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書道 直庵(筆耕所)

浅黄なる色に魅せられ近づけばまろき形に心溶け行く  丹人


けふ那珂市にての業務を終ひたれば 笠間はかまげんに向かひぬ
この店 笠間の陶人が作品を扱ふ店としては予の最も好みたる所にて その展示
まさに美術館の如し 
ゆるりと鑑賞して行くに時の過ぐるも忘るる
展示の品が中に 目を奪われたる一品あり
是 小林政美氏の作なり
眼に優しき色にして 氏の得意とする金色の線 幾筋か流れてをりぬ 
また そのまろき形 心潤すが如し 
予 しばし見入りをりぬ

*画像:小林政美氏作 花器(2006.11.15「かまげん」にて撮影)

 一打願上奉候 日記武路愚ランキング

コメント一覧

山口ももり
褒めすぎです
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
豚もおだてりゃ木に登るっていいますが・・・ももりは木にも登れません。あんまり褒めていただいたら、お会いすることが出来なくなります。まあ・・あ・あ・その辺のオバサンです。バアサンかも??どうぞ、お気楽に、お手柔らかに
あかひと
書家にあらずがよし
◇ももり媛 おばんにござる
書家とふ肩書きほど滑稽なるものなし
書はいずれの御方も必要なるものしして
それぞれに宇宙でただ一つの文字を書ける
書 これ 表現の一手段にありて
表現 伝達するものなくして 書もまたなし
されど 展覧会芸術としての書 何を目的として書きたるや
ただ手本を真似したりて 伝えたきこともなき無意味なる言葉書きたる
ももり媛 書家ならずして 予はうれし
媛は文化人なり この世のすべてのものの中に美を見付けたる これ 人生の極意にして それを媛は体現したる いと凄し 予 その足元にも及ばぬを恥ず

 
山口ももり
あの美しい焼き物が、ももりの手に
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
15日の写真の焼き物をももりに送ってくださいましたのですね。感謝感激です。でも、お高いものなのでしょう。申し訳ないことを致しました。有難う御座いました。さっそく、薄ピンクのさざんか1輪生けましょう。呉昌碩は習っていません。張猛龍碑の、なんとも、薪を割ったような原初のような強さは魅力です。隷書  礼器碑 木簡等は一番弱い分野です。ももりはむしろ、かなの臨書です。関戸、継ぎ色紙、本並み阿弥裂等、習いました。でも、結局ももりは悪筆です。今は、もう書家ではないので、全然引け目を感じないで、ヘタクソをぬたくっいます。
あかひと
気韻生動
◇ももり媛 おばんにござる
けふ 勤めより庵に戻りたれば 良寛に関する書を数冊見てをりぬ 「もみじ葉」とふ言の入りたる歌を探すがためなり 中野孝次氏の著書二冊に眼を通すに見当たらず さればと 「墨」19号(昭和54年7月発行芸術新聞社刊 予の初めて購入したる「墨」なり)を見る これ 良寛が特集なり その中に「社中訪問」なるコーナーありて 小坂奇石先生の撲社が紹介されてゐたり 座談会出席者が写真を見れば 小坂先生の左隣に「三谷治山」先生 飄々として堂々たるお姿で座りをれる。三谷先生 かく語りき 「この社中の生き方 これ 基本に年月かけて修練つづけたる 一定の水準に達した後に自由に展開す」
これを読みし後に予が武路愚を見れば 媛が湖面渡に三谷先生の話のありて驚きたる 
さて黄山谷の「李白憶旧遊詩巻」 これ 予の思い出の法帖なり 二十代前半に予の学びたる法帖は
 楷書  龍門二十品 張猛龍碑
 隷書  礼器碑 木簡
 行書  呉昌碩尺トク 
 草書  李白憶旧遊詩巻
これら見るものにして習うものにあらずと言われたるものなれど その勢ひと迫力に魅力数多感じたる予なりき

山口ももり
ボロボロになった「李白憶旧遊詩巻」
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
黄山谷の「李白憶旧遊詩巻」ボロボロになった手元の法帖を今眺めています。三谷治山先生に「これを習うたらあかん」と言われながらズーッと臨書をしていました。自由自在。わたしの字の形が崩れてしまったのは、そのせいかもしれません。これも、藤井有鱗館に本物があります。見たこともあります。近衛家の宝物殿、エエーッとちょっと名前が・・・陽明文庫・・そう、陽明文庫です。ここもゆっくり拝見しました。東京の超大物の先生が「一人なら手に取って見られます。グループならガラス越しに」とか言われて一人で行ったんですが、貞操の危機でした。40歳前後の若かったももりでした。
あかひと
見えるなり
◆幽黙氏 あっぱれなり
「倪元璐」確かにはっきりと見えたり
流石 幽黙氏なり 予 脱帽す

藤井有隣館に黄山谷の作品あるはうれし
左右の払ひ とめどなく伸びては舞ひ 
縦横の潤ひある長き線の麗しきことこの上なく
懐広くして清楚なるその文字のたたずまひ ありありと瞼に浮かびきたるなり 
幽黙
藤井有隣館
倪元璐でよろしうございましょうか
見えていますかね?
藤井有隣館と申しますと
小生の偏愛する黄底堅がありますね
あかひと
信楽と笠間
◆善人氏 お晩にござる
氏は信楽なる哉
これ 中世以来の古窯なり 
味深き陶にして その名もまたすぐれて善しとおもへり
「信じて楽しむ」これ人生の極意と見たり

*笠間焼は安永年間(1772~1781)に信楽より陶工を招きて藩の御庭焼として始まりたるときく
信楽は親なり 笠間は子なり
その縁の深きを感ずること切なり 
あかひと
偉大なる京都
◇ももり媛 おばんにござる
京都 偉大なり 東洋の美の極みなり
そこに住まひ その美を満喫したるももり媛 さらに偉大にして 我が国が誇りとする女性なり

ゲイゲンロの真筆 そこここに見られんとは・・・
いずれ 時を見て 腰を落ち着けて京の世界に浸らんとおもふこと切なり
あかひと
寂び
◆幽黙氏 お晩にござる
氏もこの色に心惹かれたるは いとうれし
予 ある御方に贈りたきおもひ高まりて これを求めたる
その御方の心に止まるものとならんことを祈りつつ・・・
寂びた緑とは 流石 幽黙氏哉 この色にいとつきづきし
酒徒善人
土から
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
土に触れると心が落ち着く気がします。
土から作られたものを見ても、心が落ち着く気がします。
そろそろ干支の置物を求めに、信楽へ・・・
山口ももり
京都は書の名品の山
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
京都は何といっても書の名品の山。でも、段々公開されなくなっているのが残念です。「藤井有鱗館」というのが、中国の名品で一杯。「白砂村荘」は橋本関雪の旧居跡ですが、そこには、げい玄ろ(漢字をよう出しません)の大きな扁額が露出して飾ってあったのですが・・今は??ちょっと知りません。又、行って見てきましょう。泉屋博古館では、金石文が見放題。国立博物館は大抵、一番寒い2~3月頃に常設館で、書の古筆を展示します。詳しくはご自分でご確認下さいマセね。祇園祭りの宵山の日、家々がそのお家の宝物を見せてくれますが、もう、鉄斎なんか珍しくもない。蕪村、太田垣蓮月なんかもありますよ。ホント、京都って素晴らしい。コメント有難うございました
幽黙

この緑はなんという…
この寂びた緑の美しさ…
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