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言語聴覚士の独り言

手ぶらで生きる

この本はミニマリズムについてミニマリストが書いた本です。

ミニマリズムとは最小限主義です。

造形芸術という分野において1960年代のアメリカに登場し主流を占めた傾向で、

例えば、 ファッションでは極限までシンプル化した服などを言いいます。 服から無駄な要素をすべて省き、最小限にすることにより本来人間のもつ人間本来の持つ感覚を回復させ、内面性を浮かび上がらせようとするものです。

ファッションだけでなく、生活全般、人間関係、思想にも当てはめて書いてあります。

私が印象的だった項目は

・月に7万円(作者の1ヶ月に必要なお金)で生活する
→自分が1ヶ月に必要な額を把握する

・消費する側から、生産する側にまわる
→消費はドラッグと同じ「不健康な快感」

・食欲をコントロールする
→食欲を抑えるのは、「我慢」ではなく「脳」

・物の消費=時間の消費である
→物に時間を奪われ続ける人生からの脱却

・恩の奴隷にならない
→恩は返すものではなく、まわすもの

・物は少なく、心の拠り所は多く
→人間関係を増やせばリスクは減る

これを読んだだけでは理解が難しいと思いますが興味がある方は是非読んでみてください。

ミニマリズムとシンプルとの相違は

シンプルは強調するものがありませんが、

ミニマリズムは無駄を省く事で強調するものがあります。

自分を知って、自分の好きな物(人や時間も含む)に囲まれて生きていく。

誰もが本当は望んでいることかも知れません。

この本は売らずに手元に置いておきます😊
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