シンガポール、チャンギ空港に到着すると、そこは南国の甘い香り・・・。
中華系、インド人、マレー系、欧米系と、様々な人種、
そして、様々な言語が飛び交っていました。
そして皆が一斉に向かう先はイミグレーション。
空いているレーンがあったのでそこに並ぼうとすると、
「Singapore citizens」と書いてあり、日本人は並べない事が分かりました。
龍馬に、
「いい?あそこに座ってる、ちょっと恐そうに見えるけど
全然恐くない外人のおじさんに、
このパスポートを見せるの。
もし何か言われたら、
sightseeingって言うんだよ。言ってみて?」
「さ、さいとしーーーんぐ。・・・・( ̄Д ̄;;」
「・・・( ̄Д ̄;;」
「ママー、このパスポートって、落書きとかしちゃだめなの?」
「それはできればやめて」
私の後に、龍馬の番が来て、無事入国!
どうだった?と聞くと、
「何も言われなかった!
ただ、ものすごいスピードでスタンプを押す早業を見せられただけだった!!」
と喜んでいました(笑)
シンガポールドルに換金するには、現地でした方がレートが良いと聞いていたので、
すぐそばにある換金所でお金を交換。
そして出た所にJTBのガイドさんがいました。
現地の方です。
「JTBハローツアーの方ですか?私はガイドのチン(Chin?陳?)です。
この方は、あなたのご主人ですか?」
とゆうちゃんを指して私に尋ねるので、
「いいえ、彼は私の弟です。
そして彼女が私の娘、彼は私の息子、そしてこれが私の両親です」
Chinさんは、日本語ペラペラな楽しい中華系のお兄さんでした。(ここまでは、まだ日本語通じました)
バンに私達全が員乗り込み、マリナベイサンズに到着するまでの30分の間、
Chinさんが色々な楽しいお話をしてくれました。
「いらっしゃいませ。ようこそシンガポールへ!!
ここシンガポールは、東京と同じ位の面積しかありません。
そこに550万人の国民が住んでいます。
中華系7割、その他、マレー系、インド系などが住む多民族国家です。
シンガポールの公用語は英語、どこでも英語が通じます。
シンガポールには、世界中から沢山の方がきてくれます。
チップの習慣はありません。
とても清潔な国、だけど、汚したら罰金があるので気を付けてくださいね。
皆さんの泊まるホテルは、マリーナベイ サンズ、
(と言って直筆のホテルのイラストを見せてくれました)
タワー1、タワー2、タワー3とあって、
乗るエレベーターがそれぞれ違うので気を付けてください。
エレベーターに乗ったら、部屋のカードキーをボタンの下の挿入口に入れないと、
行きたい階にいけません。
ホテルには、ショッピングモールがあります。
カジノもあります。
カジノは年齢制限があって、子供は入れません」
などと色々お話してくれてる間に見えてきたマリーナベイ サンズ!!
うわ~~~~っ大きい!!
「最上階はプールです。
55階まで上がって、そこからエレベーターを乗り換えて、57階まであがります。
プールは屋根がありません。
バタフライとか激しく泳ぐと、下に水がこぼれるので、気を付けてください~ワッハッハ」
ホテルにチェックインすると、そこでChinさんとはお別れです。
ここから先は、ガイドのいない英語の世界。
registration
上を見上げると・・・わぁ~~きれい!!
私達はタワー2だったので、早速エレベーターに乗ると、
「Going up」
とアナウンスが流れました。
そこで慌ててカードキーを挿入し、24階のボタンを押しました。
ものすごいスピードで上昇するエレベーター・・・( ̄Д ̄;;
ちょっと、ディズニーシーのタワーオブテラーに似てます。
部屋に入ると・・・。
とっても清潔で可愛い感じです。
ベランダから見える南国の景色。
電圧が日本と違うのに、プラグを忘れてきたのでどうしよう、
と思っていたら、
机にちゃんと、世界対応のマルチプラグがありました。
早速ショッピングモールに出てみました。
グッチとかの高級品ばかり。。。(日本のMIKIMOTOもありました)
その先のフードコートで晩御飯。
このマリーナベイ サンズを中心に、毎晩スペクタクルな光のショーを無料でやっていると地球の歩き方で読んだので、
どこで見られるのかコンシェルジュに尋ねると、
「申し訳ありません。
今朝、私達のfirst prime minister(最初の首相?)が亡くなったのです。
シンガポール国民は、この先、一週間の喪に服することになりました。
そのため、ショーもしばらくお休みさせていただくことになりました」
がーーーーん ( ̄Д ̄;;
すると、ゆうちゃんが、最上階のプールに遊びに行こう!!と言うので
カンちゃんと龍馬は、大喜びでついていきました!
後から、ゆうちゃんに、どうだった?と聞くと、
「すごい眺めだったよ!最高の夜景の中で泳ぐのは最高だった」
と言っていました。
しかし、プールに入るまでハプニングがあったそうです。
55階で降りるとホテルの係員がいて、カードキーの提示を求めてきたそうです。
プールに入るには、基本的に、
一人一枚ずつのカードキーを持っていないと入れないらしいです。
その時は、カードキーを持っていたのは、ゆうちゃんだけでした。
係の人が、
「あなた達はどういうご関係ですか?お友達、それともご家族・・・?」
とカンちゃんと龍馬を見て言うので、
「この子達は、僕の甥と姪で、僕は彼らの叔父さんです!
つまり、僕は彼らの保護者なのです」
と、ゆうちゃん答える。
すると、係の方は、
「 ̄m ̄) ウププッ」という笑いを堪えた笑顔で通してくれたそうです(笑)
そして、シンガポールの最初の夜は更けていきました。。。