寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

共栄堂(神田神保町)のスマトラカレー

2008年12月03日 | 

神田神保町に通うようになって自分がいかに文化レベルの低い町で育ったかを痛感した。広島県第2の都市と言えば聞こえはいいが、実際はガラの悪い人間で溢れかえっていた。私は高校で最低の教育を見て「本当に救いようのないのは垢教師と某恫喝団体だ」と思っていた(笑)

18歳で「不浄の地」を離れた時は本当に清清したのをよく憶えている。それから暫くして北関東の僻地に移ったが、そこはどうしても好きになれなかった。生まれ故郷と同じ「臭気」を感じたからである。

田舎を抜け出して神田神保町で本を読み、私は気分転換を図っていた。本を何冊か購入した後には喫茶兼カレー屋に入って寛ぐのであった。最初の内は欧風カレーの「ボンディ」を利用していたが、個性的な味を作り出す店の方に足が向くようになった。

私の中での1番は「共栄堂」で2番が「エチオピア」だ。奇しくも「東京人no.249」で「共栄堂」は神保町カレーベスト10の1位に輝いていた。ちなみに「エチオピア」は10位。

「ポークカレー」

「共栄堂」のスマトラカレーの特徴はスパイス感がじわじわと効いてきて心地よいほろ苦さが舌に残ることである。野菜はミキサー処理しているので固形物は肉だけだ。定番の「ポークカレー」を食べたが、他の肉片(鶏)も入っているのが面白かった。

デザートには季節限定の「焼きりんご」を頼んだ。酸味の強い「紅玉」は現在では使い道のない品種として日陰者扱いであるが、焼きりんご作りには欠くことができない。甘酸っぱいカリカリの皮の美味しさは癖になる。

私は「焼きりんご」が好きだ

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。