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花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

 2023年4月3日 岐阜県池田町宮地 チューリップ園 ヒメオドリコソウ 日本タンポポと西洋タンポポの見分け方

2023年04月03日 | 景色

 寒の戻りも三寒四温も感じないまま訪れた今年の春、今日も快晴で暖かい日だった。庭のチューリップが満開だ。チューリップと言えば地元宮地のチューリップ園は? と、気になり昼前に出掛けてみた。

  

 宮地保育園を右手に見ながら北へ向かう。300mぐらい先に緑の中に色鮮やかな畑が広がる、チューリップ園だ。

  

 真ん中の円形に植えられたところを中心に左右に筋状に植えられている。昨年にはなかった右側が増えている。

  

 世話をしてくれた人がいたので聞いてみた。球根の数は約5万個とか!育ててくれた人々に感謝である。今年で3,4年目のように思うが球根の一つ一つも大きくなったか咲いてないところが全くない。一段とキレイになった。

  

 色とりどりで艶やかだが花の形も色々あり、見ていて楽しくて飽きない。何時までも見ていたい気持ちだ。

  

 帰路の道、ふと足元を見ると面白い形の花がある。ヒメオドリコソウだ。踊子草と言うもう少し大きくなる草花があり、それのミニチュア版と言うところだろうか。円形状に花を付け、これが踊り子何人かが円状に舞うように見えることからの名前のようだ。

  

 疲れた足で我が家に辿り着く。長い距離を歩いたわけでもないのに座り込みたくなる、つくづく歳を感じる。水路の土手に蒲公英(タンポポ)が花を敷き詰めたように咲いている。近年、西洋タンポポが増えているようだが駆逐されるのを恐れ、女房殿が仇のように退治しているようで、この土手は日本タンポポばかりらしい。違いは花を見ただけでは区別がつかず、裏返して花顎で見分けるとのことだ。日本タンポポは顎が花に沿ってあるが、西洋タンポポはクルッと丸まっているとのこと。

  

では私も、と花を裏返す。ない、ない、それはそうだ退治の後だ。近くの田んぼの畦で探してみるとあったー、西洋タンポポである。花顎が茎の方に丸まっている。日本タンポポと比べてみた。左が日本タンポポだ。顎が真っすぐだ。西洋タンポポは繁殖力が強いようだ。日本タンポポが駆逐されてなくならないように私も微力ながら退治に協力しょう、と思う春の日差しの今日である。 

  

 


2023年桜 岐阜大津谷 熊野神社他

2023年03月24日 | 景色

 今年の桜は本当に早い。全国3番目の開花宣言が3月16日にあった。が、その後も暖かい日が続き、明日(3月25日)には満開になりそうな勢いだ。近くの宮地小学校の桜だ。緑の葉を持つ桜は四季桜でこんな花が咲いている。

  

 ヤマザクラも植わっている。”花より葉が先”と言われるヤマザクラ、葉の色もキレイだ。咲くのが早いヤマザクラ、もうかなり散っている。

  

 熊野神社鳥居を際立たせるように咲く桜だ。明治時代に実施された廃仏毀釈の名残で鳥居の中に鐘楼だけが残っている。小学校の校庭もそうだがこの熊野神社のソメイヨシノはもう散り始めているようで広場が花弁で白く見える。

  

今日3月24日、朝の大津谷だ。花弁をアップしてみるとまだ蕾がある木もある。明日には殆どの木が満開になりそうだ。

  

 砂防ダムの水が流れ落ちる所に大きな枝垂れ桜の木がある。一番い良い場所を占めている。

  

 車が通れる北側の道沿いには木が行儀正しく並んでいる。

  

 郷のヤマザクラはもう散り始めているが山間に見える桜は今が旬。山を次第に上って行く。谷川沿いの道には桜並木が続く。上り始めて最初に感動する場所だ。

  

桜の見ごろは開花が始まって3日間ぐらい経過した時期から1週間ぐらいだろうか。昨日は大雨だったがまだ満開前だったので被害は少なかったようだ。大津谷の桜は今が見頃、来週の水曜日ぐらいには散り初め、そして4月初めには・・・今年の桜の状況だ。

”初桜折りしも今日はよい日なり”、松尾芭蕉の句だ。”散る桜残る桜も散る桜”と言う句もある。良寛和尚の哀愁漂う辞世の句だ。


団扇の木(ウチワノキ) 木瓜(ボケ) 三又(ミツマタ) 山茱萸(サンシュユ) 黄連(オウレン)

2023年03月17日 | 景色

 日の出の時刻が6時半を回るようになり、ほぼ毎朝見られる。楽しみが増えた感じだ。写真はどちらも雲空の中の日の出だ。山並みに雲がかかり、雲の向こう側からの日の出だ。そしてもう1枚は薄曇りの中、赤い月のような陽が上る。

  

 ウチワノキが一気に咲いた。遠目にとてもキレイに見える花だ。花の後に種が出来るがこの種の袋が団扇に似ていることからの名前の花、長く楽しませてくれる。

  

 木瓜の花が咲き始めた。ボケは小さい木だが3本植わっている。毎年、この赤い花が最も早く咲く。

  

 ミツマタが満開近くなった。小さい花が集まって一つの固まりを形成している。黄色の花が鮮やかだ。

  

 何度目かの掲載になるが山茱萸(サンシュユ)がやっとここまでになった。それなりにに大きくなった木一杯の花が美しい。

  

 我が家ではセツブンソウと並び早く咲く草花のオウレン。今年は花が遅いと心配していたがここに至りやっと咲き始めた。我が家では木では山茱萸、草花ではセツブンソウとこの花オウレンが春告げ花と感じている。

  

 球春と言う言葉があるが俳句の春の季語になっている。競馬会が最も盛り上がり始めるのは4月だろうか。2月にフェブラリーステークスと言うGⅠレースがあったが4月に入ると目白押しになる。GⅠレースは中央競馬で年間26レースある。その中で2歳馬しか出られないレースが3つある。阪神JF・朝日杯FSそしてホープフルステークスだ。これらは2歳馬が月日を重ねた11月から12月にある。明けて3歳になると今度は3歳馬しか走れないレースが続く。その中で三歳牝馬しか出られないレースが4月初めの桜の時期にある桜花賞、5月のオークスそして秋10月にある秋華賞だ。牡馬三歳馬のレースは4月の皐月賞、5月の日本ダービーそして10月にある菊花賞だ。但し、これらのレースは牝馬も出走可能だ。話題になる三冠馬はこれら3レースを全て勝った馬に与えられる称号で過去に牡馬は8頭、牝馬は6頭しかいない。余談だが3歳馬しか出走できないレースはもう1つ、5月に行われるNHKマイルチャンピオンシップと言うレースが用意されているのを付け加えておく。馬が夢を持つかは?だが3冠馬は馬の夢ひいては馬主・厩舎・調教師更には騎手の夢かも知れない。この3月はこの前哨戦と言われるレースが多い。それぞれの馬は新馬戦から始まるが、明け3歳からの1年は特別な1年だろう。“馬駆ける春”が間もなく始まる、ワクワク、ワクワク。


 郷の梅景色 日本タンポポ 仏の座 イヌフグリ ぺんぺん草 菜の花 

2023年03月09日 | 景色

 先週末に冬タイヤを通常に戻した。まだ、雪の心配がないわけではないが万一、積雪した場合でも急務は通院ぐらいしかない身、”体調悪し”で逃げれそうだし。それにしても今週初めから暖かい日が続いている。このまま桜の季節に早くなり梅との共存を見たい。今の梅のある郷の風景だ。こちらはピンクの花だ。

  

 そして、白梅。田畑の一角、梅の木が1本だけ立つ光景は良いものだ。

  

 もうタンポポが咲いている。タンポポは漢字では”蒲公英”だが、根を乾燥させた漢方薬はそのままの読み方で”ホコウエイ”の名とか。乳腺炎・化膿性疾患などに使用されてきたようだ。

  

 野には春先の草花が咲き始めている。仏の座とイヌフグリだ。どちらもよく見かける草花だが小さい花で見落としそうだ。

  

 ”近江商人の通った後はぺんぺん草も生えない”と言う格言(?)で覚えている草花スズナだ。春の7草の1種だ。そしてこぼれ花だろうか大津谷の川岸には菜の花も咲いていた。

  

 春本番を待つ景気を2つ。一つは北の山の頂上付近にはまだ残る雪を見ながら少しづつ蕾が膨らみ始めた大津谷の桜だ。これから蕾が大きくなると木全体が薄くピンクがかって見えるようになる。もう1週間と言うところだろうか。そして茶畑もだんだん薄緑色になってきた。5月初めの1番茶が待ち遠しい。

  

 以前、週刊誌で”多くの医者が飲んでいる漢方薬”が紹介されていた。その第1位は前回紹介した葛根湯だ。早めの風邪予防と言うところだろうか。そして、その次に多かったのが補中益気湯(ほちゅうえっきとう)だったように思う。効能は体の内側を補い気を増やすという意味からの名で、 疲れが取れない・朝まで残る、手足がだるいなどの疲労倦怠を改善するようだ。その時の説明ではこれも風邪をひいたときなどに良いと書かれていた記憶だ。

漢方薬の名前は読み方が難しい。私は使用することが多い”芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)”と今回の2種、葛根湯と補中益気湯の3種しか正確には覚えていない。その中で最近、継続して服用しているのが補中益気湯だ。私の風邪はウイルスではなく疲れたときに菌が暴れ出すためと聞いている。そのため、もう少し体力を向上して疲れないようにしたいの気持ちからだ。昨年末から風邪をひく回数が少ないのはこの効果もあるのかと続けている。同じような年齢の仲間に”風邪は年何回ひく?”と聞くと”年に何回! 普通ひかへんで1回ひくかなー”だって。2ヶ月ひかなかった、と喜んでいる私は・・・。


ネコヤナギ 福寿草 山茱萸の蕾

2023年02月23日 | 景色

 朝陽の上る位置が最南端からほぼ2ヶ月、随分北に移動した。岐阜城のある金華山はもう少し北だがその金華山の隣の山まで来た。ビル群は岐阜駅の傍にある建物だ。この日の朝陽は雲が幾重にも重なった中だった。こんな日の朝陽もまた楽しだ。

  

 池の上に広がるネコヤナギがすっかり開いた。こんなキレイな尻尾の猫がいたら、そりゃ可愛い。

  

 ベランダの前に配置された岩の陰では福寿草が咲き始めた。例年なら先ず1つ、2つ咲くのだが今年はいきなりこれだけ咲いた。去年、”まだ、2輪か”のつぶやきが聞こえたか。

  

 小梅の花はこんな状態まで咲いた。が、玄関先の梅はまだ蕾が開きかけたところぐらい。この梅はいつも3月に入ってからのように思う。と、すると早くても咲き始めるのは来週末か。

  

 土手にある山茱萸の今だ。蕾がかなり膨らみ、どの蕾からも黄色の花弁がこぼれるるまでになった。来週には咲きそうだ。その来週はもう3月に入る。週初めの2月中に咲いて欲しい気がする。変なこだわりだが山茱萸は春先の花、2月開花を死守しよう。

  

 ”漢方薬はなかなか効果が出ない”、”効きが遅い”、のではないかと思っていた。が、ある漢方薬の効果がそれは過ちと気づかせてくれた。その漢方薬はNo68である。漢方薬は読み方が難しいためだと思うが番号が振られている。この番号は各社で異なるものもあるが同じものが多い。保険適用処方薬は148処方あるようだ。No68は漢方薬で知られているツムラ(株)のナンバーだが病院ではツムラNoの漢方薬と言えば通じる。No68は”足のつり、こむら返りなど”を治す漢方薬だ。近頃は起こらなくなったが一時、寝ているときに足の指がつり、困って医者に相談した時に紹介された漢方薬だ。名称は芍薬甘草湯。成分は芍薬と甘草の2種のみだ。芍薬は”立てば芍薬、座れば牡丹・・・”のそれで漢方では根を乾かして用いる。甘草はマメ科の植物で甘味を有するといわれているグリチルリチン酸を多く含み,文字どおり「甘い草」のようだ。余談だが、どちらも他の漢方薬にも数多く用いられている。このNo68 芍薬甘草湯の効き目は絶大で直ぐに効果が表れ、症状が改善された。その時の医師から教えられたことで記憶に残っていることがある。先ず漢方薬は即効性の物は少ないが成分の種類が少ないものは早く効くものが多い。そして、漢方薬は副作用がないと思っている人が多いがそんなことないので注意は必要とのことだ。更に漢方薬の多くは長く用いることで、身体の体質などの改善に効果があるが、よく医師と相談して用いることと付け加えられた。このNo68から漢方薬のファンになり色々と試している。ところで、”寝ていて、どんな時に足がつる?”とよく聞かれる。それは寒さに毛布などを足の親指で挟み、引っ張った時なのだが・・・笑われそうで答えにくい。