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書道 直庵(筆耕所)

朝日堂

仏山越へて野州に入る人の心誘ふ朝日堂かな 丹人



予 仏山峠を越へて野州を尋ぬること幾度ぞ
峠を越へて山道を降りてゆけば
茅葺のちひさき堂のしづにたたづむを見ては
心正したるも
遠くにて拝すのみにて
詣づることなし
ゆへに
この堂のいはれを知らずきたれり

八月十七日に
ブログの友なる幸助姫の記事
この堂を取り上げてをれば
八月末の日曜日に
この堂をはじめて詣でたる次第なり





下野国 芳賀坂東二十八番 小貫朝日堂
をぬきなるあさひのだうをたづぬればほとけの山のにしとこそしれ





画像に魔臼乗せれば・・・

<

格子窓ゆ射せる朝日に観音の瓔珞(やふらく)に光(かげ)流れゆく見ゆ 丹人





*画像:朝日堂 2008. 8.31 11:50 野州茂木町小貫にて

夕日堂

朝日堂



↑        ↑        ↑
芸術人文9位なり 50代13位茨城2位なり 短歌4位なり

引き続きご支援のほど宜敷御願申上候 頓首 再拝

  

コメント一覧

あかひと
皆々様・・・
幽黙氏

みどりなす木立のもとにほのぼのと堂にたたづむ幽黙氏あり 丹人

頓首


幸助姫

黄金に染まりゆく穂を朝ごとに観音さまの見守りてをり 丹人

頓首


曾奈姫

道野辺に小さき花のかげゆらぎいのち明るむ
朝日堂かな 曾奈姫

かへし
ゆらぐ光(かげ)格子の窓ゆ射しこめば観音十一面のかがやき 丹人

頓首
ソナ
父と娘。。
http://blog.goo.ne.jp/cosmos-p
丹人さま、こんにちは

朝日堂の由来を、幸助姫さまの
ブログにて、知りました。

悲しい話ですね。

盗賊とはいえ、きっと娘には優しい父であった
のでしょうね。
だからこそ、娘もわが命と引き換えにしても
父を業から救いたかったのでしょう。
切ないけれど、美しい話です。

*道野辺に小さき花のかげゆらぎいのち明るむ
朝日堂かな

*みほとけのしるしのごとく朝日堂みどりのやまに赤き「一」文字

お幸
これぞ朝日堂
一枚目の写真
これですよね!
朝日堂の雰囲気が
良く表現されています
茅葺きの屋根と稲穂とを
朝日が照らす・・
いいでしょうねえ
幽黙
http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/
このような庵に
住んでみたいものです
惚れ惚れするような
ロケーションです
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