振り回される

刈払機が切れなくなったと父が言う。チップソーを買ってきてくれと言う。
そしてチップソーを外そうとしたらしいけど外せないもよう。ボクが外そうと降りて行ったら既に刈払機を持って「やま田」に出かけた後。

午後、N-BOXに給油していると目の前を電動アシスト自転車に乗った父が通り過ぎた。？？？
刈払機を積んでいる。それもかなり斜めに。あぶない。
ピンときた。イセキの営業所に持っていくのだ。
給油を済ませてイセキの営業所に行く。
父：エンジンがかからん。エンジン、壊れてるやろ。
イ：ガソリン、入ってませんね。これではかかりません。
父：目ぇ、悪いんでね。

父：切れやんのでチップソーも替えて。
替えてもらった古いチップソーを見て、
父：それ、欲し。
なんでそんなものを持って帰るのか強めに言ったけど「それ欲し」。
倉庫のゴミがまた一つ増える。錆びたチップソー、5，6枚あるよ。
ということで、N-BOXに刈払機を積んで帰ることに。汚れるのでイヤやったけど。

数ヶ月前のこと、イセキのＦさんからスマホに着電。
「お父さんが今刈払機を自転車に積んで帰ったんやけど、車道を走ってる。危ないと思って電話しました」
大慌てでアドレスに乗って向かうと、センターライン沿いを自転車で走ってくる。
刈払機はかなり斜め。
後ろのクルマは戸惑い気味。
父を止めて、刈払機をアドレスに積んで帰ったのだった。

後日、Ｆさんが言うには、営業所を出てすぐに車道の右折レーンに入り、右折のタイミングを待っていたので電話したとのこと。
クルマ→クルマ→父の自転車→クルマと右折レーンに並んでいたとのこと。
カブに乗っていた頃のことが頭を離れへんのやね。

ま、他人の話やったら笑って聞けるけど…。毎日こんな感じやで…。
いつでも自分のやってることが絶対に正しい。聞く耳、持たん。そら長生きするわな、90歳。