軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

3月7日(金)『七十年のあゆみ』ほか 2013-234

2014-03-07 11:50:26 | 日記

 本日は特編授業後、生徒の力を借りて、後期選抜の準備を行いました。

 

 生徒諸君、会場準備をありがとうございました。

 帰りがけの生徒に話しかけました。

 「今度いつ登校するんだっけ」とたずねると、「終業式です」とのこと。

 そうなんです。本校では、何もない生徒(追指導も部活動もない生徒)は、24日の終業式まで学校に来ないんです。

 話は変わり、昨晩の同窓会常任理事会において、できたてほやほやの『七十年のあゆみ』が紹介されました。

 歴代学校長、同窓会長、PTA会長、同窓生、旧職員などから原稿をお寄せいただきました。ありがとうございます。

 70周年記念事業当日の写真もふんだんに入れていただき、当日の様子がよくわかります。

 関係者に3月中にお送りできると思います。

 さらに話は変わり、長野県高等学校歴史教育研究会の『歴史教育研究』第4号ができあがり、事務局から郵送されてきました。

 20名近くの会員が原稿を寄せています。

 今後も、ますます会活動が活発になることを祈念していますし、私自身も力を尽くしたいと考えています。会長ですから。

 


3月6日(木)1・2年生特編授業2日目、2学年進路講話 2013-233

2014-03-06 16:46:07 | 日記

 本日も特編授業を午前中4時間行いました。

 本日午後、2学年では、上田情報ビジネス専門学校の比田井和孝副校長先生を講師にお迎えし、進路講話を行いました。

 比田井副校長先生には、今までも何度も軽高生相手にお話をしていただいています。、その都度、生徒たちに「ふかーいインパクト」を与えていただいています。

 さて、この講演会、当初の110分の予定時間を越え、120分超の講演会になりました。

 

 「ココロの授業」というものです。

 比田井副校長先生のことは、上田情報ビジネス専門学校のウェブサイトをご覧ください。

 http://www.uejobi.ac.jp/

 http://www.uejobi.ac.jp/work/kokoro/

 私も、講演前に少し校長室でお話し、講演を最初から最後まで拝聴しました。

 私の感想を一言で言えば、「すごい。感動した。勇気をもらった。」ということです。

 校長になり、学校運営上、思い悩むことも正直ありますが、今回の講演をお聞きし、そうした気持ちが吹き飛びました。まさに「人生の応援歌」をうかがったといった講演内容でした。

 講演会終了後、しばし、校長室で土屋2学年主任、企画担当の長嶋先生とともに懇談しました。

 生徒たちの様子を見ていると、大変感銘を受けていることがよくわかりましたので、講演中の具体的な例を挙げ、そのことを申し上げながら、感謝の言葉を伝えました。

 紹介いただいた本とDVDは、さっそく私も注文します。

  さらに、講演会終了後、グアム派遣生徒5名の壮行会を、校長室で行いました。

 3月中旬に行ってきます。

 一人ひとり、私の前で抱負を述べましたが、派遣されることがきまり、最初に校長室で会ったときとは、見違えるような態度、話の内容であり、また笑顔もステキで、それぞれが、きっといい研修になると確信しました。

 体調管理に気をつけて、いい勉強をしてきてほしいものです。

 18時からは、同窓会の常任理事会を校長室で行います。

 会務中間報告、会計中間報告、来年度の総会日程、『同窓会報』の編集について、その他、70周年記念事業関係等について審議していただきます。


3月5日(水)1・2年生特編授業1日目及び昨日の卒業式雑感など 2013-232

2014-03-05 12:06:38 | 日記

 今日は、昨日の晴天がうそのようで、朝から雪が舞っています。昼ごろにやみました。

 さて、本日から7日まで、1・2年生は特別編成授業を行います。

 本日は4時間授業とし、午後は「特別指導」の時間にしています。

 この「特別指導」は、進級が危ぶまれる生徒に対して、まさに、「特別」に「指導」するわけです。

 いままでも、教科担任の先生方は、その都度、指導・支援をしてきています。

 今回の指導期間中に、該当の生徒諸君はきちんと取り組んでほしいと思います。

 そうでないと、校長として、進級を認めることができなくなる恐れがあるからです。

 

 生徒会誌『噴煙』第46号が出来上がってきました。毎年、卒業式に間に合うように発行しています。

 私は、70周年記念事業式典の式辞全文と、読書の愉しみに関することについて、寄稿しました。

 話は変わり、昨日の卒業式のことを少し書きたいと思います。

 昨晩は、官舎に戻ったのが、かなり遅い時間でしたので、今日の日記に書かせてもらいます。  

 

職員朝会での卒業担任の先生方からのご挨拶

 朝早くから、駐車場担当の先生方が、晴天ゆえにかなり冷え込んだ正門前などで、保護者の皆さんの車の誘導を行ってくださいました。

 並行して、職員朝会では、三年間の担任生活を終えられる3名の先生方から、一言ずつお言葉を頂戴しました。

 いずれも、三年間の思いのこもった素晴らしい挨拶でした。

 学年主任の岩下先生、吉澤先生、池田先生、3年間の生徒の指導・支援をありがとうございました。

 朝会後、次々と校長室にお見えになった来賓の皆様とお話をし、卒業式を行う体育館にご案内し、いよいよ式が始まりました。

来賓の皆さん

 国歌斉唱、校歌斉唱の後、卒業証書を授与しました。

 

校歌斉唱

生徒の指揮とピアノ伴奏で行いました。

 卒業証書は、クラスごとに代表に渡しました。以下の写真は2組の代表に卒業証書を渡している場面です。

 私からの式辞の最後で、「行動は習慣を創る 習慣は人格を創る」という言葉を卒業生に贈りました。

 柳澤町教育委員長さん、佐藤同窓会長さん、荒木PTA会長さんからご祝辞を頂戴しました。

 ご祝辞の中の、「継続は力なり」、「よき友をいつまでも大切にしてほしい」、「自己開発の姿勢や人としての道義や道理をわきまえる」といったお話は、私自身も大切にしていきたいと思います。

 坂本生徒会長の送辞も、鈴木前生徒会長の答辞も、心に残りました。

 いずれも、「噴煙祭」のことに触れていました。生徒会最大の行事である噴煙祭は、本校生徒にとって、一番印象に残っているということでしょうか。

 最後に、「蛍の光」を皆で斉唱しました。

 

指揮を生徒が、ピアノ伴奏を寺田先生にしていただきました。

 卒業式というと、やはり、「蛍の光」を歌いたくなりますし、この歌詞を口ずさんでいると、なんとも「卒業式」という感じになるのは、私だけでしょうか。

 クラスに戻り、担任の先生から卒業証書を卒業生それぞれに渡していました。

 最後のLHR(ロングホームルーム)後、卒業生と担任で記念撮影をしていました。

 校長室で仕事をしていると、何人かの保護者の方が訪ねてくださいました。

 私に「卒業のお礼を述べたい」ということでした。ありがたくお言葉を頂戴しました。しばらく、卒業生本人と私の間の思い出を語りました。「校長先生、軽井沢高校で3年間すごすことができて、本当によかったです」と話してくださり、私も大変嬉しく思いました。

 わざわざ校長室までおいでいただき、感激しています。

 「卒業を祝う会」でも、私から一言話す機会があり、卒業生に向けて、「その道の達人になってほしい」とスピーチをしました。

 出席された保護者の皆さん全員と少しずつですが、お話をすることができ、その点もよかったです。

 保護者の皆さんの中には、入学前から学校見学に生徒とともにおいでいただき、教頭として学校の中を案内した方もいます。そんなことを思い出しながら、昔話もしました。

 「軽井沢高校の先生方は、生徒の名前をみんな知っていますよ」といった私の一言が、「本人が本校を受検する決定打になった」との保護者の言葉は、本当に嬉しく思いました。

 「卒業を祝う会」のあと、卒業学年の3人の先生方と二次会に出かけました。

 しんみりと、この3年間を振り返っていましたら、だいぶ遅い時間になってしまいました。さまざまなことがあった3年間でしたから。

 なお、FM軽井沢の清水さんが、放送の中で、本校の卒業式を取り上げてくださったとのことです。「私の校長日記を引用したい」とわざわざお電話をいただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 


3月4日(火)第65回卒業証書授与式 2013-231

2014-03-04 07:32:58 | 日記

 第65回卒業式を迎えました。いつもこの日は、身の引き締まる思いがして、朝を迎えます。

 といいますか、緊張してよく眠れないのです。

 今朝は、写真のように雲ひとつない晴天です。卒業生の前途を「象徴」するかのような天候で、大変晴れがましい気持ちです。

 校内には、2月中旬の大雪の影響もいまだに残っています。除雪も進まず、駐車場のスペースを通常通りには確保できていないため、軽井沢警察署と日本大学の軽井沢研修所に職員用の駐車スペースを確保しました。警察と日大には、ご配慮をありがとうございました。

 学校にとって、卒業式と入学式は特別な日でもあります。

 私の立場では、卒業式には「卒業証書の授与」を、入学式では「入学許可」をします。

 今年の3年生も、入学の時から知っている生徒たちですので、その卒業式に立ち会うことができて、私個人としても大変嬉しく思っています。3年次には、3年生全員と「校長面談」もしましたし。

 多くの来賓の皆さんも、出席いただきありがたいと思いますし、かつて本校に在職された先生方などからの祝電もありがたく思います。

 式辞は、先週最終的に書き上げました。

 本校の卒業式当日の流れは以下のとおりです。

 職員朝会 卒業担任からの一言

 SHR

 在校生入場

 保護者入場

保護者受付

 来賓入場

 卒業生入場

 開式の辞

 国歌斉唱

 校歌斉唱

 卒業証書授与

 学校長式辞

 来賓祝辞

 来賓紹介

 祝電披露

 皆勤賞・精勤賞授与

 在校生送辞

 卒業生答辞

 記念品贈呈

 

 上記のストーブを2台いただきました。

 保護者代表謝辞

 蛍の光斉唱

 閉式の辞

 卒業生退場

 来賓退場

 保護者退場

 後片付け(1学年)

 LHR(卒業学年)

 卒業式後、3年の保護者主催の「卒業を祝う会」も行われ、私にも出席要請がありましたので、年休を頂戴し出かけてきます。

卒業担任団の先生方が生徒に贈った電波式目覚まし時計

「2014.3.4 GRADUATION KARUIZAWA」とあります。

私も記念に、1つ購入しました。

 さて、本日正午に、後期選抜の願書受付変更期間が終了します。これにより、後期選抜の受検者数が確定することになります。

 本校では、卒業式が終わると、後期選抜業務が次の大きな仕事になります。他にも、在校生の進級認定等の仕事も控えています。

☆追伸 3月5日

 写真を追加しました。


3月3日(月)3年生を送る会及び卒業式予行 2013-230

2014-03-03 15:16:49 | 日記

 本日、3年生を送る会(本校では「三送会」と呼びます)及び卒業式の予行を行いました。

 三送会は、生徒会主催で行うものです。

 上の写真は、先週の金曜日に、試験終了後、生徒会の執行部の皆さんがシートを敷き、卒業生の椅子を並べてくれたあと、ミーティングを行っている様子のものです。三送会のリハーサルも遅くまで行っていました。顧問の先生方及び生徒会執行部のみんな、お疲れ様でした。

 金曜日だけでは間に合わず、土曜日も日曜日もリハーサルを行ったようです。

 今回の三送会も、生徒会執行部が様々なイベントを考えてくれました。

 ビデオレターもそのひとつです。

 私も「出演」を頼まれ、過日収録を済ませています。

 私からは、「三つのONE」ということについて話しました。

 ナンバー ONE

 オンリー ONE

 プラス  ONE

 という3つのONEについてです。詳細は書きませんが、今までの「校長日記」に私が執筆してきた事柄から察してください。

 三送会は、ダンスあり、生徒会長名による3年生への表彰状の授与あり、上記のビデオレターあり、その他にも様々な企画がありました。

 執行部の皆さん、お疲れ様でした。

 

三送会開会前

生徒会執行部有志によるダンス披露

くす玉

 卒業生の皆さんは十分に楽しんでいただいたと思います。

 最後に「くす玉」と鈴木前生徒会長の挨拶で締めくくりました。

 その後、卒業式の準備にとりかかりました。

 

卒業式準備中

 卒業式準備後、全員で卒業式の予行を行いました。

 校歌も「蛍の光」も声が出ていて、明日もきっときちんと歌ってくれるに違いありません。

 

校歌及び「蛍の光」練習中

 最終的に午後2時から、校長室で教務係の先生など関係の職員で打合せを行い、会場の最終確認を行いました。

 その後、教務係の先生方は、掲示物を所定の箇所にはってくださいました。

 これで、明日の卒業式の準備が整いました。

 夜には、アイスホッケー部の「3年生を送る会」が、プリンスホテルで行われます。例年、卒業式の前夜行われているものです。私にも出席要請がありましたので、出かけてきます。

 部員たちと保護者の皆さんが出席しますので、特に3年生やその保護者の皆さんそれぞれと、よーく話をしてきたいと思っています。

 この会、毎回、心に残る本当に感動的ないい会なんです。

 ホッケー部の3年生の諸君とのかかわりについて、私なりにこの3年間を振り返ってみると、様々なことが思い浮かびます。これも詳細は書きませんが……。

☆追伸 3月3日22時30分

 先ほど、アイスホッケー部の3年生を送る会がお開きになり、宿舎に戻ってきました。

 この感動を忘れないうちに、書きとめようと、自宅のパソコンに向かっています。

 

在校生より卒業生に贈る言葉

鈴木コーチから卒業生へのはなむけの言葉

 上の写真は、送る会の一場面です。

 会は、

 保護者会長挨拶

 学校長挨拶

 監督・部長・コーチ挨拶

 来賓挨拶(OB会会長さん)

 乾杯(前保護者会長)

 と続き、その後、祝宴の中で、

 卒業生挨拶

 在校生より卒業生に贈る言葉

 監督・部長・コーチへの記念品贈呈

 新キャプテン指名・挨拶

 校歌斉唱

 でお開きとなりました。

 卒業生一人ひとりからの実感のこもった3年間の思いの詰まった言葉や、在校生の卒業生への別れることの辛さを訴える心情の吐露等々、聞いている我々も、目頭が熱くなる珠玉の言葉の数々が繰り広げられました。

 上段で書きました当初の思いは時間の関係でかなわず、なかなか3年生の保護者の皆さん一人ひとりと、十分にお話することはできませんでしたが、私の感謝の思いはお伝えできたと思っています。

 部員たちの歌う校歌も、高々に大きな声で歌われて、感動し、嬉しく思いましたよ。

 軽高ホッケー部、いいなぁ。あらためてその思いを強くして、心も暖かくなり帰路につきました。

 明日は、いよいよ卒業式。

 早く休もうと思います。