今日は、昨日の晴天がうそのようで、朝から雪が舞っています。昼ごろにやみました。
さて、本日から7日まで、1・2年生は特別編成授業を行います。
本日は4時間授業とし、午後は「特別指導」の時間にしています。
この「特別指導」は、進級が危ぶまれる生徒に対して、まさに、「特別」に「指導」するわけです。
いままでも、教科担任の先生方は、その都度、指導・支援をしてきています。
今回の指導期間中に、該当の生徒諸君はきちんと取り組んでほしいと思います。
そうでないと、校長として、進級を認めることができなくなる恐れがあるからです。
生徒会誌『噴煙』第46号が出来上がってきました。毎年、卒業式に間に合うように発行しています。
私は、70周年記念事業式典の式辞全文と、読書の愉しみに関することについて、寄稿しました。
話は変わり、昨日の卒業式のことを少し書きたいと思います。
昨晩は、官舎に戻ったのが、かなり遅い時間でしたので、今日の日記に書かせてもらいます。
職員朝会での卒業担任の先生方からのご挨拶
朝早くから、駐車場担当の先生方が、晴天ゆえにかなり冷え込んだ正門前などで、保護者の皆さんの車の誘導を行ってくださいました。
並行して、職員朝会では、三年間の担任生活を終えられる3名の先生方から、一言ずつお言葉を頂戴しました。
いずれも、三年間の思いのこもった素晴らしい挨拶でした。
学年主任の岩下先生、吉澤先生、池田先生、3年間の生徒の指導・支援をありがとうございました。
朝会後、次々と校長室にお見えになった来賓の皆様とお話をし、卒業式を行う体育館にご案内し、いよいよ式が始まりました。
来賓の皆さん
国歌斉唱、校歌斉唱の後、卒業証書を授与しました。
校歌斉唱
生徒の指揮とピアノ伴奏で行いました。
卒業証書は、クラスごとに代表に渡しました。以下の写真は2組の代表に卒業証書を渡している場面です。
私からの式辞の最後で、「行動は習慣を創る 習慣は人格を創る」という言葉を卒業生に贈りました。
柳澤町教育委員長さん、佐藤同窓会長さん、荒木PTA会長さんからご祝辞を頂戴しました。
ご祝辞の中の、「継続は力なり」、「よき友をいつまでも大切にしてほしい」、「自己開発の姿勢や人としての道義や道理をわきまえる」といったお話は、私自身も大切にしていきたいと思います。
坂本生徒会長の送辞も、鈴木前生徒会長の答辞も、心に残りました。
いずれも、「噴煙祭」のことに触れていました。生徒会最大の行事である噴煙祭は、本校生徒にとって、一番印象に残っているということでしょうか。
最後に、「蛍の光」を皆で斉唱しました。
指揮を生徒が、ピアノ伴奏を寺田先生にしていただきました。
卒業式というと、やはり、「蛍の光」を歌いたくなりますし、この歌詞を口ずさんでいると、なんとも「卒業式」という感じになるのは、私だけでしょうか。
クラスに戻り、担任の先生から卒業証書を卒業生それぞれに渡していました。
最後のLHR(ロングホームルーム)後、卒業生と担任で記念撮影をしていました。
校長室で仕事をしていると、何人かの保護者の方が訪ねてくださいました。
私に「卒業のお礼を述べたい」ということでした。ありがたくお言葉を頂戴しました。しばらく、卒業生本人と私の間の思い出を語りました。「校長先生、軽井沢高校で3年間すごすことができて、本当によかったです」と話してくださり、私も大変嬉しく思いました。
わざわざ校長室までおいでいただき、感激しています。
「卒業を祝う会」でも、私から一言話す機会があり、卒業生に向けて、「その道の達人になってほしい」とスピーチをしました。
出席された保護者の皆さん全員と少しずつですが、お話をすることができ、その点もよかったです。
保護者の皆さんの中には、入学前から学校見学に生徒とともにおいでいただき、教頭として学校の中を案内した方もいます。そんなことを思い出しながら、昔話もしました。
「軽井沢高校の先生方は、生徒の名前をみんな知っていますよ」といった私の一言が、「本人が本校を受検する決定打になった」との保護者の言葉は、本当に嬉しく思いました。
「卒業を祝う会」のあと、卒業学年の3人の先生方と二次会に出かけました。
しんみりと、この3年間を振り返っていましたら、だいぶ遅い時間になってしまいました。さまざまなことがあった3年間でしたから。
なお、FM軽井沢の清水さんが、放送の中で、本校の卒業式を取り上げてくださったとのことです。「私の校長日記を引用したい」とわざわざお電話をいただきました。ありがとうございました。