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花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

秋空にタバコと皇帝ダリア 帰り花のユキヤナギとギンモクセイ 今季1、2番目の椿 何これ?椿の花

2018年11月28日 | 果実・花

 今年の秋は暖かく穏やかな日々が長く続いている。暖かさが影響しているのだろうか。今頃、咲くはずでない花が咲いている。左はユキヤナギそして右はギンモクセイである。剪定を施すと身の危険を感じ咲くとも聞いたことがある。ユキヤナギはその影響もありそうだ。

    

 今季最初の椿が盛りを迎えた。多くの花が咲いている。毎年、寒い時期に咲く椿は花が傷む、またヒヨドリなど鳥の餌にも狙われるのだが暖かいためだろう、ヒヨドリも来ず綺麗な花弁が見える。

    

 今季2番目の椿が咲いた。大きな花弁で下向きに咲いていたので潜り込むようにして写した。八重で斑入り、綺麗と思って矯めつ眇めつ眺めていたら何とこの花、雄しべが花弁の間からも出ている。向こう側からも出ていて3ヵ所である。この木はそういう種類?と、他の蕾を探したがこれ1つの木だった。

    

今年の秋は本当に暖かい。そして青空が良く拝める。青空を背景にした花々は美しい。写真は先日来、紹介しているタバコと皇帝ダリアである。

   

 タバコ・皇帝ダリアとも次々に花が咲き続けている。花の少ない季節に貴重な植物である。何時まで咲くのだろうと思うほどの蕾が見える。幾つ咲くのだろう。花に向って叫んでみたい”どんだけ~”。    


タバコの花 お茶の木 ビワ 皇帝ダリア

2018年11月23日 | 果実・花

  昨日から急に気温が下がり寒くなった。北国から雪の便りが聞こえてくる。岐阜でも近くの伊吹山は初冠雪のようだ。タバコの花が沢山咲いている。子供の頃を思い出そうとするがタバコの花の記憶がない。やっぱり葉を大きく育成するため咲かさないようにしていたのだろうか。

   

 住んでいる岐阜県揖斐郡はお茶の産地として知られている。岐阜県は白川茶と2週類のブランドがある。左は花を楽しむため植えているお茶の木で右は花である。お茶を育てている茶畑では収穫が終わった後、刈り込みして花をあまり見ない。木を育てるため咲かさないようにしているようだ。

   

 冬に向かう花が咲いた。ビワの花である。ビワは今頃からボチボチと咲き始め、来年の2月ごろに形ある実が出来る。そして6月に実るわけである。花の期間が長く、実るまで6~8ヶ月と言う長期間かけて美味しい実になる。

   

 こちらも秋の終わりから初冬の寒くなった時期に咲く花、皇帝ダリアである。この写真でも高さが5mを超えるが10m近くなるものもあるようだ。木立(キダチ)ダリアが正式名のようで中南米・メキシコなどが原産地のようだ。

   

 木の実が初めて成る時は格別の喜びがある。今年は柑橘類に初めて実が付いたものが2、3本ある。そして上に記したビワも初めて実る。あるとき食べたビワの実が大きかったので種を植えておいたら7,8年目の今年、初めて花を付けた。”這えば立て立てば歩めの親心”と言うが植物にも当てはまる。”土からの芽を見つければ早く咲け咲けば実れの欲心”。煩悩は捨てられない、仙人の境地になれる日は遠そうだ。


タテハチョウの1種 ツマグロヒョウモン(?) タバコの花 通路作り 物置小屋の解体

2018年11月14日 | 出来事

 穏やかな秋とかはあまり表現しないように思うが今年の秋は寒さが来ないまま小春日和が続いている感じだ。今日も陽射しがとても暖かかった。蝶が眼の前を飛んでいる。追っかけると藍の葉に止まった。そして飛び立ち今度はユキノシタに。見るからに気持ちよさそうだ。タテハチョウの1種でツマグロヒョウモンだろうか。

   

 大きな葉の植物が伸びていると思っていたら花が咲いた。改めて、見るとタバコである。子供の頃にはタバコ畑は周りに沢山あった。畑のタバコ・縄で葉を吊るし干していた光景を思い出す。その頃にも花を見ていたのだろうが記憶にない。60年前のことだからなー。

   

 庭・畑の通路には以前から通路用に作製したパレットが置いている。遊び心で水を引き込んだ時の水路の上に通路(橋)を作ろうと思い立った。水路は時々掃除が必要なのでパレットは取り外せる必要がある。左は工事中の通路である。1.5mぐらいのパレットを作り、それを並べるような構造にした。右写真が完成図である。

   

 先の写真で見えた蜂谷柿のところから右のビニールハウスの横を通る。そしてたくさんの実を付けた富有柿のところまで全長15mぐらいの陸橋である。こちらは遊び心だったが一つ、建て直しを迫られているものがある。物置小屋である。引っ越して直ぐぐらいに作り、一度手を入れたが雨・虫にやられボロボロになった。扉部分を外したのが右写真である。何とか11月中には、と思っている。

   

 ”ぼーっと生きてんじゃないよ!”のセリフですっかり有名になったNHKの"チコちゃんに叱られる!”が面白い。時々見るが先日、”カメは何故、長生きするか”と言うのが放送されていた。カメの長生きの理由?そんなこと考えたことがない。出演者もそのようで答えられず、例によって”ぼーっと生きてんじゃないよ!”。寿命はほぼ心拍数で決まるようでカメは8回/分ぐらいしかないようだ。確かネズミかモルモットが500ぐらいで2~3年。馬がほぼ人間と同じ心拍数で20~30年。人間は科学・医学の力で今の寿命まで伸びているようだ。心拍数かー、私は病気が多いから早死にと思っていたが以外と長生きかも。だって心拍数がそんなに高くなることがないもん、ぼーっと生きているから。


ミセバヤ サフラン 郁子 天智天皇

2018年11月07日 | 果実・花

 11月6日、立冬である。が、今日は野外で作業するには暖かくて絶好の日、自然と体が動くと言う奴である。が、そんなことはなく頑張らなければ仕事は進まない。畑内に新しい遊び心満載の通路を作ろうと考えたが計画通りには進まない。焦らず年内ぐらいには、と思っている。ベランダで休憩しているとピンクの花が見える。ミセバヤと言う花のようだ。古典園芸植物(江戸時代に日本で育種、改良され、独自の発展を遂げた園芸植物ーーウィキペディアより)の一つのようだ。 

   

 サフランである。畑のあちこちで見える。土壌の何処が気に入るかわからないので数か所に植えているようだ。先日、犬サフランを紹介したが似ているのは色だけのような・・・。

   

 今年も多くの実が成った郁子(ムベ)が熟し始めた。左が最初に植えたものでフジと棚を奪い合っている。そして右はフェンスにと思い南側フェンスに這わせたものである。綺麗な赤紫色の実がぶら下がっているのを見るのはそれだけで癒される。

   

 すっかり熟した実で、右は食べようと切ったところである。こうして半分にした後、スプーンで食べる。種が多いのがちょっと難点だが甘く美味しい。 

   

 10日ぐらい前だろうか、TV番組”朝ちゃん!”が取り上げていた。天智天皇が近江を訪れた時に合うお年寄りがみんな元気に見えるので理由を尋ねたところ郁子を見せて、”これを食べているから”と言うと天皇も口にされ”むべなるかな(もっともだ)”と言ったとか言わないとか。近江八幡市で栽培されており現在も天皇家へ献上されていることも紹介されていた。ムベは不老長寿の薬とも言われている。また、ムベの新しく伸びた蔓もテンプラなどにして食べる。更には干してお茶に使用するなどもあるようだ。今年は挑戦してみようと考えている。”不老長寿”、良い響き!だが死ねないのはう~ん・・・ちょと後退り。

 


棒樫の剪定 庭の通路パレット 白い桔梗 初椿 庭の紅葉 ニシキギ 紅葉 沙羅の木

2018年11月03日 | 果実・花

 10月に始めた剪定作業、11月に入り軌道に乗って来た。写真は9本ある棒樫の剪定後である。名前の通り葉をとことん落とし棒状にする剪定もあるが一冬の間、葉がないのは寂しいのでこういう刈り方をしている。右は畑・庭の通路に使用するパレットである。管材を運ぶときに使用していた枠材を貰ってきて作っている。畑・庭の通路にパレットの上を歩けるようにするのは尾瀬ケ原への憧れである。

   

 紫色の桔梗は終わったがまだ白い花が咲いている。こういう花は枯れた花を落としてやるとまた咲くことが多いようだ。そして前回紹介した今季最初の椿である。多くの花が咲き始めた。

   

 我が家の庭の紅葉である。先ずは錦木(ニシキギ)である。赤い実を付けながら美しい赤色に染まる。棘があるので触れる時は注意がいる。右は門横のフェンスから道路に顔を出す紅葉である。秋晴れの写真が欲しい。

   

 最後は沙羅の木である。左のような葉が重なり右のような光景を見せる。少々、大きくなり過ぎた。紅葉が終われば少し切り込もうと考えている。

   

 以前に読んだ本で日本に住む外国人が不思議に思うことの一つに”紅葉狩り”があがっていたのを覚えている。花見と言うのは外国でも当然あるようだが紅葉を愛でると言うのは不思議に感じるようだ。”ところ変われば”と言う奴だろう。”時代変われば”と言う言葉もある。今や春のイタドリ、秋のアケビなどに代表される山の実りを追いかける子供はいないのではないだろうか。40歳の頃、田舎に帰ったときにまだ口の開いていないアケビを見つけ、歯で開けようとしたら口を付けたら、明くる日に唇がたらこみたいに腫れた。カラスの糞か何かが付いていたのだろうと考えている。カラスが狙っていたのを横取りしたことになったか・・・そう言えばそれ以来カラスの鳴き声が”アホ~、アホ~”と聞こえる。