日々是脱力。

長野県塩尻市で田宮流居合・全日本剣道連盟居合を稽古しています。
刀を振っているつもりが刀に振り回されている日々。

いざ、新潟

2014年05月30日 | 居合道
そんなわけで今週末、新潟県三条市、三条市総合体育館にて東北日本居合道大会が開催されます。

まず5月31日(土)には講習会があり、翌日の6月1日(日)が大会となっておりまして、まさにいよいよなんですが、ここにきてブログの更新がちょいと滞ったことで、もしかして試合前恒例の絶賛挙動不審週間に突入したのかと思われた方もいらっしゃるでしょうか?

とりあえず……大丈夫みたいです。

といいますか、いいかげん慣れた(笑)

んじゃ、今回はなかなかの仕上がりなのか?といったら、うーん、そうでもない。

なんだかとてもやり残した感があるような…どれもこれもまだ中途半端なような感じがしてるんですが、これは誰もが試合前にはそう思うものなんでしょうか?

少数派の田宮流、少数派にも意地があるってんでまずは最初に抜く 「稲妻」の第一刀を鮮烈にキメたいと前にも書いたのですけど、これがまぁとにかくもう難しくて、当日ちゃんとできるか怪しいところではあります…

とはいえ、今回のこの東北日本居合道大会、大会エントリーが

講習会:約300名
試合  :約500名
演武  :約190名


なんですって。私はこの「講習会;約300名」「試合:約500名」の中の一人ということになるんですが、いや、それにしても多いですね。こういう大きい大会では会場に刀屋さんの出店なんかもあったりして、刀だけでなく下緒や刀袋やいろんな居合道用品があるのですがそれも楽しみだったりします。

でも今回、なにより楽しみなのは、海鮮


海なし県だけに(笑)



刑務所の〇〇シリーズ

2014年05月26日 | 世間話


松本へ出稽古に行くついでにちょっとお買いもの。

松本少年刑務所。

いや、これが…ですね、ここの刑務作業品直売所が、まさに「おちゃめな雑貨屋」なんです。
刑務作業品といえば木彫りのクマやら木工品がメインかと思ったら、思ってたよりいろんなものがあります。

そんな中で、とても気に入ってるのが、
「刑務所の○○」
シリーズ。

左から、刑務所の腰袋、刑務所の小袋、刑務所の肩掛袋
実際、そういう商品名のようです。そう記された取扱説明書がついておりました。

刑務所で作ってるものに「刑務所の○○」って、当たり前といえば当たり前なんですが、そこはかとなく自虐志向を感じてしまうような…(笑)

腰袋は、ウェストポーチのようなもの…です。腰につけたら植木職人か?ってなゴツさですが、そこがまたイイ(笑)
小袋はちょうどスマートフォンが入るサイズですね。
肩掛袋、外側にファスナー付ポケットまでついてる優れもの。ショルダー部分の裏地に使われてる派手な柄の生地が、バッグの内張りにも使われてまして、

ファスナー開けたら、カバンの中、めっちゃ派手(笑)

それよりなにより、見てください、マル獄マーク

刑務作業品に、マル獄マークに「監獄」の文字

よくコレを商品化できたなぁって感心するくらい、シャレが効いてますよね。


このマル獄シリーズ、人気商品なんですって。わかるわかる(笑)



【刑務所の〇〇シリーズ その2】 【刑務所の〇〇シリーズ その3】に続く!

稽古休みのお知らせ@施設点検

2014年05月25日 | お知らせ

普段、練習場所に使用している施設が点検のため5月29日(木)~31日(土)まで使えません。

また、6月1日(日)東北日本大会出場のため稽古はありません。


よって、5月29日(木)~6月1日(日)が稽古休みになりますので、みなさんお間違えのないようによろしくお願いします。


鹿の角

2014年05月23日 | 居合道


昨日、居合刀をご紹介したついでに、今回は刀掛けをご紹介。


なんと、鹿の角

よく見ていただくとお分かりいただけるでしょうか、鹿の頭蓋骨付き


我が道場の愉快な仲間たちの中に猟師さんがいまして、私が初段を取ったときのお祝いに、自ら仕留めた鹿の角で刀掛けを作ってくださったもの。

私の技量はともかくとして、この刀掛け、めっちゃ本格派

これまで、この刀掛けには木刀を掛けていましたが、居合刀を新調したのでそれまで使っていた刀もこの刀掛けに。

うーん、なんか雰囲気出てきましたね(笑)

ちなみにこれ、自宅の玄関に鎮座しているのですが…ちょっと物騒でしょうか?




My居合刀

2014年05月22日 | 居合道




私が所有している居合刀。もちろん真剣ではありません。

上の画像、赤い下緒が結んである方が、入門して初めて買った居合刀。この3月の初めまで稽古で使っていました。

長さは2尺2寸、鍔は四方龍、目貫は鳳凰、柄頭と縁金具は
チョイスのテーマは、「想像上の動物」シリーズ。
刃文は菊一文字の写し。


刀を上手く扱えない超初心者の頃から使っていたので、鞘の鯉口は傷だらけ、鞘の内側もかなり削れてしまっています。
制定10本目に失敗して思いきり鞘を割り、糸を巻いて漆を塗って補修して使っていました。
また、不注意で壁にぶつけ、微妙に刀身が曲がってしまっています。


それにしても、鞘の割れるパキッという音といったら、何とも言えず不吉ですね(笑)


私のところにやってきた刀、かわいそうなほどくたびれてしまいましたが、2尺2寸が少し短く思えてきたので、少し長い2尺2寸5分の刀を新調しました。

上の画像、薄紫の下緒を結んであるのが新しい刀。3月の上旬から使っています。

前の刀と同じく鍔は四方龍、目貫は鳳凰、柄頭と縁金具は龍。
チョイスのテーマは、再び「想像上の動物」 (笑)
いろんなデザインがあるんだし、せっかくなんだから違うシリーズにすればよかったものを、何故また架空の動物の組み合わせを選んだのか…

刃文は兼定の写し。

新しい刀は、関の刀屋さん、濃州堂の出身です。


刀を少し長くした分、納刀の感覚が違って、刀を持ち替えた当初は少し納刀がおぼつかなくなりましたが、慣れてみるとこちらの刀の方が振りやすい。
刀を振ったときに前の刀とは違う刃音がします。ピュッというような少し高い音になりました。

バランスが変わったのでしょうが、前の刀よりあまり重さを感じず振りやすく止めやすくて、刀を替えただけなのにちょっと上手くなった気がしました。。


あくまで、「気がした」だけです。実際に上手くなったかどうかはわかりません(笑)