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花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

雪の朝の日の出 池の氷柱 山茱萸と福寿草の蕾 リュウキンカ マンサク 恵那山 南アルプス

2025年02月27日 | 景色

 2月22日、今季最後の積雪になりそうな朝だ。東の空にも厚い雲が広がり、その雲からの日の出となった。靄(もや)が立ち込め、岐阜城のある金華山(右側)さえも薄っすらとしか見えなかった。が、晴れたのは一瞬、この後20センチの大雪になった

 今冬は雪が降る日も多かったが気温が低かったように思う。写真は金魚がいる池の上部に出来た氷柱だ。ここは鹿威しがあるがその鹿威しが水を飛ばし、出来た氷柱だ。夜、いつまで動いているかはわからないが朝はびっしり氷が張り付き、当然ながら鹿威しは凍って止まっていた。

 去年は猛暑で気温が下がらないと咲かない秋の花々の開花が遅かった。ここにきて冬の寒さで春の花の開花が遅れているようだ。昨日のTVニュースでは梅は10日から2週間、早咲きの桜の代表格とも言える河津桜は2週間以上遅れているようだ。我が家の開花は、と見て回る。山茱萸(サンシュユ)と福寿草の今だ。どちらもまだ蕾だが福寿草は今週末にでも咲きそうな雰囲気だ。どちらも2月中旬頃には咲いていたように思う。やはり遅いようだ。

 草花で1種だけ黄色い花が見える、リュウキンカのようだ。リュウキンカは湿地帯を好むようだが毎年、この場所で咲いている。強い花のようでだんだん広がっているようにも思える。

 木の花として春先に早く咲くのは過日、紹介したロウバイそして梅、更にはこの花マンサクではないだろうか。マンサクの語源は“マンズ(先ず)咲く”からと言われている。黄色・白色などの花色があるようだが我が家はむらさき色の花だ。

 冬の楽しみの一つは空気が澄んでいるため、遠くまで見えることだ。最初の写真は恵那山だ。当地から50kmぐらいあると思うが雪を頂いた姿がくっきりと見える。そして南アルプスの山脈だ。冬なればこその景色だ。

 今冬の寒波は第5波まであったようだ。岐阜県でも南西に位置する我が郷は南と言うこともあり、積雪は少ない。が、天候は山・川が繋がっていることもあるか北陸の天候になることが多々ある。今冬は4波に当たる2月初めの雪が一番積もり、しかも5日連続だった。先週の第5波も一日だけだったが明け方から降り始め4時間で20センチ前後積もった。

流石に今冬の積雪は終わりだろうと最後の積雪が終わった2日後に冬タイヤの交換に行った。冬タイヤの装着は12月初めの車の点検に合わせてやってもらうのだが外すタイミングは難しい。一つの目安は3月に入れば、だ。まあ積もればジッと籠ると言う手が残ってはいるが・・・。

 

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大雪の日 日の出 積雪30cm 氷柱

2025年02月11日 | 景色

 立春から寒波、とは皮肉なと思っていたら陰暦とは1ヶ月近くずれている陽暦では立春の頃が最も寒いようだ。今年は我が郷もよく降り、積もった。立春の3日から毎日、朝に積雪が5日間続いた。20cmほど積雪のあった日の日の出だ。約1時間経過後には雲の上にある太陽が見えた。太陽の丸さに一瞬”おっ!”と思ったが・・・そりゃそうだ。

 最も積雪が深く、30cmほどあった日の前の道だ。1枚目が下方東の方角で2枚目が上りの西の方角だ。新聞屋さんだろうか我が家まで車のタイヤ跡がある。が、我が家から上には痕跡がない。左右の田畑との境目がわからないから我が家から引き返したようだ。

 玄関から門の手前まで薪棚が続いてある。今冬、この薪棚から薪を使用し始めた。見えている薪は来年の分だ。車もすっぽり雪に包まれている。

 金魚・メダカの水槽の囲いにもどっさりと雪が乗っかっている。これらの囲いはカラス対策だが手前は囲いを造りテグスを張り巡らしている。奥に見える2つは暑さ対策も兼ね古くなったよしずを屋根にしている。この後、囲いの壊れるのを恐れ屋根の雪は取り除いた。この時の太陽は雲が薄かったか日差しがあった。

 敷地の向こう側に立つ渋柿の木にも早朝だったため雪が乗っている。てっぺんに鳥の姿が見える。拡大してみるとヒヨドリだ。やるせなさそうな姿が切ない。

 

 別の日の日の出だ。山の峰に雲が薄く掛かっていたか、こんな光を放っていた。もう太陽が見えているのに山の峰を光が広がっている。

 ここ数年、積雪も少なかったが気温も零下までになることは少なかったように思う。何年ぶりかの氷柱が出来ていた。

 今回の寒波、5日間続いたが不思議なことに毎日同じパターンで雪が降った。暮れたころからチラつき始め、深夜に積雪、明けて朝は遅くても午前中には上がり午後は日差しがある日もあった。そのため、朝一に雪かきをするのだが雪がサラサラでスコップを押すと面白いように雪がすくえる。午後には上がるため生活上必要な領域は夕方には雪がなくなり、また夜半に積もるを繰り返した。初めの頃は雪かきを楽しめたが・・・流石に毎日は疲れる。ダメ押しは最後の土曜日(7日)朝の雪、30cm以上あったのではなかろうか。最後、最後と自分に言い聞かせながら雪を取り除いた。日曜日が競馬の日であることも忘れず車の雪も夕方までには取り除いた。

 

 

 

 

 

 

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日の出 冠雪に朝陽 初積雪(庭) シモバシラの霜柱 冠山

2025年01月09日 | 景色

 北海道・東北を始め、北陸から岐阜県北部は大雪に見舞われている。が、岐阜県でも南に位置する我が郷は山々までの雪だった。が、今年に入ってから冷え込みがきつくなった。初積雪のとなった朝の日の出である。2枚目の写真は日の出の北に位置する岐阜市近郊、山だけが見える。

 その日、山々は今冬最も広く冠雪した。朝日が上り、近くの山々が朱色に輝いて見えた。2枚目は北の方角の山々、最も近い山も冠雪していた。

 初の積雪となった我が家の庭・畑だ。丸く刈った椿の木も雪を被っている。金魚・メダカの池の屋根の雪を見ると2cmの積雪と言うところだろうか。これぐらいの雪であれば楽しめるのだが・・・。

 草花シモバシラの茎に出来る霜柱も、大きく美しい形で出来ていた。

 我が郷の初積雪から数日経った日の北の方角の山々だ。近くの山々の雪はなくなっているが遠くの山々はかなり冠雪しているように見える。

 上の写真の一番左側の尖った山が冠山の頂きだと思っている。新しく出来たトンネル(4834m)を通る道路(2023年11月19日開通)は全長7.8kmで以前の峠越えの時に比べて福井県に抜けるための所要時間で約1時間の短縮となったようだ。そして何よりも冬場も通行が可能となったことが大きい。もう10年いや20年早ければ冬の福井に行く勇気も湧いたかも?いやー、それでも寒がりの私はこたつの中を選んでいそうだ・・・。

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濃霧 冠山トンネル 徳山ダム 福井県池田町のかずら橋 池田山の初冠雪 庭のモミジ2本

2024年12月13日 | 景色

 日の出時間が7時に近づいている。日の出前に起きるナンテことを現役時代は考えたことがなかった。が、今は散歩から帰ってくる頃に陽が山稜から見え始める。冷え込んだ朝の約50km離れた恵那山、そして2枚目は岐阜市方面だ。濃霧が立ち込め、幻想的な姿に魅入られる。

  

 岐阜県と福井県を繋ぐ道路417号線に冠山トンネルが完成したのは昨年11月19日だった。それまでは冠山の山道を越えなければならならず冬季は通行止めになっていたようだ。一度、ドライブしてみたいと思いつつ1年が経過、ようやく12月2日に実行した。写真は途中、徳山ダムからの景色だ。雪山がダムの向こうに見えた。冠山はこの左方向に位置する。が、通行する道路からは頂上は見えない。

  

 冠山トンネルの中で福井県に入る。しばらく走ると能面美術館などの案内があり、休憩時間も取りたく停車した。と、そこにかずら橋の案内があるではないか。地元徳島県には有名な観光名所となっている“祖谷のかずら橋”がある。どの程度のものか興味津々で見に行った。足場は板が敷かれていて祖谷のような怖さは感じられそうにないので渡らず写真だけに留めた。

  

 12月に入って早々、池田山にも雪が積もった。初冠雪だ。今の時期の冠雪は紅葉と重なり美しい。それにしても紅葉が遅い。例年に比べ2週間以上遅れているように思う。

  

 我が家のモミジも遅ればせながらやっと見ごろを迎えた。1枚目は私が毎日の起点にするソファーから見えるモミジ。2枚目が前の通路沿いにあるモミジだ。下に見える紅葉した木はドウダンツツジ2本だ。

  

 我が家の剪定、大きい木の欅・モチ及びマキの木などはプロにお願いしているが後の木は見様見真似で私が剪定している。モミジなど紅葉する木は散るのを待ってから切る。それでも例年なら12月に入るか入らないうちには終わっているように思うのだが今年はまだこの状態。来週末ぐらいからは切り始められると思うのだが・・・今年は越年になる可能性も。正月までには、と意気込むこともないのだがやっぱりねー・・・。

 

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吾亦紅 シュウメイギク ソバ(2色) レモンマリーゴールド シオン 銀木犀 金木犀

2024年11月08日 | 景色

 ”私も赤い”の意味に由来して付けられた名前と言われている吾亦紅の花が咲き始めた。”われもこうありたい”と言う思いを込めた名前との一説もある。調べていて驚くことがあった。蝶の幼虫がそれぞれ異なる草花に卵を産み・育つと言う種類があることは知っていたが吾亦紅にもあった!ゴマシジミと言うシジミチョウの1種はこの吾亦紅の蕾に卵を産み、これを食べて育つようだ。

  

 名にも菊が付き菊の1種(?)かと思ってしまうが、アネモネの仲間シュウメイギク(秋明菊)だ。確かに花の形状は菊とは異なるように思う。長くすらりとした茎に咲く花、清々しさがある。

    

 ソバと言えば白い花を想像するが赤い花もある。ヒマラヤの麓で赤花が咲く種があり、これを元に育てられたようだ。赤花と言っても濃いピンク色と言う感じだ。白いソバ畑も綺麗だが赤いソバ畑もきっと美しい。

  

 玄関先、黄色と薄紫色の花が両側に並んでいる。黄色はレモンマリーゴールド、薄紫色の花はシオンの名のようだ。レモンマリーゴールドは葉から放たれる強い香りでアブラムシ・ハダニ更には蚊も遠ざけ、根から分泌される液は線虫・ナメクジを寄せ付けないと言われている。シオンは9月から10月に咲き、秋を告げる花として知られているようだ。

  

 今年は彼岸花の開花が例年より2週間近く遅かったのは以前、記した。この花の種も10月中旬の開花だった、こちらは銀木犀だ。金木犀より少し早く、9月中旬に蕾が見える。まだ若木で鉢で育てている。

  

 金木犀だ。例年なら9月中には開花している。11月の初め、週一でお世話になっている耳鼻科に行った。我が家より北に位置し多少寒い揖斐川町、病院の窓の傍にある金木犀にはまだ花が残っていた。

  

  金木犀の下には金魚・メダカの水槽が並んでいる。毎年、金木犀の花顎まで落ちた時点で水槽の清掃(主に苔落とし)をするのだが今年はまだ、出来ていない。

 秋の花々は気温・地中内温度がある状態まで下がらないと咲かないようだ。今日11月18日は72候 山茶始開(つばきはじめてひらく)だ。ここで言う”つばき”は山茶花(サザンカ)のことのようだ。我が家の山茶花は毎年、もう少し遅く咲く。が、今年は好きな花で20本前後ある椿が全く咲いていない。例年なら10月初めころからボツボツ咲き始めるのだが・・・。今年の椿・山茶花の開花は何時だろう?また始まりが遅い分、花が終えるのも遅いのだろうか?つまらんことに興味を抱きながらの立冬(11月7日)、冬入りだ。

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