次の画に
魔臼乗せれば
句の出でて
栗駆すごとに回転し
湯呑の紋の
歌となりゆく
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風光よ共に流転し相賞し相違ふこと莫れとふ杜甫曲江の詩をおもひけり 丹人
曲江 杜甫
朝 囘 日 日 典 春 衣
毎 日 江 頭 盡 醉 歸
酒 債 尋 常 行 處 有
人 生 七 十 古 來 稀
穿 花 蛺 蝶 深 深 見
點 水 蜻 蜓 款 款 飛
傳 語 風 光 共 流 轉
暫 時 相 賞 莫 相 違
朝より回りて 日日春衣を典し
毎日 江頭に酔ひを尽くして帰る
酒債は尋常 行く処に有り
人生七十 古来稀なり
花を穿つ蛺蝶 深深として見へ
水に点ずる蜻蜓 款款として飛ぶ
伝語す 風光共に流転して
暫時相賞して相違ふこと莫れ と
*画像:中山正作 山法師文夫婦湯呑 2008. 5.17 10:50 かまげんにて撮影
*ヤマボウシ画像:岡山理科大学波田研ホームページより借用
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芸術9位なり 50代7位茨城1位なり 短歌2位なり
引き続きご支援のほど宜敷御願申上候 頓首 再拝