光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

黄昏どきのワンコ散歩 その2

2013年04月29日 | 風景

崖のヘリには高さ1.2mほどのコンクリート塀があり、下に開けられた穴から、西日が射して写真にはいい背景です。

レナがこっちを向きましたが、「まだですかねー」と言わんばかり。

 

キラもこちらを向きましたが、歌舞伎役者のような睨み顔。・・・イョー 、キラ屋ー

 

国分寺崖線のカーブ地点になり、左上は、民家の2階部分。

 

不満顔のレナ。  いつもは持って歩くオヤツを忘れたのも、不満に輪をかけてしまった。  食べ物の恨みはコワイ。

 

レナの遠くを見る顔も、ご不満時のパターン。

 

尻尾を下げ、帰りたいキラ。

 

まだ歩き足りないレナ

 

遠くに人が。

 

服は女房の手製で、女の子らしいデザイン。

 

普通、お揃いの服を着せるのですが、キラのの服は何か問題があったのか、別デザイン。  

 

レナも、帰り道を向いたので、家路につくことに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄昏どきのワンコ散歩 その1

2013年04月28日 | 

あらら、のっけからブータレのレナ。  

連休は、どこにもいかず整理などをして、ゆっくりペース。  ワンコの散歩も、今日は17時15分頃出発。   傾いた日の光を狙って、デジカメもお供、歩き始めて100mほどで撮影。

すると、レナお嬢様は、また撮影か・・・ショボ・・・といった場面です。

 

キラの頭の中は、食べることだけなので、カメラは気にしません。  で、ときどき面白く撮れます。

 

レナのプイッ!

 

西日がまともにあたり、光と影の差が激しい。   なぜか、単細胞のキラが大人っぽく見える。

 

陽の当たらないところでは、ノーマルに撮れる。

 

早く進みたいレナは、前のめりの姿勢。

 

散歩が好きでないキラは、もうちょっとゆっくりしようよ。

 

横顔は、割と見られるキラ。

 

モー・・・と不満が募るレナ。  じゃー出発しよう。

 

少し坂を上って。   途中、いつも飼い犬に吠えられる場所があって、鉄格子越しに凄い勢いで吠えられます。  レナも負けずと吠え返しますが、キラはスタスタと逃げるように離れていきま

す。  写真に撮ればよかったと、あとで後悔。

 

けやき台小学校横の崖(国分寺崖線)の上に来ました。   澄んだ空だと富士山が見えますが今日はダメだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 本館(2013.3.23) 洋画

2013年04月25日 | アート 西洋画

国立近代美術館 本館の洋画を紹介します。

 満谷国四郎が、渡欧したときの作品。  柔らかな色彩に安らぎを感じます。 

 

 

 明治40年に文部省美術展(文展)が開かれ、その頃から洋画、日本画の区分が明確化されたようです。

この、山本森之助の作品に対する、美術館Webサイトの解説では、洋画ではあるが、日本画の伝統的な俯瞰図に接近しているとあります。  

あまり分析的に見なくても、この絵の海の色、山の描き方は好きです。

 

 

 ルノアールを勉強しようとして描いたのでしょうか。  当時の洋画家は、ポスト印象派のゴッホ、ルノアール、セザンヌに熱狂していたという。

 

 

これっといった特色はないのですが、見て違和感のない絵でした。 

 

 

 中村 彜は、セザンヌの影響・・・・というような分析的な見方をやめ、素直にみると、背景の山、民家は鷹揚とした感じでいいのですが、手前の風にあおられる木と枝葉でしょうか、暗く鬱積した怒りがあるように感じます。

 

 

村山槐他のバラと少女は以前にも採りあげました。   22才でなくなった異才の画家。

 

 

今回、顔の部分など細かく見てみました。 しっかりとしたデッサン力です。  少女の容貌は部分部分は、普通に描かれているのですが、少し異様な雰囲気を感じる。   後ろ髪あたりの描き方、全体の色の使い方がそんなイメージを与えるように思います。

 

 岸田劉生のこの絵も、以前採りあげていますが、実在感を感じる作品。

 

 

 リアルな印象を強く受けます。

 

 

 この、一見、モナリザを意識した作品・・・最初はさして興味もひかず、写真は撮らないで通り過ぎたのですが、何かひっかかるところがあり、戻ってきて撮影しました。

調べてみると、モデルの女性は、河野通勢の妻(光子)の妹。  妻と結婚するまでは、妹の好子に惚れていて、光子・好子姉妹の姉夫婦の主人(通勢の友人)に結婚の

希望を打ち明けると、姉の光子をすすめられたとのこと。  当時、妹から先に結婚するのは道徳的に受け入れづらかったようだ。  通勢は後に、光子と結婚するが、

この絵は、姉妹に初めて会ったころの肖像画で、通勢の恋心にあふれた絵であるわけだ。  なお、通勢や姉妹はキリスト正教徒で、絵もそれをうかがわせる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 工芸館(2013.3.23) 陶磁器 

2013年04月22日 | アート 陶磁器

工芸館の陶磁器作品のラストです。

鈴木 藏(おさむ)(1934ー)  

「志野水指」 1991  陶器

加藤土師萌や荒川豊蔵に師事して、志野焼一筋の加藤藏の作品。  まさに志野焼、堂々たる力を感じます。

 

 

白磁の人間国宝、井上萬二の作品。  

柔らかい釉薬の調子は独特ですね。

 

絵柄部分をアップで撮りました。

 

初代宮川香山の作品は、好きで数多く採りあげてきました。   この作品も以前、採りあげましたが、再度、撮ってみました。

 

中央部をアップで撮ってみました。

 

久保田厚子の青白磁は、西洋感覚の美しい作品。 

 

 

島田文雄は東京芸大の陶芸専攻科を卒業し、現在は同大学の教授として活躍している。

さすがに作品も正統で格調高い。  どんな料理を載せても、おいしく見えるだろう。

 

 

富本憲吉は独学で陶磁を学び、人間国宝になった陶芸の大家。  近代美術館での、作品の展示も多い。

素晴らしい作品が多いのですが、この作品は、私にとってはしっくりきません。  アザミのとげとげしさが肌にあわないのかなー。

 

同じくアザミを主題にした飾筥(かざりばこ)。   こちらは、京都五条坂に窯をもつ京焼の藤平伸の作品。  若い頃に結核で4年間療養し、その間に銅版画を学んだようです。

そのせいか、絵付けにも線描版画的な雰囲気が感じられ、詩情を醸し出します。

 

 

佐藤敏の鉢。  遊び心にあふれていますが、私としては黄色の線描がなければ、落ち着いた感じで絵柄もユニークだし、もっと好きになれると思った次第。

 

 

カラフルな作品。   これで酒を飲むとすれば、日本酒よりも泡盛とか、芋焼酎があうかな。

佐藤敏   「キセル徳利、盃」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 工芸館(2013.3.23) 陶磁器 柿右衛門 今右衛門 魯山人 松井康成 田村耕一

2013年04月21日 | アート 陶磁器

国立近代美術館 工芸館の、「花咲く工芸」と題した企画も、5月6日までです。 

素晴らしい作品が堪能できますので、是非、行かれることをお勧めします。

陶磁器の紹介を続けます。

十四代柿右衛門の作品。 「濁手 つつじ文鉢」

濁手(にごしで)のにごしとは、佐賀地方の方言で米の研ぎ汁のことをいい、研ぎ汁のような柔らかい乳白色をした生地の色をさします。

この濁手にぴったりと合うのが、柿右衛門の赤なのです。 

 

 

十四代柿右衛門を中心とした製陶工房の作品です。

 

 

 

鍋島焼を今に伝える、今泉家十二代当主の作品。

 

 

13代当主は薄墨を得意としています。

 

 

北大路魯山人の作品.

篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家・・・多彩な顔を持つ天才気質の人だが、不遇な生い立ちがあり、屈折した人生を歩んでいる。

作品の色絵牡丹文鉢、一見はすがすがしい緑と白と赤の配色と配置が美しい。  しかし、赤い牡丹の花の描き方に、重さやドロドロしたものを感じます。

 

 

松井康成の練上作品。  以前にも練上げ技法の作品を紹介していますが、今回は玻璃光という技法で、練上げをダイヤモンド等で磨き上げ、光沢を出したものとのこと。

実物の美しさは格別でした。

 

 

普通の練上げ作品。   渋い配色と厚みのあるデザインがいい。

 

 

やはり、人間国宝の田村耕一の作品。   銅彩の茶色に味があります。   松井康成の師匠でもあったようです。

 

 

染付は淡い藍色ですが、上品です。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 工芸館(2013.3.23) 陶磁器 荒川豊蔵、清水六兵衛

2013年04月18日 | アート 陶磁器

国立近代美術館 工芸館の陶磁器の紹介に戻ります。

志野焼を追求した荒川豊蔵の作品。

色合い、デザインともに味があります。

 

 

古志野を追求して、独自の志野焼を作り上げた。

 

 

デザインが可愛らしい。

 

 

 

 

 

京都 清水焼の六代目当主の作品。   素朴な雰囲気のなかにも華があります。

 

 

花にちなんだ工芸展なのでどれも花柄です。  鑑賞しながら思うのですが、この皿にのせる料理は何があうのかな?・・・と。  上品な京料理もいいのでしょうが、私は、サンマの塩焼きが似合うと思う。   大根おろしにスダチを乗っけて・・・うん、おいしそうだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新緑のワンコ散歩 その2

2013年04月16日 | 

 ショッピングモールから歩いて十数分で若葉町団地に来ました。

ここから北に100mほどのところを玉川上水が流れていて、緑の多い環境です。

団地内の公園の新緑と、八重桜が美しい。 

 

私は団子より桜、美しさに見とれていました。 

 

八重桜を見ると、昔の人が桜に思いを寄せたのはよくわかります。   ソメイヨシノでは風情も迫力も足りない感じです。

 

桜?無関心のワンコたち。

 

撮影疲れでご機嫌ななめのレナ。

 

片耳はどこへ行った? キラ 

 

私は、花より団子よ!のレナお嬢様。 

 

 時おり、哲学的風貌を見せるキラ。

 

 

 こっちむいて!

 

 左向けー左!

 

 ちょっと顔をかしげて、ん?のキラ    哲学的風貌はどこにいった!

 

 恋の悩みか? 借金の悩みか?   いえいえ、飼い主の撮影三昧に困ったちゃんのレナなのです。

 

 カメラを向けると、プイっ

 

 困った表情のワンコたち。 キラ「まだかよー」、レナ「ッタク、・・・」 

 

 明日を見つめるレナで幕を下ろします。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新緑のワンコ散歩

2013年04月15日 | 

4月13日(土)絶好の日和で、新緑の山にでもと思いましたが、いろいろとやることもあり、ワンコの散歩がてらに新緑の季節を写真に。

のっけからキラのオシッコ。  失礼な!とレナお嬢様はそっぽを向く。

 

なかなかカメラ目線はくれない二匹。  我慢強く撮って、数で勝負。

 

ボケとツッコミタイプの二匹。 どちらがボケか、この写真を見れば一目瞭然!

 

 

一応、お嬢様に敬意を表して春の花々を背景に、前後から。 (女房のお気に入りの手製ワンコ服らしく、ごますりも兼ねて)

 

 

負けずに僕も・・・と見返りキラ。

 

 

今度はアップで

  

 

この子はアップに耐えられないので、これが限度。

 

ここは、ケヤキモール商店街の一角。  ここから若葉町団地の八重桜と新緑を目指して歩きます。  それは明日に。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 本館(2013.3.23) 日本画 川端龍子 岩田専太郎

2013年04月14日 | アート 日本画

戦争記録画のコーナに日本画の作品があり、純粋に芸術作品として紹介したいと思います。

川端龍子の「洛陽攻略」

 

 

磨崖仏と合掌する日本兵隊長らしき人物。   芸術作品として、大仏の威厳、祈りが大胆な構図のなかにピタッとはまっており、素晴らしいと思います。  戦争への士気高揚のベクトルは感じません。むしろ平和を祈る意識を感じます。

 

岩田専太郎といえば、美人画の挿絵や表紙などの印象が強く、こんな戦争記録画を描いていたとは・・・と驚きました。

 

 

描かれた特攻隊員の表情は、強い意志を感じますが、右側の見送る近親者でしょうか、多くの人々の表情は暗く、怒りの感情に耐えているかのようです。

この絵も、戦争賛歌ではなく、戦争の愚かさ、悲しさを訴えているような気がします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 本館(2013.3.23) 日本画  下村観山 「大原御幸」

2013年04月13日 | アート 日本画

下村観山の「大原御幸」は以前にも採りあげましたが、一部でした。

今回は画巻全部を紹介します。

大原御幸(おおはらごこう)

明治41年   彩色・絹本・画巻・1巻   52.0×790.0

本作品は『平家物語』などで知られる大原御幸に取材したもの。出家して大原に閑居している建礼門院を後白河法皇が訪ねる光景を、六つの場面に分けて描いている。

 

以前、採りあげたときは、この場面の乳飲み子を抱く女性の顔と、観山の作品「弱法師」の主人公の顔立ちが似ていること述べましたが、昔の絵では、このような顔の描き方があることは結構あることを後で知りました。

 

輿に乗っていく後白河法皇

 

山深い光景。  右に白猿を描いています。  何か意味があるのだろうか。

 

花筐をもって草花を摘む建礼門院。  枯枝を持った尼が、庵に来た後白河法皇の一行を見つけたようです。

 

建礼門院の住む庵で、下男と法皇の従者達。

 

奥の間での法皇と建礼門院。  季節は初夏で、雨戸が上にはねあげられている。  平家物語では、ここで壇ノ浦の戦いで建礼門院が生き残った理由などが述べられ、安徳天皇と平家の菩提を弔う生活がつづられている。
下村観山の絵達者ぶりが感じられる画巻です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 本館(2013.3.23) 日本画 吉川霊華 安田靫彦 横山大観

2013年04月11日 | アート 日本画

日本画コーナの作品。  線描の手法の解説と、実作品による対比が面白い。

パッと見は、印象に残らない絵だったのですが、

 

 

下部の十二単を着た女性たちの繊細な線描に驚きました。  まさに春蚕吐絲描。

 

そして、安田靫彦の「日食」


国立美術館の公式サイトから引用

安田靫彦(1884−1978)
YASUDA,Yukihiko
日食
Solar Eclipse
1925(大正14)年

周の12代天子幽王は、まったく笑うことのない寵妃褒(ほう)じを喜ばせようと、むやみに戦いを知らせる狼煙(のろし)を上げて
その都度あわてふためく諸侯の様子を笑いものにした。ところがいざ本当に前后の父が攻めてくると、狼煙に応じて駆けつける
者は誰もなく、幽王は殺され褒は囚われ、宝物は失われてしまった。安田靫彦はこの『史記』の逸話から想をふくらませて、古代
中国で災いの前兆とされた日食を組み合わせ、おそれおののく王の思かさと不吉な未路を暗示する、色彩を厳しく抑えた格調高
い画面をつくり上げた。第12回院展出品作。

 

中央下部を、撮りなおしたものです。   柔らかく、しなやかな線描が効果を上げています。

 

横山大観の作品。  春蚕吐絲描とは違いますが、柔らかく、にじんだような線が、暮れゆく光景をうまく表現している。  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 本館(2013.3.23) 日本画 山本春挙、速水御舟

2013年04月10日 | アート 日本画

国立近代美術館(MOMAT)3階の日本画コーナです。

鑑賞環境は抜群で、絵の素晴らしさを堪能できます。 

入口正面には東山魁夷の「残照」、右側に加山又造の作品(撮影禁止でした) 


 右奥に見える作品がこれです。

近くで見ると迫力があります。

 

速水御舟の「浅春」  掛け軸スタイルの絵の写真は小さくなり、良さが伝わりづらいですね。

 

絵の下部を拡大。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本陶芸展、木村荘八展、東京駅界隈で #2

2013年04月09日 | 風景

木村荘八展を見た後、東京駅丸の内側に出たところです。

正面の白いビルに高層ビルがのっかったように見えるのが「KITTE」です。  旧中央郵便局ビルの一部を残して、高層ビル化し、低層階部分が店舗等の商業施設にな

っています。

 

KITTEに向かって歩いていきます。  

 

旧中央郵便局の白いビルがシックです。  白い外壁に黒い窓枠が映え、時計も愛嬌を感じます。   建て替える前の、中央郵便局のビルは薄汚れた外壁で、保存す

る価値がないように思え
たのですが、リフレッシュすると見違えるように美しくなりました。

 

右奥の皇居外苑の緑が目に入り、そちらへ向かって行くことにしました。

 

右は日比谷通り、青空と新芽が日に輝く光景が美しい。

 

皇居外苑が右側に見えます。   桜の花も少し残っているようです。

 

東京駅に戻り始めて、丸の内仲通りを。  洒落たビルを背景に、木々の新芽が輝いています。

 

丸の内仲通りは、高級ブランドショップなどが軒を連ねています。  日曜日とはいえ、さすがにここを歩く人は少ない。  しかし、若い外人女性が犬を散歩させているの

を見ました。 ジーパン姿
のラフな格好で、犬はブルドッグ系だと思いましたが、嬉しそうに女性の前を走っていました。   粋だなと感じ、帰って女房にこのことを話す

と、丸の内仲通りを散歩できるカッコイイわんこがほ
しい!買って! とヤブヘビに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本陶芸展、木村荘八展、東京駅界隈で #1

2013年04月07日 | アート 各分野

今日、4月7日(日)は、大丸東京店で開催されている「日本陶芸展」、東京駅北口のステーションギャラリーで開催中の「木村荘八展」を見学。

その足で、先週行った商業施設「KITTE」の外観写真を撮り、丸の内の高級ショップが並ぶ通りなどを写真におさめてきました。

まず、日本陶芸展。   第22回にもなる陶芸展でしたが、初めての機会となります。

パンフレットは、大賞をとった「藍三彩」です。  入口近くに受賞作品、次に招待作家の作品、そして公募入選作品が並べられていました。

実にすっきりとした作品で、藍の色あいも絶妙。

 

写真撮影は禁止だったので、毎日新聞社の公式Webサイトから引用させていただきました。

          

準大賞・日本陶芸展賞                    優秀作品賞・毎日新聞社賞        
「Rin」(第1部)                           「吹染蓮図大壺(ふきぞめはすずおおつぼ)」(第1部)                          
佐賀県伊万里市 畑石修嗣(27)                千葉県柏市 藤井隆之(39)

準大賞の「RIN」は、朽ちかけた鉄のように
見えますが、内側に細い縞がはいって何と
も言えない存在感があります。


招待作家の作品はさすがに素晴らしく、どれも魅了されます。  一つだけ紹介

写真

「四稜壺『山蝉』」 武腰 潤(招待作家)

 

続いて、八重洲大丸東京店から東京駅の自由通路を通って、赤レンガの東京駅北口にあるステーションギャラリーへ。

木村荘八の回顧展で、以前、国立近代美術館で挿絵を紹介しています。

木村荘八は油絵が本業との思いがあり、多くの油絵作品が展示されています。   しかし、私の好みになりますが、良いなと

思ったのはチラシにある「浅草寺の春」と「牛肉店帳場」ぐらいでした。

 

「浅草寺の春」は人物の容貌が、面白いといえば面白いのですが、生気がないですね。  シュールな感じを狙ったのだろうか? 色使いは大胆で好きなのですが。

「牛肉店帳場」は、荘八が住んでいた牛肉店を描いたもの

挿絵はさすがで、名作「墨東奇譚」の挿絵、34点が並んでいました。

(国立近代美術館で見たときは、12作品ぐらいだった) 写真は国立近代美術館で撮影したものです。

 

さて、東京ステーションギャラリーは、赤レンガの東京駅の北側ドームの2階、3階にあります。

会場内は撮影禁止でしたが、ドームの階段部分は撮影OKでした。

 

3階から2階に降りる階段で。 赤レンガは旧駅舎のもので、切り取って貼り付けているように思いました。

 

2階の休憩コーナから、カーテン越しに「KITTE」を見たもの。

 

2階から1階に降りる階段で。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立近代美術館 本館(2013.3.23) 日本画 菊池芳文、安田靫彦

2013年04月06日 | アート 日本画

 国立近代美術館の工芸作品を紹介中ですが、一旦、休止して、本館の日本画作品を紹介します。

やはり、近代美術館は日本画コレクションが凄いので、そちらを先にします。

 まず4階のハイライトコーナです。  ここでは洋画を含めた重要文化財級の作品が展示されています。 

 

一番手前には、春にふさわしい「小雨ふる吉野 」が展示されていました。  

 

中央左の部分です。  しっとりとした情感が素晴らしい。

 

 

そして、安田靫彦の挿花。  中学生の頃、美術の教科書にこの絵が載っていましたが、なんでこんな絵がいいのだろう?と思ったものでした。

初めて実物を見て、その素晴らしさに驚き、納得しました。  ちなみに、奥村土牛の寄贈なんですね。

 

髪の毛一本一本を描いた緻密さがお分かりいただけるでしょうか。   女性の花を見る視線に一気に引き込まれそうな感じになります。 すごい。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする