緩くスピリチュアリティな道を生きる…TAO

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あとりえ "ぽみえ"

∞美容室です・・・完全予約制でマンツーマンでの完全技術∞ しっかりお話を聞き、丁寧な美容技術を提供させていただきます∞ 10:00~15:00(当日予約・時間外OK)不定休・・・ ★カット★カラー★パーマ★セット★着付けets.   ★スピリチュアルな会話もセッションもオーケーです ★

気持ち良いけどモヤモヤする (^.^)

2024-06-07 | スピ的視点


今NHKでやっている朝ドラ、「虎に翼」、これまた面白い。
番組始まった当初にも記事にしていますが。
それにしても時代というのは凄い、
いろいろな分野で歴史を反映している事を知る。

時代劇を見てはいつも思う事を口にしているけど、
何も知らずに生きている私達、いや、私だけなのか。
知らずにではない、興味も無かったか知ろうともしなかったのか。
関わりがあるようでなかったか、
いや、もしも関わりがあった事だとしても「当たり前」や「思い込み」「社会の常識」に合わせて気づかないまま対処してきたんだろう。
無意識のうちに時代のギャップに巻き込まれて来たか。
そんな価値観の当たり前に流されながら社会の常識が正しいと思い込んで生きて来た私。
時代の背景や価値観の変化って直ぐに変わるものではない事を今になって知る私。
そもそも価値観というものに、また、考えや思いというものを意識したのがこんな年齢になったからでもあるからだろう。
生きにくい時代でも、それしか知らず、それが当たり前なら耐えるしかないという。
今の世みたいに報道やネットや情報で全世界を知ることが出来る時代に至っては日本の常識は世界の非常識なんて言葉にもうなづいたり。

その朝ドラ「虎に翼」ですが、
日本で初めて女性裁判官になった人がモデルになっているストーリー。

女性が勉強するのも、大学に行くのも難しかった、
お嫁に行くのが当たり前、
お嫁さんに行くことが幸せ。
子供産むことが女の幸せ。
なんて決められていた時代。
女らしく、男らしく。
まあその「らしく」というのが今の時代になって崩壊しつつあるというんだから
何という!!何と遅い変化か!!
このドラマの背景に戦争もあった。
そりゃ苦しく辛いというのは他の情報からも知っている。
ドラマや映画でもいろんな角度から情報として知る事になった。
戦後でも戦争を忘れてはいけない、二度同じ繰り返しをしてはいけない等というのは語り継がれているけど。
戦争をしてはいけないと言いつつ、争いは無くなることも無い。
たとえ身近な関係間であっても同じことだと思うけど、何も変わっていない。
争いが身近になったり、陰湿になったりしてもっと低次元になってたりする。
社会や政治すら変わっていない。

このドラマの時代も戦争を体験しているけど、そこに焦点は深く充てられていない。
ちょうど私の母親が産まれて小学校ぐらいに主人公が生き抜いている。
そんな時代に身も心も育てられた両親。
その両親に育てられた私。
その両親にしても祖父母にしても環境や状況によって価値観は違うはず。
そんな繰り返し。


そして、ちょうど戦後に新憲法が定められるとき。
男女平等、個人の尊厳、憲法の全文が口語で記されたという。
他にも事細かく婚姻の事や親族の事を決められているんだけど、
それもまた人間として当たり前だろうと思う事でも当たり前に決められて、
自由だ、尊厳だと言いながら、制限も強いという。
決められないと生きれなかったのかな、
決められる、統治される、支配される、その間に心ってどう変化して行ったのかな (>_<)

当たり前をもっと考えればそんな基本的な事ってどうでもいい事だったり、
個人の尊厳自体を個人が自身が認めていない、ホント呪縛を植え付けられた時代のツケなのか。

昨日の高齢者の楽しい趣味でもある中で高齢者がじゃあ本当に心から楽しそうにやっているかというとどうなのかって映っている。
昨日もそんな話を記事にしたんだけど、
思いのまま言葉にしたら訳わからんかったんだけど (^^;)
楽しい事やっているのに夫の愚痴を言ったり、身体のそこら中が痛かったり、
どうなったら解放なのか、本当に楽しい、本当に生きている事が感謝なのか、
みんな一生懸命にもがきながら探しているようにも見えるのは何なのか、
でも我慢しながら閉じ込めて見えるのは何故か。

今の主人公みたいに時代の違和感にも他人との考えや思いの違和感にも言葉を発することなく、
自分も考え成長することなく、
心は解放されるのか?
昔の生きにくい時代に考えを考え、思いを考え、言葉を考え発し、成長している人の方が時代は苦しくても良かったのかな思ったりする。


今は、見えるもの、人の見えている心(性格)に翻弄され過ぎて、自分の心の奥や人の心の奥を観ようとせず、
社会でも見えているお金や仕事、いろんな数字ばかりに心まで奪われ、
本当の社会の理想やそれを本当は人間が反映している事も考えようとしていないのかななんて思うのです。


この主人公が口癖の「はて?」というのが面白いのと共感するとドラマが始まった当初にブログで話していました。
そして自分の考えを言葉でちゃんと発する事が気持ちよくて観てて爽快だと (^^;)
そう思いながらモヤモヤもするのです。
こんな時代から言ってた事や決めていた事がまだ未だに変わってなかったんだと。
多少私自身は産まれてきて親の価値観に育てられ、それが当たり前だと思い込んだまま結婚して初めていろんなカルチャーショックを受けながらも古い価値観を体験と確認で書き換えて来た
それは自信をもって言える。
それだけに、このドラマの時代背景を見ながら、えぇ~こんなに前からこんなこと言われてたのかと
解放されて良いんだよと憲法でも言ってたんだ!!
まあもちろんアメリカが日本を統治したかったんだとは思うけど、
それでも根本的に人間として思う事は自身なので変えて行ってもいいのでは?と思うし。
私の周りの親たちや高齢の人ってそんなに変わっていないのは何でやとそっちの方がショックだと思った
やっぱり時代のトラウマ・決めつけ・呪縛というのは知らない間に人の心を痛めていたんだ。
人の心を閉じ込めていたんだと。



コメント
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