Anteeksi.

すみません、ちょっといいですか。フィンランド留学の見聞録。

小VALDES

2009-08-29 | イベント
今週は、東工大関係者のゲストが多く、指導教官がTKKでの集中セミナーのゲスト講師として招かれて来フィンした他、同じ専攻の美術史の先生とそこの学生(アアルトなど北欧デザインの研究をしている)も実地調査のためにやってきた。
せっかくなので、ということで、一同に会してヘルシンキ市内の中華料理店で夕食。ここに、小VALDES誕生。

内輪の話だけど、東工大の社会理工は最近、北欧、特にフィンランドとの連携強化に力を入れている。少し前にも、経営工学の先生方がいらしていたし、単純な一つのコネクションだけでなく、色んな分野、組織間でのネットワークができつつあるようだ。逆に、東工大でフィンランドからのゲストが講演を行うイベントなども増えている。学内に北欧カフェなるものもできたらしい。
自分がフィンランドにやってきたのも、その一連の流れに乗じた、という側面もなきにしもあらず。

今日は午前中、そのアアルト・デザインの視察にやってきたお二人に同行させてもらった。
まずは、現代美術館キアズマ。当たり前のことだけれど、やはりプロは目のつけどころが違う。一緒にいるととても勉強になるし、楽しい。フォンタナという芸術家について講義もしてもらった。

 

続いて、アアルト自邸見学。ここはガイドツアーでの見学だったけれど、参加者の半分以上が日本人。とても人気があるらしい。
芸術家のことを知るには、その自宅を拝見すると、よく分かるらしい。そのデザイン、設計は、一見感性に頼った意味のないもののように見えて、実は機能的にとても重要な意味を有していたりする。北欧デザインも、なかなか奥が深いようです。

  

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