Anteeksi.

すみません、ちょっといいですか。フィンランド留学の見聞録。

フィギュアスケート

2009-10-11 | イベント
フィンランディア・トロフィーというフィギュアスケートの大会が近くで行われていたので、見に行って来た。

世界レベルの選手が集う、それなりに大きな大会らしい。日本人の出場者もいて、昨日の男子では高橋とかいう人が優勝し、日本でもそこそこニュースになっていたとか。
今日はペアと、女子のフリー。

ここまでの記述でもお分かりの通り、この方面の事情には全く疎いのだけど、それでも、一度フィギュアを生で見てみたいというのは、結構昔から思っていた。入場料15ユーロ。日本だともっと高いのかな。

で、思ったのは、これってやっぱり、スポーツ観戦というより、もはや芸術鑑賞の視点になっているなぁと。というか、自分は競技としてのフィギュアスケートの理屈は全くよく分からないから(どういう技をどのように繰り出せばポイントになるとか)、直観的な美観に訴えてくるものでしか良し悪しを判断できないわけだ。しなやかさとか、キレ、繊細さと大胆さ、それに音楽との相乗効果。あえて言語化するなら、そういった要素か。表現力、とまとめてもいいのかな。以下は、そういう意味でのきわめて主観的なコメント。

日本勢の中では、やっぱり村主が素晴らしかった。ただジャンプのミスが目立ったのが残念。たしか結果的に7位くらいだったか。
武田奈也ちゃんて子はなかなか可愛いな。競技場の裏でばったり会って、そう思った。今後に期待。
フィンランドは、フィギュアのレベルはかなり高いのだろうか。特に、キーラ・コルピ、ラウラ・レピスト、この二人は、個人的には、今日の出場者の中で群を抜いて良かったと思う(優勝は別の人で、この二人は、2位、3位だったが)。

話が飛ぶけど、キーラ・コルピという選手は、普段はフィンランドの大学でビジネスを勉強しているらしい。一応言っておくと、これは、日本のスポーツ少年・少女が、私立の名門に推薦で入れてもらうのとは、訳が違うようだ。
北欧のスポーツ選手って、オリンピック級の選手でも、医者だったり企業経営者だったり、普通に二足のわらじを両立させているという話をちらほら聞く。なんか、社会構造というか、社会規範のようなものが日本とは違うんだろうな、やっぱり。

話を戻すと、自分はこのキーラのファンになりました。今後も要チェック。

大満足。良い音楽を聞けた後のような、いいもの見た、という気分。
ただし、寒かった。もっとしっかり着込んで行くべきもののようです。

 

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