若い頃にピアスホールを開けて以来、ルビーやサファイア、ガーネット、オパール、ムーンストーンなどなど、いろいろな石のピアスをコレクションしてきましたが、いつしか宝飾品ではない鉱物にも興味を持つようになりました。
○○産のホニャララと聞くと「そいつはレアだ!!」と一点物の争奪戦に参加してみたり、戦利品を眺めたり握ったりと楽しんできました。
そんな私にとってたまらん催し物が年始早々にありまして、はるばる長野市まで行ってまいりました!
長石系が大好きなので今回のお目当てはラブラドライトかブルームーンストーンのタンブル。
角度によって、蝶の羽を思わせる美しいブルーの閃光が走るラブラドライトが買えました。
ブルーだけでなくレインボーに光る部分もあります。
ラブラドライト
ゴールデンルチルクオーツ
アンモナイト化石
パイライト
サファイア原石
そして今回の目玉は母岩つきハーキマーダイヤモンド!
ダイヤモンドと名前がついていますが水晶の一種です。
両端が尖った形(ダブル・ターミネイト)がダイヤモンドのように見えるため、「ハーキマーダイヤモンド」と呼ばれるようになったと言われています。
母岩内部で結晶が粒状に成長したハーキマーダイヤモンドはカットや研磨を経ていないのに完成されたこのままの姿で採掘されてきます。
母岩つきハーキマーダイヤモンド
もう一つ、母岩つきハーキマーダイヤモンド。
こちらは結晶がまるでオブジェのように母岩に乗っかっていますが、結晶をわざとこんなふうに置いてあるのではなくて、この状態でしっかり母岩にくっついていてこれが自然の姿です。
母岩には無数の微細なハーキマーの結晶ができていて、それらがキラキラと光って母岩すら美しいです。
ルースに加工されたもの、原石のままのもの、様々な鉱物が所狭しと展示されていて、見ているだけでも楽しかったです。
ミネラルマルシェは今後各地で開催される予定です。
鉱物に興味のある方は、ぜひ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます