貸別荘villaはまかなや

鋸山の麓にある貸別荘。登山口まで歩いて10分、海まで10分。JR内房線浜金谷駅から8分です。お気軽にご利用ください。

沖縄を思う

2012-05-15 17:14:06 | 日記
沖縄が日本に復帰して40年。復帰直後から5年間、沖縄で仕事をしてきた者として複雑な思いである。
先週、研修旅行で久しぶりに沖縄本島を訪れた。整備された広い道路が延々と続く。ショッピングセンターも至る所で見受けられ、素晴らしいコンベンションホールもある。市街地には立派なマンションが林立している。本土では陰りが見え始めたといわれるパチンコ店が賑わっている。国際通りは以前にもまして大変な人出である。数十年前の本土の光景が今の沖縄にはあるように見えなくもない。
しかし、これが本当の沖縄の姿なのか。私には虚像に思える。どこかにカラクリがあり、どこかに間違った繁栄があるように思えて仕方がない。
普天間飛行場にも嘉手納基地のそばにも、一望できる位置に展望台がある。観光客のためなのか。沖縄の人の強かさなのか。噂ではあるが、基地に土地を貸している一部の地主は東京でもマンションを建ててるという。辺野古の漁業者にはかなりの補償金が払われているという噂もある。
一方で40年間、軍用機の騒音に苦しめられている多くの人たちがいる。米兵による暴力事件も絶えない。復帰当時、沖縄の人が夢見た姿とはかなりかけ離れているないか。表向きは立派になったように見えるが本当の姿はどうなのだろうか。