今読んでる本に「歌伴とは、歌手にテンポやKey、ハーモニーの流れなどを提示し、歌手がどんな表現手段に訴えても耐えられる基盤となる環境を作り、明確に伝える事が義務である」という文章が載っていて「ん?」と思った。
この定義の正否はともかくとして、歌伴にそれだけではない要素がある事は確実だと思う。
僕が歌を習い始めの頃に、その時ついていた先生に「ボーカルが率先して演奏を引っ張っていかないとドンドン伴奏に取り残されちゃうよ」と、生演奏で歌った後に注意された記憶がある。
現在習っている先生にも、「伴奏に寄りかかっているとベッタリとした歌になっちゃうから、それだけはやめて」と言われた事がある。
で、同じ意味なんだろうけど、以前組んでたバンドのギターに「伴奏を聞いてから歌いだしてるんじゃダメだ。ノリを造り出すのはボーカルの役目で、『伴奏に乗って歌う』んじゃ決してないんだよ。伴奏に合わせようとするんじゃなくて、演奏者それぞれが一致したひとつのグルーヴを目指していて、全員がそのグルーヴのイメージに合わせようとしなきゃいけない。そのイメージを示唆するのは、歌モノを演る時はボーカルの役目なんだよ」と言われた。
「ボーカルはそれができて、初めて他のパートから一人前の演奏者として認められるんだよ。アマチュアサイドに限定して見ても、楽器の奴らは当たり前のようにやってる事なのに、ボーカルにはその意識がない奴が多すぎる」だって。
難しいよね。
多人数の演奏になればなるほどそれは難しい。
楽器の人は「合わせる」という事をやり始めれば、レベルの高低は別としても否応無しに取り組まなきゃいけなくなる課題なんだろうけど、歌になるとどうしてもね。
そのギタリストに「それを勉強するためにこれを聴け」と言われて買ったのがBobby McferrinとChick Corea、歌とピアノのデュオによるライブ盤「Play」だったんですね。
これを聴くと上記3人に言われた言葉の意味が良く分かる。
できるかどうかは別にしてね。
そういう部分を意識して歌モノのアルバムを聴くと、また違った面白さが見えてくるかもしれないですね。
この定義の正否はともかくとして、歌伴にそれだけではない要素がある事は確実だと思う。
僕が歌を習い始めの頃に、その時ついていた先生に「ボーカルが率先して演奏を引っ張っていかないとドンドン伴奏に取り残されちゃうよ」と、生演奏で歌った後に注意された記憶がある。
現在習っている先生にも、「伴奏に寄りかかっているとベッタリとした歌になっちゃうから、それだけはやめて」と言われた事がある。
で、同じ意味なんだろうけど、以前組んでたバンドのギターに「伴奏を聞いてから歌いだしてるんじゃダメだ。ノリを造り出すのはボーカルの役目で、『伴奏に乗って歌う』んじゃ決してないんだよ。伴奏に合わせようとするんじゃなくて、演奏者それぞれが一致したひとつのグルーヴを目指していて、全員がそのグルーヴのイメージに合わせようとしなきゃいけない。そのイメージを示唆するのは、歌モノを演る時はボーカルの役目なんだよ」と言われた。
「ボーカルはそれができて、初めて他のパートから一人前の演奏者として認められるんだよ。アマチュアサイドに限定して見ても、楽器の奴らは当たり前のようにやってる事なのに、ボーカルにはその意識がない奴が多すぎる」だって。
難しいよね。
多人数の演奏になればなるほどそれは難しい。
楽器の人は「合わせる」という事をやり始めれば、レベルの高低は別としても否応無しに取り組まなきゃいけなくなる課題なんだろうけど、歌になるとどうしてもね。
そのギタリストに「それを勉強するためにこれを聴け」と言われて買ったのがBobby McferrinとChick Corea、歌とピアノのデュオによるライブ盤「Play」だったんですね。
これを聴くと上記3人に言われた言葉の意味が良く分かる。
できるかどうかは別にしてね。
そういう部分を意識して歌モノのアルバムを聴くと、また違った面白さが見えてくるかもしれないですね。
Bobby McferrinとChick Corea!!!
私にはかなり魅力的なデュオです。
今でもこのCD売ってますか?
売っていると思いますよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000005HGG/qid%3D1094391884/250-5814844-5315407
これですね。
92年のアルバムで、Blue Noteからです。
Cick Coreaは2001年に還暦ライブをニューヨークのブルーノートでひと月近く連日行なって、その中でBobby Mcferrinとのステージもありました。
収録は一曲のみですが、その時の模様もコンピレーション盤として2枚組みで出てますよ。
Rendezvous In New Yorkと言うアルバム。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008V608/br_lfncs_m_1/250-5814844-5315407
これです。
なお、この還暦ライブの映像がDVD9枚組みで発売されており、少々値は張りますがこちらを購入すれば同デュオの演奏を1ステージ満喫できます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00013EZRK/qid=1094392505/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/250-5814844-5315407
これですね。
参考にしてくださいませ。
是非、是非探してみます。
私も音楽をやっていまして、歌っているのです。
私は専門はクラシックなので、いつもピアノの伴奏で歌うのですが、
このボーカルと伴奏の関係の話、本当によくわかります。
もちろんボーカルにも曲全体を引っ張っていく力は必要ですが、
楽器の方も、「歌をたてつつ、引っ張っていく」技術が必要です。
クラシックだと、「伴奏法」という一つの確立した分野があります。
本当にうまい伴奏者は、歌い手が心で演奏している「架空の伴奏」をそのまま弾いてくださるので、
ちょっとおかしい言い方ですが、
「ピアノを弾いてもらってる気がしない」んです。
ジャズリスナーの話も同感です。
クラシックはそれで失敗を重ねています。
リスナーの邪魔なプライドで、音楽の本質が捻じ曲がることは、演奏者も音楽も望んでいないはずです。
ジャズも同じ道を辿らないよう事も望みます。
今後も、TAROさんの意見に注目しています。
今のPlay:Chick Corea Akoustic Band
ブログやりはじめなもんですから、コメントがつくだけで嬉しくって嬉しくって(笑)。
naruru21stさんは声楽を勉強されているんですね。
僕も近しい人にクラシック畑の人がいて色々と話しを聞く機会が多いのですが、クラシック音楽の演奏者が一曲を自分の物にするために必要な思索の深さには、いつも驚かされています。
また、そういった知識を持った方と話ができるのは僕にとって凄く楽しいです。
今後もこういった音楽談義にお付き合いいただければと思います。
今のPlay: Alone Togethr / Enrico Pieranunzi
私もブロクを始めたてなので、いろいろドキドキしながら書いています。
とても素晴らしい意見ばかりなので、私のブロクにURLを勝手に貼ってしまいました。
事後報告で、ごめんなさい。
(といっても、私のブロクは日記なので、あまり面白くないのですが・・・。)
今「PLAY」の視聴、Amazomでしましたけど、
だいぶ、かなり、心を打ち抜かれました☆
絶対注文します。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします!!
今のPlay:keith JarrettびJ.S.Bach 平均律