日々是脱力。

長野県塩尻市で田宮流居合・全日本剣道連盟居合を稽古しています。
刀を振っているつもりが刀に振り回されている日々。

居合道虎の巻2018

2018年10月30日 | 居合道



最新版が出ましたね!


約6年ぶりの復活ですが残念ながら地元の書店には置いてなくて、先日の全日本居合道大会の会場で購入することができました。

内容としては
特集1.全剣連居合の留意点

特集2.審査員はここを見ている

グラフ:全日本剣道演武大会写真集

その他、たくさんの先生方のインタビュー記事などなど



特集1は今年6月の居合道地区講習会の特集記事で、受講者たちが小倉範士の解説を聞いている写真に師匠、N先生、へっぽこが写ってました。しかしデカい師匠に半分隠れてしまってへっぽこは個体識別がつくような写り方ではありません(笑)


私の地元では店頭で買えませんでしたが、ネット通販でいろいろなところが取り扱っているのでそちらでも購入できます。
税込1944円。



長野県剣道連盟 居合道講習会

2018年10月23日 | 居合道



去る8月24日(土)~25日(日)、上田市自然運動公園総合体育館におきまして全剣連講師派遣事業として居合道委員の草間純市範士を講師としてお迎えし、2日間に亘っての居合道講習会が実施されました。
 
1日目の講習は居合道五段以上を受講対象とした高段者講習でした。へっぽこ四段は対象外ではありますが見学者として師匠に帯同して、刀を振れない代わりに草間範士の講習内容、要点を書き留めてまいりました。

初日の高段者講習は、まず礼法や所作についての説明、それから全剣連居合1本目から7本目までの実技について詳細な解説がありました。時間が足りずここまでとなりましたが、ただ聞きながら書き留めているだけの私でも書くのが追いつかないほどたくさん気を付けるべき要点がありました。

2日目は前日の高段者も含めて全段位を対象とした講習会でしたのでこちらは私も参加することができました。
草間範士からのお話の後に実技講習に入り、前日と同様に礼法から始まり全剣連居合1本目から12本目までの技についてそれぞれの要点の解説と、普段の稽古時にどういった練習をすればよいかのアドバイスもありました。

講習会からもう2ヶ月になりますが、初日の高段者講習を見学して書き留めてきたメモを見返しながら、そうだったここはこうでなきゃいけないんだったと考えながら稽古しています。


開会式



草間範士の講話





実技講習







唐草文様にこだわる

2018年08月09日 | 居合道
山形県天童市での地区講習会では会場に各武道具店の出店があり、いろいろ見て回りました。

そこでいつもお世話になっている濃州堂のお店で見つけてしまったものを思わず購入。


【購入品】
刀袋と巾着のセット@唐草文様



刀袋



実際に刀を入れてみたところ



巾着

大きめ。いろんなものが入って便利




【唐草文様】
つる草が四方八方に伸びてからみあう文様。どこまでも伸びていくツタの様子は、まさに生命力の象徴。一族の繁栄や長寿を意味する、縁起がよい吉祥文様。

泥棒の風呂敷としておなじみの唐草文様ですが、本当はおめでたい柄なんですよね(笑)


知る人ぞ知る、へっぽこといえば唐草文様


へっぽこ愛用、いつも道着を包んでいる風呂敷



稽古時に使う手ぬぐいも唐草文様



扇子
 
100均で購入の品。108円でこれは素晴らしい




稽古で使うものには唐草文様にこだわる

こんなへっぽこですから、濃州堂の出店で唐草文様の刀袋&巾着セットを見つけたときには買わないわけがありません



ほっかむりをした泥棒といえば唐草風呂敷の大包みを背負っているというイメージなんですけど、どうしてなんでしょうね?

というわけで調べてみた。

実際、かつての泥棒は手ぶらで留守宅に上がり込んでいた。
まず最初に盗んだ物を持ち運べる大判の風呂敷を探し、それから仕事に取りかかった。
大判風呂敷といえば唐草文様!
唐草文様の風呂敷は明治から昭和にかけて大量生産され、どの家庭にも必ず一枚あるものだった。
そして、大判の「唐草風呂敷」に盗んだ荷物を入れて運び出していた。
誇張はあるが、「唐草風呂敷」を使う泥棒のイメージは、こうした世相が面白おかしく伝聞された結果かもしれない。


……ということでした!


ところでサンダルを買いに行ったときにこんなの見つけました
唐草文様の草履と下駄






【稽古で使うものにはなぜか唐草文様にこだわっている】という変な主義によって、思わずこの草履買いそうになりましたけど、思いとどまりました。

道着姿で稽古に行かないので草履を履く機会がない


しかし、刀袋に風呂敷、巾着、手ぬぐい、扇子、稽古に持っていくものが唐草文様で揃ったので満足であります!


大会会場にて、女子更衣室に向かって緑の唐草文様の風呂敷包みを抱えて走っている者がいたらそれはへっぽこの可能性があります。これまで同じ唐草文様の風呂敷包みの方を大会会場でお見掛けしたことがないので、これを使う方はあまりいないのかもしれませんね。

もし会場で唐草の風呂敷包みを持って走るへっぽこを見かけましたらどうぞお声かけくださいましm(_ _)m





平成30年度居合道地区講習会(山形県)

2018年08月07日 | 居合道
6月9日(土)~10日(日)、山形県天童市の山形県総合運動公園において平成30年度居合道地区講習会(山形県)が行われ、当道場からは師範とへっぽこが参加いたしました。

四段に昇段して、今年から私へっぽこも参加できるようになりました。


前日の6月8日、夜7時半頃塩尻を出て、山形へ向けて高速道路をひたすら走る走る走る
助手席で呑気に道路を撮るへっぽこ



山形まではなかなか遠いですね!



山形には午前1時過ぎに到着


会場に到着







今回、450名余りの参加申し込みがあったそうですね


四段と五段で1グループにして2日間O先生の指導を受けました。初めて知ることや、目から鱗が落ちるような話を聞けてとても有意義で充実した2日間でした。山形まで行ってよかったです。もっと話を聞きたかったなぁ。

2日目午後の古流研究では、宮城のM先生と我が師匠と田宮流の演武をご一緒させていただきました。本当に未熟でお恥ずかしい。
演武の順番が回ってくるまでずっと正座して待機していたことで足が痺れてきてしまい、範士八段の先生方を含む400人以上の先生方が見ている前でたった三人で抜くというのに最初の「稲妻」でちゃんと立ち上がれるのか気が気ではなく本当に内心焦ってまして、直前にはもはやそれだけの人前で抜くことへの緊張や恐怖より足がどんどん痺れてくる恐怖の方が勝ってきておりました。
いざ抜いてみればやっぱり足は痺れてまして、踏み込んだ足の感覚が変でなんかイマイチな稲妻になってしまったことが非常に残念です。
田宮流の解説をしてくださった宮城のS先生は演武後に上手に抜けていたとおっしゃって(慰めて?)くださいましたが、会場で見ておられた先生方は客観的に見ていかがでしたでしょうか…。

田宮流の演武をした三名の中で一番低段で未熟者の自分がこのような場で演武をさせていただいて、もはや公開処刑なんて言葉すら当てはまらないほど強烈な経験でしたので、この先これより肝が冷えることはないのではないかと思うと、今後どんな場面に立ったときもこのときのことを思い出せば頑張れそうな気がします。

第66回長野県剣道居合杖道薙刀演武大会 その2

2018年08月05日 | 居合道
【第66回長野県剣道居合杖道薙刀演武大会 その1】からの続きです。

居合道演武の後に杖道、薙刀、日本剣道形の公開演武が行われました。


【杖道】













【薙刀】











【日本剣道形】











撮影しながらも見入ってしまいました。やはり武道は素晴らしい。