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花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

フキノトウ リュウキンカ マンサク 山茱萸(サンシュユ)の蕾

2023年02月10日 | 景色

 日の出が6時40分代に入ってきた。冬至の時期から比べると30分近く、早くなっている。そりゃそうだ、2月に入り立春も過ぎたのだから。

  

 蜂谷柿の下に生えているフキノトウがこんなに大きくなっていた。もう花芽が覗いている。

  

 畑の通路を歩く。黄色い花が見える、リュウキンカのようだ。地味な花だが我が家では草花としては春先1,2位を競う花だ。ふと見上げえると朱い蕾が膨らんでいる、マンサクだ。”先んず咲く”ことからの名、来週には花が見えそうだ。

  

 我が家でも梅の開花だ。4本あるうちの最後に植えた木、枝垂れ桜と言われて買ったのだが・・・枝垂れることはなく梅も小粒だった、と毎年ぼやかれる花だが我が家では開花は一番早い。 傍にあるサンシュユも蕾が膨らみ黄色い花弁が見えている。

  

 今年も早2月。競馬開催は今週で中京が終わり11日から東京・阪神・小倉開催となる。北の方角では福島・新潟・函館・札幌に競馬場があるが冬場は寒さに加え雪も心配しなければならないので南の競馬場での開催となる。現在、京都にある淀競馬場が改修作業中(今年秋に完成予定)のためもあり、千葉県にある中山・愛知県の中京競馬場で始まった今年、1月中旬に小倉が加わり3会場開催となり、その後中山が東京に移り、11日から中京が阪神競馬場に変わる。

馬券は若い時から誘われて時々買っていた。インターネットで口座を開き競馬を始めたのは50代に入ってからだ。最も分からなかったのはレースのクラス分けだ。今でも確実ではないが概ねわかるようになった。前回、新馬戦・未勝利戦については記したがその後は勝利数により、1勝クラス、2勝クラスと上がって、そこで初めてオープンクラスとなる。が、これだけではない。この他に年齢によって分ける2歳馬・3歳馬・4歳馬だけの競争制限があるレースがあり、更には牝馬だけのレースもある。不思議なことに牡馬だけと言うレースはなく、牝馬も走ることが可能である。この時は馬に課せられる負担重量に2Kg差が付けられる。負担重量は同年齢で牝馬が2Kg軽く設定されている。が、近年牝馬が強い。何処の世界もそうなんだ・・・と、頷いく。


セツブンソウ 雪割草 ツララ 薪ストーブ

2023年02月03日 | 景色

 冬景色、山々が最も美しく見えるのは青空の下での新雪だ。我が家から見える池田山そして福井との県境の山々、毎日見ている景色だが新雪と青空、これが揃った日は何度見てもキレイだ。

  

 寒中、毎日のように降り毎日の積雪。立春を前にお天道様も遠慮したかやっと雪が融けてきて畑に設けた通路を歩けるようになった。昨年秋に購入したセツブンソウは?とハウスに入る。おっ!もう咲いている。春に先駆けて咲く花々は殊の外、嬉しい。

  

 融けた雪の下からも花が現われた。こちらは雪割草だ。毎年、金木犀の下で咲いてくれるが今年は例年に比べ、幾分早いように思う。雪で傷んだ花弁が痛々しい。が、間もなくたくさんの花を見せてくれるだろう。

  

 雪が降りやんだ後も気温があまり上がらない日が続く。屋根からは小さいつららが下がっている。風が強い日も多く、私はストーブの前で丸くなって過ごす毎日だ。歌では♫犬はよろこびに庭かけまわり、猫はコタツで丸くなる”と言うが娘んちが買う犬のメイちゃんは来ると、ストーブの近くで長く手足を伸ばし眠ることが多い。

  

 競走馬であるサラブレッドは年間に何頭ぐらい誕生しているのだろう、の疑問が湧く。競馬ブームだった1992年には10000頭を超えたらしいが現在は7000頭余りのようだ。しかし、順調に育ち競走馬としてレビュー出来るのは65%ぐらいらしい。その率の低さに驚く。競走馬、無事にレビューできたとしても広く知られるダービーとか有馬記念とかに出走できるまでには多くの関門がある。成長した馬の多くは2歳の時に先ず新馬戦と言う初めて走る馬ばかりのレースに出走することが多い。新馬戦は2歳時の6月から3歳の3月まであるようだ。このレースで勝った馬は1勝クラスへ進み、負けた馬は未勝利戦に回ることになる。またレビューが遅れた馬でもう新馬戦がない場合などは未勝利馬戦からになる。また、勝ちあがらなければ未勝利馬はいつまでも上のレースに走れないように思えるがそれなりに賞金を稼いでいくと次の1勝クラスにも出走が可能になるようだ。何とも厳しい競争の世界を歩いていく、イヤ走っていくことになるようだ。


郷の雪景色 氷柱 氷結晶

2023年01月31日 | 景色

 立春を前にした先週は気温がグンと下がった。そして、毎日のように雪に見舞われた。今回、最も積雪があった日曜日の朝、厚い雲の向こうで朝日が上る。

  

 同じ日の郷の景気だ。我が家は集落から20mぐらい高台にある。たった20mだが、集落まで降りると積雪の少なさに驚くことが多い。池田山が背後にあることによっての雪のいたずらのようだ。

  

 並ぶ棒樫も頭に雪を被る。池の傍に造った電燈小屋も雪に埋もれている。

  

 椿も凍てついているようだが、これは氷だ。どうも上から落ちて来る滴が凍ったようだ。

  

 今朝の手水鉢だ、厚くないがまた氷が張っている。昨日、いつも水浴びに来るヒヨドリが”凍ってるよ!”と言うように飛び去った後、氷を剝がしたら、こんな塊りが取れた。ここ何日かでここまでになったようだ。

  

車の窓ガラスにこんな模様が。氷が創った芸術のようだ。

  

 そして今朝だ。長く続いた雪が止まり、雲一つない空が広がる中、山の嶺の北の端から南の端まで見える範囲全てが朝焼ける。そして陽が上り切った8時過ぎ、雪を積んだ北の山がスッキリとした姿を見せていた。

  

 毎日のように雪が舞った今回の雪、最も雪が積んだのは日曜日の朝だ。競馬の日だ。今は3会場で開催されている。競馬は1会場で12レースある。従って3会場の場合は1日で36レースあることは前回に記した。各会場のレーススタート時間は2会場ではほぼ15分間隔だが3会場の場合は間隔が10分になる。レースのスタートがずらされているのはどこの競馬場のレースもライブで見ることが出来、馬券を買えるようにとの配慮だ。だが各レース、先ず勝ち馬の検討→馬券を買う→レース観戦→勝ち負けから配当金を調べる、そして次のレースと繰り返す。が、10分間隔は忙しい。私のようなヘボはその場その場でこれを繰り返すのだがプロ(?)は多分、前日から各レースを検討しているのだろう。

 さて日曜日の朝、目覚めたとき先ず、”競馬新聞を買いに行けるだろうか”が気になった。でもそれを女房に悟られるのはシャクなのでいつものようにのんびり起きたように振る舞う。そして機を見て、そっと玄関から外を伺う、”行けそうだ”と安堵。8時過ぎ、何とかコンビニに辿り着く。毎日曜日に出会うコンビニのお姉さんが”大雪の中、ご苦労様です、ありがとうございます”と。うん、今日は勝ちそうだとほくそ笑みながら車を発進した。


万年青(おもと)フキノトウ ジャコウアゲハのサナギ  5日の中央競馬は東西金杯レース

2023年01月04日 | 景色

  冬枯れと言うのだろうか、我が家の庭・畑も草木の多くが葉を落とし見通せるようになった。一番、草木が育った状態の秋口は通路も一部しか通れなかったものだが。庭に残る木の実は柑橘類だけになった。柑橘類は3月から4月に花が咲き、実の収穫を始める12月から2月近くまで楽しめる。今年も柚子は豊作。だが、レモンは淋しい生りだ。

  

 食べられる実ではないが今頃の草花と言えるオモトだ。このオモト、私が知る草花の中で漢字が最も読めないものの1つだ。”万年青”、これで”オモト”はちょと読めない。正月ごろに実が朱く熟れる今が見頃の草花だ。

  

 そして、もう春を知らせる草花も。フキノトウだ。子供の頃に最も苦手とした1種だが、おとなになって、を通り越し枯れ始めてやっと美味しく食べられるようになった。最も早く春を味わえる草花だ。

  

 庭にもほとんど花がない。チョコチョコと咲き残っているのは食用菊を含め菊しかない。木の花としては椿がある。が、この花弁、変な形をしている。どうも柔らかい花の外側はヒヨドリが食べたようだ。

  

 越冬に入るのは植物だけではない、蝶もである。写真はベランダの屋根下にある空気口で越冬に入っているジャコウアゲハのサナギだ。ここらは蟻なども生息する。無事に羽化して飛んでくれることを祈るばかりだ。近くで見つけたサナギは現在、箱に入れて保管している。と言っても菓子箱の中で転がっている。この状態で3月終わりまで外温のベランダで隔離し、3月終わりぐらいに板に張り付けて羽化を待つことになる。

  

 ”下手の横好き”と言うやつで中央競馬をやり始めて15年は過ぎた。競馬の賭け方とか前のレースデータとかを検討するわけでもなく漫然とやっている。それでいながらどうしたら負けない競馬が出来るか、とは思ったりだ。明日は中央競馬の幕開けで東西金杯と言うのがメインレースである。東は中山金杯の冠で千葉県中山競馬場で行われる。が、西は京都金杯の冠ながら京都淀競馬場が改修中のため、愛知県中京競馬場で開催される。幕開けの競馬、”今年こそは”を思う人は多いだろう。私もその一人、”今年こそは”いやそこまで言わない。”初日だけは何とか”、小さい願い思うのだが・・・。


12月31日 七十二候 冬至末候 雪下出麦(ゆきわたりて むぎのびる)

2022年12月30日 | 景色

 明日は31日、大晦日だ。大晦日と明日、何が違うわけでもないが”明日は新年、気が引き締まる”。朝陽も変わるわけではないが2022年の朝陽も後2日で見納めか、と思うとつい手を合わせたくなる。

  

 先日12月19日、忘れもしないコロナへの感染が判明した朝は冷え込んだ。病院に行く前に見回るとシモバシラの茎に霜柱が出来ていた。どうすればこうなるのかわからないが今まで見た中で一番、長い。

  

 こちらはもっと見事!残った茎の全てに、上るように氷の花が咲いていた。

  

 新年を迎える草木、蕾がどうなっているかと回ってみる。最初の写真は梅、こちらはまだ蕾に至っていない状態だ。そして椿を除き我が家では年初、最も早く咲くロウバイ(蠟梅)だ。こちらはしっかりとした蕾が見える。

  

 コロナ感染から回復途上の日々、座るソファーからヒヨドリが手水鉢に来るのがよく見える。今日のヒヨドリはいつもに比べて長く何度も何度も水浴びをしていた。時間をかけた毛繕い、鳥の世界でも正月への着飾りか。

  

 明日12月31日(旧12月9日)は七十二候 冬至末候 雪下出麦(ゆきわたりて むぎのびる)である。降り積もった雪の下で麦が芽を出し始める頃を表す。今では麦を見ることさえ珍しくなったが極寒の中でも草木が芽吹く力を着実に育む姿が伝わって来る。

  

正月を迎える縁起物の花(?)、センリョウとマンリョウだ。センリョウは上部からでも実がよく見えるが大分、実の数が少ない。

明日は大晦日だ。2022年は二十四節気・七十二候を元にブログを作成してきた。”小寒”から始めた今回の試み、今日で一回りだ。最後になってコロナに感染し、冬至の七十二候2回分を1回の投稿で済ませることになったが何とかやり遂げた。コロナ感染が厄落としとなり、来年は良い年であって欲しいものだ。

皆様、良いお年をお迎えください。