車椅子父さん別館 ほのぼの子育て日記≪チームくまさん≫

車椅子父さん別館 くまさんチームのほのぼの子育て日記

3.11から半年 (みんみん)

2011-09-13 05:28:35 | みんみん
東日本大震災から、もう半年が過ぎました。

カンちゃんの学校でも、6年生の学活の授業では、
復興の為に、小学生の自分達に何ができるのか、

話し合ったり、発表しあったりしているそうです。


募金、被災地の食料を買って支援する、支援物資を送る、
チャリティーオークションに参加する、節電、
被災地の子供達に手紙を送る、などなど。


そして6年生の生徒達一人一人が、自分達にできる支援方法を呼びかけるポスターを
作成しているそうです。




(カンちゃんが描いたのは、宮城県の特産品を買うよう呼びかけるポスター)

カンちゃんのはたまたま、宮城県の特産品だったけど、
他にも、福島、岩手、茨城そして自分の県だけど栃木の特産品バージョン等色々あるそうです。


なるべく家でも、被災地で採れたり作られた物を買うようにしていたけれど、
こうしてポスターで呼びかけてもらえると、本当に嬉しいです



3月11日を境に、大きく変わりゆくもの。


それは多くは、生きている人々の意識だと思います。


ばあばの親友も、石巻の海岸沿い、門脇地区に住んでいました。
津波が来た時、家族で走って避難したそうです。

でも、ばあばの親友だけ、途中で足を痛めて走れなくなってしまったのです。

残りの家族に、「私はいいから、みんな逃げて!!」と叫んだ時、
ご主人だけは助けに戻りました。

そして、二人とも波に飲まれました。



ばあばは7月に、お葬式に出たそうですが、
そのお葬式は信じられない程、温かいものだったそうです。

参列者の多くが、被災者でした。


沢山の人が泣いていました。
そして、抱き合って、互いを励ましあっていました。


お葬式では、
「残された私達は、二人の分まで前を向いて明るくいきていかなければならない。
 私達には、それができるはずだから」

と、ご遺族の方が話されていたそうです。


今、こうして生きていられること自体が奇跡のようにありがたいことだと
つくづく感じます。

生かされている私達も、一日一日を感謝の思いで生きていきたいと思います。


3月11日、それは
命の尊さを私達に教えてくれた日でした。

そして、人と人との絆がどんなに大切か、教えてくれた日でした。



ところで、お祈りの方法ですが、


「・・・日本が復興しますように!元気になりますように!」
というよりは、

「復興プロジェクトがどんどん進んで、元気な日本に蘇りました!」

と、すでに叶ったように愛の祈りを捧げると良いようです♪
(と、色々な所で最近見聞きします 笑)



以前、読売新聞の記事で読んで、涙した、4歳の昆愛美ちゃん・・・。




一文字一文字、1時間程かけて書いた手紙は、

「ままへ。いきてるといいね。おげんきですか」

そこまで書いた愛美ちゃんは、疲れてすやすやと眠りについた・・・。
愛美ちゃんのご両親と妹は、津波にさらわれ、今も見つかっていないそうです。

「ママが帰ってくるまで、ここで待っている」
そう語っていた愛美ちゃん。



9月11日の新聞には、震災から半年後の愛美ちゃんの笑顔の写真がありました。




手紙を書いた当初は、ひらがなしか書けなかった愛美ちゃんも、
今はカタカナを覚え始め、

最近覚えたABCの歌を、一生懸命、大声で歌っているそうです

来月、児童館の運動会でリレーに参加する愛美ちゃんは、
「まな、走るよ!」
と目を輝かせているそうです。


愛美ちゃんの元気な可愛い笑顔が見られて、本当に嬉しかった



支援すること、応援していくこと、それと同じ位大切だと思うのは、
私達が、明るく日々を生き生きと暮らしていくことだと思っています


つらい思い出が沢山あったとしても、皆の優しさと明るさがあれば、

必ず本当の笑顔に塗り替えられる日がきます








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4 コメント

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Unknown (さきひおまま)
2011-09-13 12:42:56
テレビをみると泣いてしまうことも
あります。

昨日、生き残ったお父さんと息子の
ことがテレビで放送されてました。

小学生の息子は、今では家事を
一生懸命やっていました。
お母さんと弟の死を・・小さい胸で
うけとめざるをえなくて・・
泣かないで、日々を歯を食いしばって
いきている感じでした。

お父さんが、

「生きているおかげで子育てができる」
「生きているおかげで苦しんだり悲しんだり
 できる・・・」

と言っていました。


それを聞いてウルっとしてしまい
ました。

いろんなことを(嬉しいことも
悲しいことも、楽しいことも、
腹が立つことも)感じることが
できるのは・・生きているからで
生きること自体が当たり前ではなく
奇跡なんだと思うと、
感謝は広がっていきますね。


そして、家族や周りにいる人たちも
当たり前に存在しているのではないんだ・・
と思いました。

復興させていただき、
笑顔を取り戻すことができ、
ありがとうございました。

と・・叶ったようにお祈りする・・。
願望ではなく、必ず叶えられる・・
叶えられたこと・・として私も
お祈りしようと思います。
コメントありがとうございます! (みんみん)
2011-09-14 05:50:55
さきひおままちゃんへ


亡くなったばあばの親友は、以前お花の先生をしていたばあばの、お花友達でした。
ものすごく親切な人だったんですよ~!実は宇都宮の我が家にも遊びに来てくれたことがあります。
ご遺体がなかなか見つからないので、7月にようやくお葬式をあげることになったんだそうです。

震災にあっても一生懸命生きている人達の姿は、尊い事を沢山教えてくれるよね。
ウルっとしてしまうさきひおままちゃん・・・本当に優しい人だなぁといつも胸一杯になります。

悲しい感情、つらい感情も決して否定すべきものではなく、色んな経験や感情を味わいつくす事に大きな意味があって、

そしていつか、
「あんなに大変な事があったのに、日本人の皆は笑顔で立派に生きている」
と世界の人たちの模範、本当の意味での精神的なリーダーになる日が来るかも、いやきっと来るって思ってるんですよ~♪
だって、日本人って本当に素晴らしいんだもの。

>復興させていただき、
笑顔を取り戻すことができ、
ありがとうございました。

うんうん、私もお祈りします!!
さきひおままちゃん、いつも本当にありがとう。温かな心を寄せてくれる皆さんが、本当に大好きです

祈ってます (湘南ジージ)
2011-09-14 15:56:41
何もお手伝いも出来ない歯がゆさを覚えます
見るに忍びない写真
聞くに忍びない悲惨さ
一日も早い復興を祈るのみです
コメントありがとうございます! (みんみん)
2011-09-15 05:11:34
湘南ジージさんへ


何もお手伝いできない・・・と言いつつ、日々色んなボランティア活動に湘南さんが励んでるのを私は知ってますが(笑)

湘南さんが、毎日明るく元気に、みんなに笑いを振りまきながら生きてくれているだけで、被災地の皆さんは励まされてます!!
本当~にありがとう♪♪
人間関係ってドミノ倒しみたいなもので、まず自分から明るく輝く事で、ゆくゆくは被災地の皆さんまで明るさが届いていくって思ってるんですよ~(笑)こんな事考える私も変なのかもしれないけど。。。(笑)

今までどんな国難だってちゃんと乗り越えてきた日本人の私達なんだから、今度だってちゃんと乗り越えられます。ねっ(笑)

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