光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

国立近代美術館 本館(2013.3.23) 日本画 菊池芳文、安田靫彦

2013年04月06日 | アート 日本画

 国立近代美術館の工芸作品を紹介中ですが、一旦、休止して、本館の日本画作品を紹介します。

やはり、近代美術館は日本画コレクションが凄いので、そちらを先にします。

 まず4階のハイライトコーナです。  ここでは洋画を含めた重要文化財級の作品が展示されています。 

 

一番手前には、春にふさわしい「小雨ふる吉野 」が展示されていました。  

 

中央左の部分です。  しっとりとした情感が素晴らしい。

 

 

そして、安田靫彦の挿花。  中学生の頃、美術の教科書にこの絵が載っていましたが、なんでこんな絵がいいのだろう?と思ったものでした。

初めて実物を見て、その素晴らしさに驚き、納得しました。  ちなみに、奥村土牛の寄贈なんですね。

 

髪の毛一本一本を描いた緻密さがお分かりいただけるでしょうか。   女性の花を見る視線に一気に引き込まれそうな感じになります。 すごい。 

 

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