手持ちの辞書では、古老について次のように解説している。ころう【古老・故老】①としより。②昔のことをよくおぼえている老人。
私自身は3番目の意味として「年長者として尊敬できる人」を付け加えている。これら3条件を満たすか否かは、昭和7年(1932)生まれが大体境になる。つまり旧制中学に入学可能だった世代は一本筋が通った人が多いということなのだ。
新制高校1期生以降は徐々に質の低下がみられ、団塊に至っては(大きな声で言いたくはないが)最悪の部類である。何度でも同じ間違いを繰り返しては開き直る連中につける薬はない。戦前の教育の全否定がこのような中途半端な大人を増産したと思うとぞっとする。故に私が古老と呼ぶことのできる人はほんの一握りである。
私自身は3番目の意味として「年長者として尊敬できる人」を付け加えている。これら3条件を満たすか否かは、昭和7年(1932)生まれが大体境になる。つまり旧制中学に入学可能だった世代は一本筋が通った人が多いということなのだ。
新制高校1期生以降は徐々に質の低下がみられ、団塊に至っては(大きな声で言いたくはないが)最悪の部類である。何度でも同じ間違いを繰り返しては開き直る連中につける薬はない。戦前の教育の全否定がこのような中途半端な大人を増産したと思うとぞっとする。故に私が古老と呼ぶことのできる人はほんの一握りである。
福山駅の南口に平櫛田中作の岡倉天心像が建っている。平櫛は福山出身の著名な彫刻家である。生粋の備後人であればここで待ち合わせたことが何度もあるだろう。
しかし、昭和37年(1962)作の木彫全身像(タイトルは五浦釣人像。茨城大学所蔵)がもとになっていることは意外に知られていない。ふくやま美術館の平櫛田中展は本日が最終日なので時間がある方はぜひ足を運んで欲しい。
最近、石原東京都知事が産経新聞(6月4日「日本よ」)で尖閣購入の意気込みを述べる上で平櫛の言葉を引用したことに私は感動をおぼえた。
「いま(いんま)やらねばいつできる。わしがやらねばだれがやる」
石原氏とは対照的にしなくてもいいこと(平成の治安維持法と呼ばれる売国法案提出など)ばかりに熱を上げる傀儡政権与党。もはや解党への道しかあるまい。命をかけると言っては国民を欺く極悪人を冥土へ送る汚れ仕事は一日でも早く終わらせたい。
しかし、昭和37年(1962)作の木彫全身像(タイトルは五浦釣人像。茨城大学所蔵)がもとになっていることは意外に知られていない。ふくやま美術館の平櫛田中展は本日が最終日なので時間がある方はぜひ足を運んで欲しい。
最近、石原東京都知事が産経新聞(6月4日「日本よ」)で尖閣購入の意気込みを述べる上で平櫛の言葉を引用したことに私は感動をおぼえた。
「いま(いんま)やらねばいつできる。わしがやらねばだれがやる」
石原氏とは対照的にしなくてもいいこと(平成の治安維持法と呼ばれる売国法案提出など)ばかりに熱を上げる傀儡政権与党。もはや解党への道しかあるまい。命をかけると言っては国民を欺く極悪人を冥土へ送る汚れ仕事は一日でも早く終わらせたい。
広島県福山市草戸町4丁目の芦田川左岸河川敷(光小学校のすぐ西側)が総合防災訓練の第1会場である。2つの建物をイメージした足場の下で鳩の大群が餌を啄ばんでいた。本日午後1時20分から約3時間の予定で訓練が行われると「広報ふくやま」の最新号に記載があった。
福山市民の防災意識はかなり低い。大正期に芦田川が何度も氾濫して周辺が水浸しになったことなどを知る者は少ないし、地震も発生しないだろうと高をくくっている。私は近所の中学校の亀裂が入った非常階段を見るたびに不安になる。大きな直下型地震がきた時には一気に崩れ落ちる可能性が大きい。義務教育が行われている学校の耐震補強工事が手付かずの状態になっていること自体異常であろう。
優先順位をつけていつまでにやり遂げるのか、誰の責任で、を明確にしておく必要がある。まずは市民自身が緊張感に欠ける中核市の行政に異議を唱え早急な改善を求めることから始めなければならぬ。
福山市民の防災意識はかなり低い。大正期に芦田川が何度も氾濫して周辺が水浸しになったことなどを知る者は少ないし、地震も発生しないだろうと高をくくっている。私は近所の中学校の亀裂が入った非常階段を見るたびに不安になる。大きな直下型地震がきた時には一気に崩れ落ちる可能性が大きい。義務教育が行われている学校の耐震補強工事が手付かずの状態になっていること自体異常であろう。
優先順位をつけていつまでにやり遂げるのか、誰の責任で、を明確にしておく必要がある。まずは市民自身が緊張感に欠ける中核市の行政に異議を唱え早急な改善を求めることから始めなければならぬ。