこにパパ登場!!


「龍馬!!
パジャマのパパも気持ちいいぞ!!
スネ毛がボーボーだぞ!!」


「うえ~~~ん!!!。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。ウワーン!!」

(火がついた赤子のように号泣する龍馬)



・・・男の子を育てた方にお聞きしたいんですけど、
男の子って、ママに対して、いつまでもこんなに甘えん坊なんでしょうか???




パパに、子供の頃、母親に甘えてたか聞いてみたら


「俺はアンドロイドに育てられたから、

おふくろに、オンブも抱っこもしてもらった覚えは無い!!!」

とか言ってましたけど( ̄▽ ̄;)!!ガーン
大人になったからの、ただの照れ隠し???(汗)

3.11から半年 (みんみん)

2011-09-13 05:28:35 | みんみん
東日本大震災から、もう半年が過ぎました。

カンちゃんの学校でも、6年生の学活の授業では、
復興の為に、小学生の自分達に何ができるのか、

話し合ったり、発表しあったりしているそうです。


募金、被災地の食料を買って支援する、支援物資を送る、
チャリティーオークションに参加する、節電、
被災地の子供達に手紙を送る、などなど。


そして6年生の生徒達一人一人が、自分達にできる支援方法を呼びかけるポスターを
作成しているそうです。




(カンちゃんが描いたのは、宮城県の特産品を買うよう呼びかけるポスター)

カンちゃんのはたまたま、宮城県の特産品だったけど、
他にも、福島、岩手、茨城そして自分の県だけど栃木の特産品バージョン等色々あるそうです。


なるべく家でも、被災地で採れたり作られた物を買うようにしていたけれど、
こうしてポスターで呼びかけてもらえると、本当に嬉しいです



3月11日を境に、大きく変わりゆくもの。


それは多くは、生きている人々の意識だと思います。


ばあばの親友も、石巻の海岸沿い、門脇地区に住んでいました。
津波が来た時、家族で走って避難したそうです。

でも、ばあばの親友だけ、途中で足を痛めて走れなくなってしまったのです。

残りの家族に、「私はいいから、みんな逃げて!!」と叫んだ時、
ご主人だけは助けに戻りました。

そして、二人とも波に飲まれました。



ばあばは7月に、お葬式に出たそうですが、
そのお葬式は信じられない程、温かいものだったそうです。

参列者の多くが、被災者でした。


沢山の人が泣いていました。
そして、抱き合って、互いを励ましあっていました。


お葬式では、
「残された私達は、二人の分まで前を向いて明るくいきていかなければならない。
 私達には、それができるはずだから」

と、ご遺族の方が話されていたそうです。


今、こうして生きていられること自体が奇跡のようにありがたいことだと
つくづく感じます。

生かされている私達も、一日一日を感謝の思いで生きていきたいと思います。


3月11日、それは
命の尊さを私達に教えてくれた日でした。

そして、人と人との絆がどんなに大切か、教えてくれた日でした。



ところで、お祈りの方法ですが、


「・・・日本が復興しますように!元気になりますように!」
というよりは、

「復興プロジェクトがどんどん進んで、元気な日本に蘇りました!」

と、すでに叶ったように愛の祈りを捧げると良いようです♪
(と、色々な所で最近見聞きします 笑)



以前、読売新聞の記事で読んで、涙した、4歳の昆愛美ちゃん・・・。




一文字一文字、1時間程かけて書いた手紙は、

「ままへ。いきてるといいね。おげんきですか」

そこまで書いた愛美ちゃんは、疲れてすやすやと眠りについた・・・。
愛美ちゃんのご両親と妹は、津波にさらわれ、今も見つかっていないそうです。

「ママが帰ってくるまで、ここで待っている」
そう語っていた愛美ちゃん。



9月11日の新聞には、震災から半年後の愛美ちゃんの笑顔の写真がありました。




手紙を書いた当初は、ひらがなしか書けなかった愛美ちゃんも、
今はカタカナを覚え始め、

最近覚えたABCの歌を、一生懸命、大声で歌っているそうです

来月、児童館の運動会でリレーに参加する愛美ちゃんは、
「まな、走るよ!」
と目を輝かせているそうです。


愛美ちゃんの元気な可愛い笑顔が見られて、本当に嬉しかった



支援すること、応援していくこと、それと同じ位大切だと思うのは、
私達が、明るく日々を生き生きと暮らしていくことだと思っています


つらい思い出が沢山あったとしても、皆の優しさと明るさがあれば、

必ず本当の笑顔に塗り替えられる日がきます








タバコ増税と蓮舫大臣 (みんみん)

2011-09-10 06:25:33 | みんみん
最近、朝目覚めると秋の気配がする♪


空気が澄んでいて清清しくて、お日さまの光を浴びているだけで、
今日一日、何だか楽しい幸せなことが起こりそうな気がする


私は、秋がだ~い好き


登校班の可愛い子供達をお見送りした後、
ハグちゃんをお散歩させるのが日課なんだけど、

同じように犬のお散歩をしている人、朝からウォーキングしているおじいちゃんなんかに、
「おはようございます

て挨拶して、お互い知らない人同士でも「ニコッ」とする瞬間がすごく好き




そんなある日(というか昨日・・・)

パパが言いました。


「タバコが増税されて、一箱700円になるかもしれないね。

もしそうなったら・・・


毎日、3箱吸ってるターコ(たーちゃんのことを、パパだけはこう呼ぶ)は、

単純計算しただけでも、
タバコ代だけで、

一ヶ月、6万3千円になるよ!!!⊂((〃≧▽≦〃))⊃ぶぁっはっはっ!!」



「・・・アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー・・・
もしかして、これを機に、たーちゃんも禁煙を考えてくれるかもしれないね♪」


と私が言うと、パパは言いました。




「いや・・・

震災の時も、携帯は水没させたのに、タバコにはラップして津波から逃げたあいつなら、

震災後、三日間何も口にしてなかったのに、
やっと手に入れたわずかな食料を、タバコに交換したあいつなら、

何があっても、禁煙するなんてありえん( ̄m ̄〃)ぷぷっ!」




一日のタバコ代が、2100円。

一ヶ月のタバコ代が、6万3千円以上。


ということは、

一年間のタバコ代が、

75万6千円・・・・・・・(゜_゜i)タラー・・・



一体どうするんだ、たーちゃん!!!



タバコが増税されたら、たーちゃんはどうするのか、
親族として、温かく見守っていきたいと思います???(笑)



ところで、

龍馬が髪を切って蓮舫大臣のようになったと書いたら、
何人かの方に「見たい♪」と言っていただきました。


昨日、早速写真を撮ってみましたよ~♪






・・・何だか、ものすご~く、適当に切られた感があります(笑)


以前はたまに、クラスの女の子に、

「龍馬君、可愛い

て言ってもらえたのに、
この髪型になってからは、二度と言われなくなったそうです(笑)



でも大丈夫!!


秘密の毛生え薬を頭皮にぬれば、あっという間にこの通り~~





見る見るうちに毛が生えてきて、まるでキノコのように黒々と盛り上がってしまいました

龍馬が・・・(涙)みんみん

2011-09-07 05:25:52 | みんみん


(髪を切る前の龍馬)




先日、龍馬の髪が長いので、髪を切りに行こうと思ったら、
パパが、

「僕が切ってあげるよ~♪」

そこでお任せしていたら・・・


「あっ失敗した!!」

「ここを失敗したとこにそろえないと」

「あっここも!」


とどんどん切られ、ついにはめちゃめちゃ短くなってしまいましたΣ( ̄Д ̄;)がーんっ!



その顔は、何かに似てる・・・誰かに似てる・・・



そう、それは、


蓮舫内閣府特命担当大臣!!


こないだ、龍馬が自分で自分の髪を切り落とした時には、内心、
(坂東英二みたい。。。)
と思ったけど、

まさか龍馬が、政治家の蓮舫さんにそっくりになるとは思いませんでした(涙)



パパのバカバカバカーーー!!(笑)



そんな龍馬は今、風邪で寝込んでいます。


一昨日の夕方から咳き込んでいたので、
昨日、学校にお迎えにして病院に連れて行こうとすると、

「僕、病院に行きたくない~~、お友達と遊びたい」

「・・・ダメだよ、今日しっかり治しておかないと、お友達にもうつしちゃうんだよ」

「何で風邪だとうつるのママ」

「風邪をひいた子が、くしゃみや咳をすると、空中に飛び散る風邪ばい菌を、吸い込んだ子にうつしちゃうからだよ」

「・・・僕、咳もくしゃみも我慢する!!」

「・・・」

「僕、息もしないから!!」

「・・・( ̄Д ̄;;」


そのまま車に乗せて病院に到着すると、

「お友達と遊びたかった。。。。え~んえ~ん・・・」


延々と泣き続けていました。


病院から帰ってから、薬を飲ませると、
泣きつかれた龍馬は、ハグちゃんを抱きしめたまま眠ってしまいました。


毎日、放課後に、お友達と遊ぶのを楽しみにしていたんだものね。
しっかり治して
早くお友達と遊べるようになるといいね



そして真夜中・・・。


「苦しいよ~~~息が苦しいよ~」

「気持ち悪いよ~~」

と訴えるので、夜中じゅうずっと、背中をなでてあげたり、手を握って安心させてあげたりしていました。


明け方、ようやく眠れたようなので、(私はほとんど眠れなかったけど)
本当に良かったです


今日起きたらよくなっていますように・・・