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花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

残暑の空 小さいアサガオとユウガオ 干瓢(カンピョウ)の実 猩々草(ショウジョソウ)   

2020年08月29日 | 果実・花

 暑いから残暑と言うのだろうが今年の暑さは本当に厳しい。早く終わって欲しいと願っていたら昨日の金曜日は少し涼しくなった、時々雨と言う気象が効いているのだろうが。その夏空、夜明けの山に沿って上る雲そしてもう陽は山に沈んだが雲だけが赤い空だ。

  

 小さい花のアサガオが咲いた。澄んだ朝の空気の中、澄み切った水色が涼しく感じる。そしてユウガオだ。面積比では朝顔の4、5倍はありそうだ。

  

 こちらも小さいアサガオの花だ。近頃、白いアサガオの花は珍しく思い、写真に収めた。

  

 ナツメの木の下、大きな実が生っている。干瓢の実らしい。これだけ大きくなると取り扱いに困る。さあ、どうしようと悩んでいる。もちろん女房だが。

  

 葉の色が変わる花猩々草(ショウジョソウ)が咲き始めた。が、この花には殆ど目が行かない。濃い緑の葉の根元から鮮やかな橙色がだんだん大きくなるのが楽しみな花だ。

  

 立秋を過ぎ”暑さもそろそろ終わり”と言う処暑も過ぎた。次の二十四節気は9月7日白露(はくろ)だ。”しらつゆ”、秋の気配が感じられ始めると言われている。後1週間後だ、夏(暑さ)は本当に終わってくれるのだろうか。ふと昔を振り返る。夏が終わり秋を待ちわびるようになったのは何時頃からだろう。小学生の頃は全く考えなかったように思う。中学生は?高校生の頃は?社会人になってからか、と考えてくると確実の言えるのはサラリーマンを卒業した後は秋を待つようになった。秋そして冬から春の到来も待つ。♫春よ来いと言う歌はあるが秋を待つ歌はない。が、こんな歌がある。♫小さい秋見つけた・・・・・。ムシの鳴き声・秋の草花・空の高さ・・・・そして風の色が変わったのを感じられるのも良いものだ。


小さいミカンの花 ゲンノショウコ ペニーロイアル 千日紅 鳳仙花 パイナップルリリー モミジアオイ

2020年08月21日 | 果実・花

  本当に暑かった今日金曜日、38度超えの気温。何もやる気にならなかった。何とかやり過ごせる気温はせめて体温以下だろうか。小さな花が付いている。観賞用の蜜柑の木だ。花も直径で2cmぐらい、これでも当然だが実はつく、1.5cmぐらいの大きさだが。実の中はどうなっているのだろうの興味が湧く。実が出来たら切ってみたい。

  

 こちらの小さい花はゲンノショウコだ。胃腸用の漢方薬で知られている。強い草花で退治しないとあっと言う間に広がる。

  

 こちらも可憐な花、ペニーロイヤルだ。花の固まりごとに上へ上へと広がる。

  

 昔からあり懐かしく感じる花、千日紅と鳳仙花だ。夏休みを利用して桔梗していた7歳の孫が鳳仙花の名前を知っているのには驚いた。学校にあるようで手で摘まむと実が弾けるのが楽しいか何度も何度もやっていた。鳳仙花に加え、朝顔そして野の花ルコウソウまで種を持ち帰ったが・・・。

  

 面白く楽しい花、パイナップルリリーだ。パイナップルが成長するようにどんどん花茎を伸ばし、こんな状態になった。んっ?パイナップルが成長するようにって書いたが・・・パイナップルの成長は見たことがないような。

  

 これもまた楽しい花が咲いた。モミジアオイの名があるようだ。南国の花ハイビスカスにちょっと雰囲気が似ている。

  

 先日、孫一行が来た時、桃太郎のごとく家来がたくさんついてきた。カブトムシに金魚すくいで掬った金魚そしていつもの愛犬ニコ。金魚は我が家の水槽に入れ、カブトムシは毎日与える餌をごそごそと食べ、無事に育って帰って行った。問題はコロ。住んでいる町の山間の草むらにはダニがいるようで、朝晩の散歩時にこれを拾って来る。室内犬で私が眠るときにベッドに行くとついて来てベッドの下で眠る。家族は”家来みたい”とニコを言う。事件は真夜中、痒い、かゆい、かゆ~い!ダニがニコから移ってきたようだ。真夜中にシャワーを浴び、かゆみ止めを塗る。コロが顔を上げこちらを見る。すまなそうな顔ではなく、”まだミッドナイト、散歩は行かないよ”とでも言うように丸くなって目を閉じる。私がニコの家来みたい・・・。


ブットレア 風蝶草 木槿(ムクゲ) ルコウソウ ホオズキ コスモス アジサイ 空蝉 腸重積

2020年08月14日 | 出来事

 梅雨明けから2週間、”1ヶ月ぐらいは暑い夏も我慢”などとほざいていたが・・・もうダメ、秋の清かな風が待ち遠しい。長く伸ばした茎にブットレアの花が咲いている。夏の草花は大きくなるものが多いがこのブットレアも例外ではない。ピンクの花が上へ上へと花茎を上る。蝶々の好きな花と聞いているが・・・。

  

 その蝶々、こちらがお気に入りとヒオウギの蜜を吸っている。鉢植えの木槿の花も咲いている。

  

 名前で蝶の付く花、風蝶草だ。クレオメの名があり正しくは西洋風蝶草のようだ。一つ一つの花が蝶に似て風に揺れる様は美しい。風蝶草の後ろには今年最後と思える濃い紫の桔梗が咲いている。

  

 夏の空に蔓を伸ばし咲く花がある。野草のマルハルコウソウだ。可愛らしい花は良いのだが蔓の花、繁殖力が強く巻き付いた蔓をフェンス等から外すのは苦労する。ホオズキもすっかり熟れた色になっている。

  

 盛夏の中、秋を呼ぶ花コスモスが咲いている。そして土手にはまだ紫陽花も残っている。梅雨から夏そして秋への花が勢揃いと言うところだ。

  

 8月入りとともに鳴き出したように感じている蝉、近年はアブラゼミの鳴き声が少なく感じる。全国的に少なくなっていると言うニュースもあった。それでも近くの熊野神社にはアブラゼミと思える抜け殻、空蝉があった。南天の葉そしてもう一つは桜の幹を3mも上ったところにあった。

  

山口県に住んでいるもうすぐ7歳の孫が8月初めに帰郷した。のは嬉しかったが直ぐに病気になり入院した。病名は”腸重積”、聞いたことない病名だったが小腸が大腸に入り込むと言う子供に多い病気らしい。この症状、症状発生からの経過時間が勝負のようで早い治療の場合はおしりから液体を大腸に流し込み、大腸を膨らまし小腸を抜くことが出来るらしい。処置法を聞いているだけで顔をしかめたくなるがかなり痛いらしい。処置室に入った孫の声が聞こえる。”いたい、いたい、いたい”、頑張れと励まされたかまたまた”いたいいたいいたい、もう無理”そして最後には”いたいいたいいたい、誰か助けてー”と絶叫。その直後に声が収まった。何も出来ずに処置室のドアの外で20分以上、聞かされるのは堪えがたいものだった。ドアが開き車いすに乗った孫が戻る。涙の後は見えるが唇を噛み、何もしゃべらない。男の成長を見た瞬間である。 


ハギ フウセンカズラ ツユクサ 染物用ツユクサ ハス ムクドリ

2020年08月07日 | 果実・花

 梅雨が明けたと思ったら暦の上では今日7日はもう立秋だ。早く秋風が吹くことを願わないでもないが暑い夏が短すぎるのも野菜・草花そして木々が変調をきたしそうだ。8月一杯は蝉の声を聴きながら暑い夏と付き合いたい。立秋とともに秋の7草の1種、萩が咲き始めた。まだ蕾軍の下の花、これからしっかり楽しませてくれる花だ。

  

 可愛い花、今年はアサガオ・ユウガオと並び育てているフウセンカズラの花だ。下の方ではもうフウセンが見える。

  

 野に咲く花、露草だ。何故か子供のころから名前を憶えていた数少ない花の一つだ。真緑に真っ青な花が美しい。そして園芸種の染物に使用されるツユクサだ。花は一回り大きいが花の青色は少し淡い。

  

 昨年は見ることが出来なかった蓮の花が咲き始めた。花茎がどんどん伸び2m近くまで伸びた。蕾が段々膨らむのも良い。そして花が開き始めた。

  

撮影に台を必要としたが開いた花だ。早くも虫が蜜を求めて花に埋没している。ハスは朝に開き夕べには閉じる。毎日、開いてくる姿を見るのも一興だ。

  

 梅雨空が青い空に変わりつつある夕方、電線に多くの鳥が止まっている。スズメにしては大きいとカメラに納めてみた。ムクドリあるいはコムクドリだと思える。陽を待ちわびた様相だ。

  

 梅雨明け前の話だ。我が家で怪奇現象らしきものが発生した。女房が掃除の時に床に這いつくばっている。聞くとこんな球が沢山転がっていると仁丹をちょっと大きくした1mmぐらいの球を見せられた。小さいので重みも感じない。毎朝、床に転がっているとのこと。毎日、動かすものは何かと考える。”そうだ、掃除機に使用しているベアリングの球が出てきているのじゃないか?”。早速、掃除機の先にビニール袋を被せ動かしてみる、違う。お掃除ロボットも疑ったが出ない。なかなか次に疑う物が出てこず迷宮入り。2日後、女房が私が散歩の時に足首に着ける重しには何が入っているの?の聞く。多分、鉄紛だろうと触っているとポトン!球が落ちた!穴が開いている!我が家の真夏の怪奇現象は終わった。


赤・白色のカサブランカ 食用ユリ カノコユリ グロリオサ(キツネユリ) ランタナ(シチヘンゲ) ナデシコとカワラナデシコ

2020年08月01日 | 景色

8月入り、やっと梅雨が明けた。この頃の予報は”曇り時々雨”だが降る雨に勢いを感じなくなりまた、日中は何となく明るくなった気がしていた。今回はユリの花オンパレードだ。先日紹介したカサブランカ、赤色に続いて白い花も咲き始めた。見るからに大きな花弁だ。

  

 コオニユリも咲き始めた。根がゆり根として食用となる。近くの家でもよく見かけるユリだ。

  

 カノコユリ(鹿の子百合)だ。日本産で江戸時代にヨーロッパに持ち出され、”初めてヨーロッパで知られるようになった日本のユリ”とされている(ウィキペディアより)。

  

4つ目の百合、グロリオサの名だ。奇妙な形でキツネユリの和名がある。百合として紹介したがイヌサフラン科に属している(以前はユリ科)。熱帯アジア及びアフリカ原産、そんな感じがする花だ。

  

 アジサイに似た花、ランタナだ。色とりどりでシチヘンゲ〈七変化)の和名がある。この花を見ていて花火を思い出した。四方八方で開く花火の色が異なり、思わず”ワォー!”と言ってしまった記憶がある。

  

 最後に秋の七草の一つ、カワラナデシコが咲き始めたので園芸種ナデシコと比べてみた。ナデシコの方は真ん中の白い部分があり、また花弁の色が鮮やかだ。

  

 やっとホントにやっと梅雨が明けた。8月の梅雨明け、記憶にない。蝉も戸惑っているようで10日ほど前にニーニーゼミが鳴き始めたが今週半ばにはクマゼミが鳴いていた。アブラゼミは何時鳴くの、と突っ込みたくなる。あの暑さを掻き立てるような”ジージージージー”そして調子が出て来たのか”ジジジジジジジ”と連呼する。聞いているだけで汗が噴き出る気がする。更に更に”ジジジジジジジ”の鳴き方はジジにはちょと気に障る。