プロ野球記録かと間違えるような記録が続発した今年の夏、今日が最後らしいの予報を信じると言うよりその言葉にすがっている。名古屋では真夏日が昨日で35日を数えたとか、1ヵ月を超えている!また今月9号、ホームランではない台風の発生件数だ。月替わりしても台風はまだまだ続きそうだ。
庭・畑の薬草を集めてみた。先ず左はドクダミそして右はヨモギである。植えたわけではないがいつの間にか広がった。ドクダミは生薬名十薬が示す通り幅広い。すりつぶして貼り薬として使用されるほかどくだみ茶は利尿作用があるほか、高血圧・動脈硬化の予防にも良いようだ。ヨモギは健胃に使われるほか冷え性にも良いようだ。
こちらは先日来、紹介しているゲンノショウコで花の色違いである。胃腸薬として使用されるようだ。
こちらはカワラケツメイである。右のような橙色の花が咲く今頃に刈り取り、干してお茶に使用する。利尿・便通などに効果があるようだ。
これも先日、紹介したカキドオシである。垣根を超えるの意味でカキドオシと呼ばれているようにとても繫殖力が強い。春先に紫色の小さな花が咲く。血糖値を下げる・体内の脂肪を燃焼させるダイエット茶が言われているがまだデータが揃ってなく不確かなようだ。
エビスグサである。左のような花が咲いた後に右のような鞘に小さい豆が出来る。種子は決明子(ケツメイシ)と呼ばれ、これを煎じるとハブ茶が出来る。高脂血・高血圧予防の健康茶として広まっている。
最後はハトムギである。いぼ取りなど抗腫瘍作用があるとされている他、利尿作用もある。また、エキスを塗布することで保湿・美白作用があるようで基礎化粧品にも使用されているようだ。エビスグサの種子を鞘から取り出すのは我が家の年末の行事となっている。大晦日、紅白歌合戦を見ながら手は鞘を割り、種子をこぼさないように取り出すことに神経を集中している。これで健康になるならの思いだがどうもハトムギ茶より取り出す細かい手作業が健康に効いている気がする。
”・・・ハトムギ・玄米・月見草、爽健美茶”と言うCMがあった。確かコカ・コーラ社のCMだったと記憶している。
ゴルフ場でバンカーがあると設計者の思惑通りに入れる。CMで健康に良いと言われると買う。更にTVの健康番組でこの食べ物が良いと言われると早速、試してみる。更にはスーパーの〇割引きのチラシ、本当に狙い通りに引っ掛かる。身体・頭・意志、3拍子の弱さが揃う。