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花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

薬草 ドクダミ ヨモギ ゲンノショウコ カワラケツメイ カキドオシ ハブ ハトムギ  

2018年08月30日 | 果実・花

プロ野球記録かと間違えるような記録が続発した今年の夏、今日が最後らしいの予報を信じると言うよりその言葉にすがっている。名古屋では真夏日が昨日で35日を数えたとか、1ヵ月を超えている!また今月9号、ホームランではない台風の発生件数だ。月替わりしても台風はまだまだ続きそうだ。

庭・畑の薬草を集めてみた。先ず左はドクダミそして右はヨモギである。植えたわけではないがいつの間にか広がった。ドクダミは生薬名十薬が示す通り幅広い。すりつぶして貼り薬として使用されるほかどくだみ茶は利尿作用があるほか、高血圧・動脈硬化の予防にも良いようだ。ヨモギは健胃に使われるほか冷え性にも良いようだ。

   

こちらは先日来、紹介しているゲンノショウコで花の色違いである。胃腸薬として使用されるようだ。

   

こちらはカワラケツメイである。右のような橙色の花が咲く今頃に刈り取り、干してお茶に使用する。利尿・便通などに効果があるようだ。

   

これも先日、紹介したカキドオシである。垣根を超えるの意味でカキドオシと呼ばれているようにとても繫殖力が強い。春先に紫色の小さな花が咲く。血糖値を下げる・体内の脂肪を燃焼させるダイエット茶が言われているがまだデータが揃ってなく不確かなようだ。

   

エビスグサである。左のような花が咲いた後に右のような鞘に小さい豆が出来る。種子は決明子(ケツメイシ)と呼ばれ、これを煎じるとハブ茶が出来る。高脂血・高血圧予防の健康茶として広まっている。

   

最後はハトムギである。いぼ取りなど抗腫瘍作用があるとされている他、利尿作用もある。また、エキスを塗布することで保湿・美白作用があるようで基礎化粧品にも使用されているようだ。エビスグサの種子を鞘から取り出すのは我が家の年末の行事となっている。大晦日、紅白歌合戦を見ながら手は鞘を割り、種子をこぼさないように取り出すことに神経を集中している。これで健康になるならの思いだがどうもハトムギ茶より取り出す細かい手作業が健康に効いている気がする。

   

”・・・ハトムギ・玄米・月見草、爽健美茶”と言うCMがあった。確かコカ・コーラ社のCMだったと記憶している。

ゴルフ場でバンカーがあると設計者の思惑通りに入れる。CMで健康に良いと言われると買う。更にTVの健康番組でこの食べ物が良いと言われると早速、試してみる。更にはスーパーの〇割引きのチラシ、本当に狙い通りに引っ掛かる。身体・頭・意志、3拍子の弱さが揃う。

 


朝顔 風蝶草 帰り花(箱根空木) ナツメの実 防災訓練ヘリコブター 満月

2018年08月26日 | 果実・花

 また夏の太陽が幅を利かせている。今日も暑かった。朝顔の花が静かな朝を語るが暑い。それならばとこちらは夕方に写した風蝶草である。雄しべ・雌しべがよく見える。上部から見るに美しい花である。

   

 前回のフジに続いて帰り花が咲いた。箱根空木である。白とピンク色の花が咲いている。まだ幾つかの蕾が見える。9月が近くなり帰り花(狂い花)の季節かも知れない。これから11月ぐらいまで多くの帰り花を見せてくれるだろう。

   

 ナツメの実を収穫した。そのまま食べるには少し早い。もう少し茶色くなった頃が食べごろだと思う。今回は生薬として使用するための収穫である。前夜の台風で落ちたか例年より少ない。これを干してお茶にする。強壮・鎮静作用が有るようだ。

   

 暑い日だったがの防災訓練が近くの小学校であった。救出の訓練でヘリコプターも飛んでいた。左の写真は丁度、家の前で時間合わせをするためかその場に留まった写真である。そして右は人間を下ろすところである。写真を撮っている私?参加は?残念ながら年寄り過ぎたためか免除だった。

   

 今夜は満月でもあった。19時頃の写真である。左は下方に池田町の明かりが、そして右は更にその向こうに岐阜の街明かりが見える。中秋の名月前の満月である。これから空が澄み渡り、星・月などを眺めるにも楽しい季節となる。

   

 ”♫月がとっても青いから・・・”、菅原都々子さんの名曲である。理屈っぽい私は月って青い?と思ったものである。もう一つ、子供の頃から不思議に思った歌詞がある。島倉千代子さんのこの世の花である。”♫あかく咲く花 青い花・・・”と言うのを聞いて赤く咲くのになぜ、青い花と思ったものだ。歌詞は理解できたが性格は今も治らず、理屈っぽい。


ハギ 朝顔(団十郎)コスモス 赤いペンタス ピンク色のゲンノショウコ ほうずき

2018年08月23日 | 果実・花

 台風20号が近づいている。朝10時過ぎから早くも風が強くなって来た。上陸は四国、夜8時過ぎのようだ。被害が発生しないのを祈るばかりである。

 萩が盛りを迎えた。前の道にかなり張り出している。紐で引っ張るなど気にしながらも近所の人に甘えている。

   

 朝顔の花があっちこっちで咲いている。珍しい色だと思っていたら”団十郎”の名があるらしい、なるほどこの色からの名かと納得。コスモスも出番が来たかと言うようにあちこちで花ひらく。秋色が花に感じられるようになって来たか。

   

先日、紹介したペンタスそしてゲンノショウコの色違いの花である。ペンタスの赤、強烈な赤さが目に焼き付く。ゲンノショウコはピンク色の花である。濃いピンク色のスジが美しい。

   

そしてほうずきである。ほうずきと言えば東京浅草寺のホウズキ市が有名である。何故、お盆に飾るか。ホウズキは漢字で鬼灯、鬼燈と書く。聖霊を迎える提灯と言うことのようだ。

   

右のような虫がいた。よく見かける昆虫で捕まえると”シュンシュン”と言うような声で鳴く。斑点のような模様が美しい。

 徳島にいた子供の頃、台風は怖さより吉野川が増水し魚が釣れるわ、学校は休校になるわで喜んだものだ。その小学校の校庭に大きな銀杏の木があった。秋口、台風の風のある日に勇んで銀杏を拾いに行った。先生が窓から顔を出し”危ないから早く帰り!”と注意された。親父が”行ってこい!”とは言わなかったが”落ちてるぞー”と誘うように言ったことは黙っていた。


風知草 秋桜 ゲンノショウコ 蒲

2018年08月17日 | 果実・花

 盆が過ぎた17日、今朝の涼しさは驚異的だった。朝方、ベッドの上で足を平泳ぎのように動かし、タオルケットを探していたような記憶はあるのだが一気に初秋を感じさせられた。昨日までの暑さは何だったのだろう、お天道さまも気まぐれだ。左は風知草である。何てことのない草花だが名前の意気さそして葉が裏返しになっている面白さに魅かれる。コスモスもしっかりと咲き始めた。夜の冷気に秋を感じ、風にそして花にと秋の気配は広がる。

   

ゲンノショウコの花があちこちで見かけられる。薬草で胃腸に効くと言われている。”現にに効く証拠”からの名前らしい。胃腸は頭ほど弱くないが乾燥してお茶にするのも良いらしいので今年は挑戦してみたい。

   

池の鉢で育てている蒲に穂が見える。先の方が傷んでいる。他のところでもっと大きな穂が出来ると良いのだが。その池では今年、生まれた金魚が育ちかなり大きくなった。もっと大きくなる前に何処かへお嫁入りしてもらわないと場所がない。何方か要りませんか?

   

今年生まれた金魚・メダカは市販されている餌そのままでは大きすぎてまだ食べることが難しい。100円ショップですり鉢を買ってきてエサを擦って与えている。金魚の産卵は4、5月の2ヶ月ぐらいだがメダカはまだ卵を産み続けている。8月一杯ぐらいには終わると思うのだが。

   

ここ2ヶ月ぐらいの間、何かがベランダに置くすり鉢の餌を狙って夜な夜な出没していた。昨晩はまだ早い時間にお出まし。何かを落とす大きな音がしたのでベランダのライトを点けて見ると犯人(?)がいた。猫だ!そうかそうか、お前だったのか。明日はニャンともならんようにしてやるぞと右上写真のような扉をつけた。どうだ、参ったか!・・・ニャンにも出来ません、さようニャン、と言うかなー。


ペンタス2色 猩々草(しょうじょそう)サギとカモ 高砂百合 フジの狂い咲き

2018年08月13日 | 果実・花

暑い暑い、暑い夏。それでも、やっと盆入りまで来た。岐阜の地では盆に入ると朝晩は涼しくなると思っているのだが今年はどうか。咲く花が少なくなった。そんな中で白と薄いピンク色の花が咲いている。ペンタスである。他に赤い花もあるようだ。

   

薪置き場の一角に大きな葉を持つ茎が伸びて来た。猩々草である。花の周りの葉が綺麗な橙色に変わってきた。葉色が変わる草花では半夏生が知られている。半夏生が葉の全体が白く変わるのに比して、猩々草では大きな葉の一部だけの色が変わる。赤く変わる種類もあるようだ。

   

前の田にシロサギ・アオサギそしてカモがこのところ毎日、姿を見せてくれる。左はシロサギそして右はカルガモだろう。稲が伸びた田の中を長い首から上を見せて歩く姿は現実離れした楽しさがある。

   

高砂百合が庭・畑のあちこちで咲き始めた。花の形が鉄砲百合と似ているが花が少し長いように思う。ホソバテッポウユリの名もある。伸びつつあるフジの蔓を切ろうと見上げるとえっ!花が咲いている!5月後に咲いたフジ、完全な狂い咲き、楽しいものだ。

   

木の花の狂い咲きは珍しいものではなく、この地に多くの木がある桜・プラム・梨では10月を過ぎた頃によく見かける。狂い咲きにはもう一つの意味で”盛りを過ぎたものが、ある一時期、勢いを盛りかえすこと”と言うのがある。花の場合は返り咲き(帰り咲き)の言い方もある。毎年のように秋に咲く桜、”なんでやねん”と問うような狂い咲きではなく、返り咲きの呼び名が良いように思うのだが。