先月の某テレビ番組で三宅久之さんが「今どき、新聞の社説をフムフムと言って読んでいるぽんつくは殆どいませんよ」というようなことをおっしゃっておられた。私はそれにつられて思わず頷いたのである。
若者の新聞離れがどの位進んでいるのかは知らないが、新聞社の経営は年々苦しくなっていると多方面の人から聞く。広告収入の目減りが相当きいているのだろう。無駄な経費削減を進める民間企業が自社ホームページの充実に力を入れるのは至極当然だ。
数日前に紹介した「WiLL2010年5月号(ワック出版)」の「蒟蒻問答 第48回」で堤堯さんが、新聞・テレビの「七つの大罪」を挙げている。
一つ、大事なことを伝えない。二つ、平気で嘘をつく。三つ、非を認めない。四つ、説教する。五つ、ニュースが遅い。六つ、官報と化している。七つ、誘導する
私がこれまで大手新聞社の記事を読んでいて気になってしょうがなかったのが、堤さんが鋭く指摘した一、四、七である。また会社にとって都合の悪い情報を後回しにし扱いを小さくして伝えているように思う。新聞が国民を説教、誘導するような時代はとうに終わりを告げているし、現状を冷静に分析し問題点を謙虚に反省しないと生き残りは難しいはずだ。
新聞は様々な思想を取り上げて問題提起し、上から目線を止めて購読者と共に考えていく姿勢を貫くのが重要だろう。世の中に永続するものなど何一つとしてないことを肝に銘じるべきだ。
若者の新聞離れがどの位進んでいるのかは知らないが、新聞社の経営は年々苦しくなっていると多方面の人から聞く。広告収入の目減りが相当きいているのだろう。無駄な経費削減を進める民間企業が自社ホームページの充実に力を入れるのは至極当然だ。
数日前に紹介した「WiLL2010年5月号(ワック出版)」の「蒟蒻問答 第48回」で堤堯さんが、新聞・テレビの「七つの大罪」を挙げている。
一つ、大事なことを伝えない。二つ、平気で嘘をつく。三つ、非を認めない。四つ、説教する。五つ、ニュースが遅い。六つ、官報と化している。七つ、誘導する
私がこれまで大手新聞社の記事を読んでいて気になってしょうがなかったのが、堤さんが鋭く指摘した一、四、七である。また会社にとって都合の悪い情報を後回しにし扱いを小さくして伝えているように思う。新聞が国民を説教、誘導するような時代はとうに終わりを告げているし、現状を冷静に分析し問題点を謙虚に反省しないと生き残りは難しいはずだ。
新聞は様々な思想を取り上げて問題提起し、上から目線を止めて購読者と共に考えていく姿勢を貫くのが重要だろう。世の中に永続するものなど何一つとしてないことを肝に銘じるべきだ。