
美容師の仕事は基本サービス業で、技術を売る事と、人にとって快適で、綺麗にする事がメインです (^_^)
昔はお客さんの数をこなす事もメインで流れ作業の様に、お客さんもベルトコンベアに乗せられたみたいに先生にたどり着くまで、今ではスタイリストにたどり着くまで各過程を流れて行きます
その昔見習の頃には、先生のつなぎ目でシャンプーやマッサージ、話し相手で時間繋ぎます
小さなお店で5台の鏡の前に満員座るけど、その他にも待合やシャンプーイス、補助いすを出しながら、そんなお店に同時に15人ほど入って、入れ替わる繰り返し
そのうちの半分以上はもう既に手が掛かり始めてる
それを3人で一日こなす(そんな時の技術者はほぼ一人)
忙しいんですよ、繋ぎで待ってる人多いので、その合間にパーマを巻いたり、こっちの人を巻きながら隣の人と話を合わせたり、違う人のパーマの2液タイムだったり、ロット外しが入ったり、一気に何人もの人の対応をしないといけないんですよね
お客さんを置いてきぼりにしたらあかんのでみんなに気を配る
今みたいに広ーいオシャレなサロンに美容師いっぱいとかでは無いので、想像つかないでしょうが、ザ・大阪の美容室って雰囲気でみんな同時に
入って来たお客さんは一万円札だと思って逃がしたらあかんという (^_^;)
そんな忙しい中でも美容師は喋るんです (^_^)
人と話す事でも信頼と信用にも繋がりますし、輪とか和が根付いた人を繋げながらみんなで話す時も、そんな雰囲気
18歳からそんな雰囲気の中で鍛えられてきました
既に20代にこの世卒業かと思うぐらい命一杯働きました
経営者で先生は仕事命とお金の為でしたが、私ら見習いからもですが技術者になっても今のスタイリストみたいなお給料も頂けない時代
それでもあんまりその頃から贅沢な世界を知らなかったせいかもしれないけど、興味もなく、お金に執着あるわけでも無かったので全然平気でした
無我夢中に技術の習得と喋りまくっていました
その雰囲気とかやって来た体験が全てでした
ザ・昭和意識だったなぁ~
今でも細かい事も覚えています(会話も体験も)
その時から技術はもとより人と接する関わる事が仕事だったと思います
その一つ一つの体験がまた何かと繋がり、体験が積み重なり財産となっています
いつも職業には適職と天職が同時にあると思っていて話していますが
技術とか接客は適職でこなす
話しながら接すること、心にも触れる事が天職かなと。
まあ心なら、入り込む度合いもありますが
若い頃は命一杯気が入って率直過ぎるほどだったと思います
怖い人とか訳わからない人は基本苦手でしたが、あまり嫌いな人がいなかったので、誰でも受け入れるのは得意でした
その分、どんなエネルギーも受け入れていたんでしょうね、カラダには正直に現れていました
頭痛とか首、肩こりは凄かったです
無意識に受け入れている時には首から下の働きは自動的に脳が指令した通りに動きます
スイッチが切れるまでドンドン動きます、口もです (^_^)
しかし、無意識なんで脳の解釈や理解はついて行ってなかったんでしょうね
今はそれが分かります
心は何となく怒りも無ければ、嫌悪感も無くやっていたのでほぼ無心状態
先生の意向とずれた時とか、先輩の無能さとサボりにはイライラした時はありましたが
そんな事も何にイライラしていたか確実に分かっていたので若輩者だったけど真面目さ故に訴え、それ以上に自分にも向上心で訴えていたのは解っていましたが
無意識に人の心まで受け取っていたんです
自分の怒りには気づいていても人の怒りは何に対してとかどんな事にというのが分からないまま感情の波動だけを受け取っていたんですよね
だから余計に解釈できなかったり、?ハテナのままで受け取ったりしていたんです(いわゆるスポンジ体質)
肩こりと首コリと頭痛はまさしく脳と体が交差するところ
脳の思考と肉体が捻じれていたんでしょう、
だから首、肩でノイズも詰まるんです
血液の流れがスムーズでは無かったんですね
どんな体の状態でも体の声ですね
そんな首コリ、肩こり、頭痛ですらも私の体験の財産です
私はそんな時の心の資料のデータを取っていたんだろうなと思います
人間の本質のところの怒りとか悲しみとか寂しさとか等の感情の情報を取るけど、どういうものか理解できていなかった時はスッキリ腑に落ちなかった
知りたかった私の本質がいたからだろうし、その為に生まれて来たんだろうから
それを後々に理解してからは感情の概念を自分からクリアにして行ったので、体に異常が現れることはなくなりました
最近カウンセラーさんが何千人、何万人心理カウンセリングした、ヒーリングしてきたと人数を言う方もいますが、
誰でも人と関わり、いつか人間の心理に気づいた時には、自分が接してきた人の分だけ後からでも分析できます、接した分だけ自分達もカウンセリングしてきたかも知れないし、ヒーリングしてきたかも知れないのです
ヒーリングされてきた側の人もまた相手にとってエネルギーと知識を与えヒーリングしてきてるんです
先ずは感情の概念を知り、それがどういう事から生まれて来るのか、どんな風に表現されるのかとかを分析していくと良いんだなと
私も接客業をしたから学べたと思っています
そう思うと肉体って自分の様で自分でない様な扱いをしている人もいるけど
どこかに何か僅かでも、え?って思うところがあれば声を聴いてあげて欲しいですね
どんな病気もですが
知らないうちに自分の身体を痛めているのも自分なんですよ
若いうちはそれでも体力の方が勝っていたので良かったけど、
心も忘れないでねって感じです
今は心身ともに健康で幸せです (^_^)
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