力士のような腹をさすり横になっていた時に関東の友人から電話がかかった。この人とはもう何年も前から「年賀状のやり取りは無しにしよう」と決めているのだ。
確かに両面印刷の感情のこもっていない賀状を貰ったところで何の嬉しさもない。こうした生の声を聞き馬鹿話をする方が余程楽しいし有難い。
私達の関係が長続きしているのはお互いの育った文化に理解をある程度示し、入ってはならぬ領域には決して近づかないことにしているからだろう。
親しき仲にも礼儀あり。昔の人は実にうまいことを言ったものである。私はベタベタした糖液のような関係が苦手な男でさらりとした付き合い(関東流)を通してきている。
尊敬できる人間はむしろ県外に多く存在する。関東暮らしも決して無駄ではなかったと今になって思えるのだ(笑)
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