2019/07/14(日)~7/16(火)

7/13(土)午後、自宅出発。北陸自動車道親不知インターから国道8号線を経て親不知観光ホテル駐車場に着く。
ここが栂海新道のゴール地点。

ホテル裏の遊歩道で写真撮影。海岸に出るルートも確認。


駐車場はこの3連休の栂海新道山行でほぼ満車状態。ホテル支配人からのアドバイスで今宵は親不知道の駅で車中泊とする。

コンビニで買った夕食を食べ、暇なので沈みゆく夕日を眺め、暑くて寝苦しい夜を過ごす。車中泊の友が思いのほか多かった。

7/14(日)
< コース・コースタイム >
北又小屋6:03 - 9:31イブリ山 - 11:35朝日小屋(泊)
早朝道の駅から親不知観光ホテルに移動。予約してたタクシーを待つ。前日に相乗り希望者2名の連絡を受けていたので、
計3名でスタート地点の北又小屋へ。交通費が随分安くなって良かった~。

いよいよ栂海新道山行開始だ。今日は朝日岳小屋までの行程。 イブリ山までは1~10合目の表示があるので目安になる。
樹林帯なので展望はない。でもわかっていたのでしんどくはない。





イブリ山からは木道、展望が広がる、いわゆるアルプスの道。お花もたくさんでご機嫌ルート。






雪渓があるがアイゼンは不要。いつもの近畿の山とは違うご褒美ルートを進んでいく。






ガスガスの中今宵のお宿、朝日岳小屋が・・。


早く着いたので早速ビールロング缶2本、日本酒でほろ酔い~~・・。
部屋は単独女子ばかりの部屋。4人なのでゆったり使える。いつもの山談義、その場限りの楽しい会話で・・。
待望の夕食!!素晴らしい。噂通り。山小屋でこんなメニュー、ありえへん!!(参った!)
女主人、清水ゆかりさんの献立解説後、いっただっきま~~~す!!
トイレもウォシュレットだ!初めてやわ~~。。明日の準備を済ませ午後8時には布団にゴロリ~。
7/15(月)
< コース・コースタイム >
朝日小屋5:10 - 6:12朝日岳 - 6:43吹上のコル - 8:08アヤメ平 - 9:47黒岩平 - 10:08黒岩山 - 11:34サワガニ山 -
12:08北又の水場 - 13:12犬ヶ岳 - 13:30栂海山荘(泊)
朝食後5:00出発。今日は栂海山荘まで。 相変わらず曇りがちな天気。 それでも昨日よりはマシ。
小屋前の景色もはっきり見えて、朝日岳山頂に。白馬もほんの少し垣間見えた。アルプスはやっぱ、歩きやすいね~。








黒岩平辺りまではアルプスらしい稜線歩きを楽しむ。雪渓もまだ結構あったがベンガラ(赤ペンキマーク)を頼りに。




今回アイゼン、ピッケル必要と、朝日岳小屋のホームページに書いてあったがピッケルはいらなでしょう~、、と持ってこなかった。
実際、不要だったが前日に来た方の中に使った箇所があった。その場所はステップをきってくれていたので幸運だった。

アイゼンは、普段滅多に使わない8本爪を持参。12本は冬靴にしか装着できないので選択肢からは外した。
雪渓の下りで何度か装着、夏道がすぐに続くので外す・・を何回か繰り返す。あ~めんどうだ・・・。



吹上のコルから黒岩山間は花も木道も雪渓も池塘もあって、アヤメ平にはニッコウキスゲとアヤメが咲き乱れていた。














黒岩山からいよいよ栂海新道に突入。

」
栂海新道はアルプスのルートと比べて明らかに地味な道のり。稜線歩きだが樹林帯なので見晴らしは良くない。
なんだか高見山地を歩いてるんじゃないかと思うときも・・。


しかし、海抜0から北アルプスへのルートを開拓された方々の想いを推し量るとまた気分も新たに進めるかな?
だって海から北アルプスって・・・。凄いじゃない?北又の水場で1リットル水補給。



今日は比較的アップダウンが少ないので予定より早く栂海山荘避難小屋着。ただ雨と泥濘で足元ドロドロ、靴下まで浸水。




貸し切りでの~んびり・・・してると・・、2時間後位にタクシー相乗りの男女2人組が到着。(彼らはテント泊)
だが・・相変わらずガス、雨。。で避難小屋泊に変更!!


避難小屋は広く、大きく分けて二部屋あったので別々の部屋で過ごしていたのだが、なにやらお二人の部屋は
サワガニ山岳会の優先部屋だったらしく、夜になってこちらに移動してこられた(--)
別に誰もいないのでいいのにね~。。結局3人一緒の部屋で寝ることになった。彼らは朝3時起床で少し明るくなったころに出発するらしい。
早いな~起きるの。。私は5時頃出発だから4時過ぎ起床でいいや・・。
モリアオガエルの可愛い姿もみて・・、鳴き声をBGMにして寝た。


あっ、そうそう、、ここのトイレはとても野性的で衝撃的でした~~


7/16(火)
< コース・コースタイム >
栂海山荘5:13 - 6:02黄連山 - 6:43菊石山 - 7:20下駒ケ岳7:24 - 8:38白鳥山(避難小屋)8:54 - 10:51坂田峠 -
11:30尻高山 - 12:22二本松峠12:25 - 13:53栂海新道登山口 - 14:05親不知海岸
彼らの3時起床目覚ましで私も目覚める。まだ寝たいのでシュラフの中で再度眠るが熟睡は無理だ。
彼らは結局私が出発する15分程前に小屋を出て行った・・。3時に起きて食事パッキング、時間かかりすぎやろっ!!
いよいよ栂海新道核心部へと・・。今日もガスガスで、泥濘、ドロドログチョグチョルートをアップダウン!!

ほんと、気分は修験道です・・。いいね~~~修行大好き~。相変わらず高見山地のような樹林帯だ(^-^;

水は十分あるので水場にはいかなかった。







そして白鳥避難小屋に着く。中は綺麗だ。栂海山荘よりは狭い。
屋上へあがる梯子もあったがガスガスなので行かなかった。



金時坂の急な下りを経て坂田峠(林道)にでる。そこから尻高山へと又登り~~。













標高はもう700以下なのでそれほどきつくない。あともう少し
いよいよ親不知観光ホテル前の栂海新道登山口へ。そこから海へと階段をガシガシ下るのだが、車にザックを
放り込みストック、GPS、カメラだけもって進む。


海~~!!やった~~!最高!爽快~!感激!

波がやや高めだったので海には入らなかった。海に流れ込む川で靴、スパッツ、ストックを洗う。
写真を撮って、車までもどる。階段を登る・・。明日も山にいくつもりだったのでザックにあるいらないものを
車のトランクに入れ必要なものをザックに。親不知観光ホテルにチェックイン。
支配人の男性が対応。明日の早朝にホテルを出る事、朝食をおにぎりにして欲しい旨を伝えると、
『まだ、登るの!?』と驚かれた(笑) 清算も今済ませる。
海の見えるお風呂で膝をアイシング。湿布を貼って、夕食まで部屋で持ち込んだ日本酒で祝杯をあげた。
夕食も海の幸いっぱいで美味だった、カモシカ君が歓迎してくれて栂海新道山行は無事に終わった。







7/13(土)午後、自宅出発。北陸自動車道親不知インターから国道8号線を経て親不知観光ホテル駐車場に着く。
ここが栂海新道のゴール地点。

ホテル裏の遊歩道で写真撮影。海岸に出るルートも確認。


駐車場はこの3連休の栂海新道山行でほぼ満車状態。ホテル支配人からのアドバイスで今宵は親不知道の駅で車中泊とする。

コンビニで買った夕食を食べ、暇なので沈みゆく夕日を眺め、暑くて寝苦しい夜を過ごす。車中泊の友が思いのほか多かった。

7/14(日)
< コース・コースタイム >
北又小屋6:03 - 9:31イブリ山 - 11:35朝日小屋(泊)
早朝道の駅から親不知観光ホテルに移動。予約してたタクシーを待つ。前日に相乗り希望者2名の連絡を受けていたので、
計3名でスタート地点の北又小屋へ。交通費が随分安くなって良かった~。

いよいよ栂海新道山行開始だ。今日は朝日岳小屋までの行程。 イブリ山までは1~10合目の表示があるので目安になる。
樹林帯なので展望はない。でもわかっていたのでしんどくはない。





イブリ山からは木道、展望が広がる、いわゆるアルプスの道。お花もたくさんでご機嫌ルート。






雪渓があるがアイゼンは不要。いつもの近畿の山とは違うご褒美ルートを進んでいく。






ガスガスの中今宵のお宿、朝日岳小屋が・・。


早く着いたので早速ビールロング缶2本、日本酒でほろ酔い~~・・。
部屋は単独女子ばかりの部屋。4人なのでゆったり使える。いつもの山談義、その場限りの楽しい会話で・・。
待望の夕食!!素晴らしい。噂通り。山小屋でこんなメニュー、ありえへん!!(参った!)
女主人、清水ゆかりさんの献立解説後、いっただっきま~~~す!!

トイレもウォシュレットだ!初めてやわ~~。。明日の準備を済ませ午後8時には布団にゴロリ~。
7/15(月)
< コース・コースタイム >
朝日小屋5:10 - 6:12朝日岳 - 6:43吹上のコル - 8:08アヤメ平 - 9:47黒岩平 - 10:08黒岩山 - 11:34サワガニ山 -
12:08北又の水場 - 13:12犬ヶ岳 - 13:30栂海山荘(泊)
朝食後5:00出発。今日は栂海山荘まで。 相変わらず曇りがちな天気。 それでも昨日よりはマシ。
小屋前の景色もはっきり見えて、朝日岳山頂に。白馬もほんの少し垣間見えた。アルプスはやっぱ、歩きやすいね~。








黒岩平辺りまではアルプスらしい稜線歩きを楽しむ。雪渓もまだ結構あったがベンガラ(赤ペンキマーク)を頼りに。




今回アイゼン、ピッケル必要と、朝日岳小屋のホームページに書いてあったがピッケルはいらなでしょう~、、と持ってこなかった。
実際、不要だったが前日に来た方の中に使った箇所があった。その場所はステップをきってくれていたので幸運だった。

アイゼンは、普段滅多に使わない8本爪を持参。12本は冬靴にしか装着できないので選択肢からは外した。
雪渓の下りで何度か装着、夏道がすぐに続くので外す・・を何回か繰り返す。あ~めんどうだ・・・。



吹上のコルから黒岩山間は花も木道も雪渓も池塘もあって、アヤメ平にはニッコウキスゲとアヤメが咲き乱れていた。














黒岩山からいよいよ栂海新道に突入。


栂海新道はアルプスのルートと比べて明らかに地味な道のり。稜線歩きだが樹林帯なので見晴らしは良くない。
なんだか高見山地を歩いてるんじゃないかと思うときも・・。


しかし、海抜0から北アルプスへのルートを開拓された方々の想いを推し量るとまた気分も新たに進めるかな?
だって海から北アルプスって・・・。凄いじゃない?北又の水場で1リットル水補給。



今日は比較的アップダウンが少ないので予定より早く栂海山荘避難小屋着。ただ雨と泥濘で足元ドロドロ、靴下まで浸水。




貸し切りでの~んびり・・・してると・・、2時間後位にタクシー相乗りの男女2人組が到着。(彼らはテント泊)
だが・・相変わらずガス、雨。。で避難小屋泊に変更!!


避難小屋は広く、大きく分けて二部屋あったので別々の部屋で過ごしていたのだが、なにやらお二人の部屋は
サワガニ山岳会の優先部屋だったらしく、夜になってこちらに移動してこられた(--)
別に誰もいないのでいいのにね~。。結局3人一緒の部屋で寝ることになった。彼らは朝3時起床で少し明るくなったころに出発するらしい。
早いな~起きるの。。私は5時頃出発だから4時過ぎ起床でいいや・・。
モリアオガエルの可愛い姿もみて・・、鳴き声をBGMにして寝た。


あっ、そうそう、、ここのトイレはとても野性的で衝撃的でした~~


7/16(火)
< コース・コースタイム >
栂海山荘5:13 - 6:02黄連山 - 6:43菊石山 - 7:20下駒ケ岳7:24 - 8:38白鳥山(避難小屋)8:54 - 10:51坂田峠 -
11:30尻高山 - 12:22二本松峠12:25 - 13:53栂海新道登山口 - 14:05親不知海岸
彼らの3時起床目覚ましで私も目覚める。まだ寝たいのでシュラフの中で再度眠るが熟睡は無理だ。
彼らは結局私が出発する15分程前に小屋を出て行った・・。3時に起きて食事パッキング、時間かかりすぎやろっ!!
いよいよ栂海新道核心部へと・・。今日もガスガスで、泥濘、ドロドログチョグチョルートをアップダウン!!

ほんと、気分は修験道です・・。いいね~~~修行大好き~。相変わらず高見山地のような樹林帯だ(^-^;

水は十分あるので水場にはいかなかった。







そして白鳥避難小屋に着く。中は綺麗だ。栂海山荘よりは狭い。
屋上へあがる梯子もあったがガスガスなので行かなかった。



金時坂の急な下りを経て坂田峠(林道)にでる。そこから尻高山へと又登り~~。













標高はもう700以下なのでそれほどきつくない。あともう少し
いよいよ親不知観光ホテル前の栂海新道登山口へ。そこから海へと階段をガシガシ下るのだが、車にザックを
放り込みストック、GPS、カメラだけもって進む。


海~~!!やった~~!最高!爽快~!感激!

波がやや高めだったので海には入らなかった。海に流れ込む川で靴、スパッツ、ストックを洗う。
写真を撮って、車までもどる。階段を登る・・。明日も山にいくつもりだったのでザックにあるいらないものを
車のトランクに入れ必要なものをザックに。親不知観光ホテルにチェックイン。
支配人の男性が対応。明日の早朝にホテルを出る事、朝食をおにぎりにして欲しい旨を伝えると、
『まだ、登るの!?』と驚かれた(笑) 清算も今済ませる。
海の見えるお風呂で膝をアイシング。湿布を貼って、夕食まで部屋で持ち込んだ日本酒で祝杯をあげた。
夕食も海の幸いっぱいで美味だった、カモシカ君が歓迎してくれて栂海新道山行は無事に終わった。






201908/17(土)~08/20(火)

以前所属していた山の会の大御所女性大先輩(もう退会されています)に私が新人会員だったころ、『猿倉から扇沢の縦走は
なかなか歩き応えのあるルートだからいってみるといいよ。』と言われていたのがずっと心に引っかかっていた。
今まで上高地からの山行を主に行ってきたが、今回ついに実行することにした。
扇沢駅から山行開始。

< コース・コースタイム >
1日目:8/17(土)
扇沢駅6:22- 9:54種池山荘 - 10:39爺ヶ岳南峰10:54 - 11:12中峰 - 12:22冷池山荘(泊)
柏原新道は残雪期の爺ヶ岳山行時に一部歩いている。(冬道だったので)ごく普通の整備されたルート。
種池山荘からいよいよ爺ヶ岳への稜線歩き。楽しいね。















今日は短い行程。冷池山荘で明日に備えてゆっくり過ごす。
< コース・コースタイム >
2日目:8/18(日)
冷池山荘3:22 - 4:32布引山 - 5:20鹿島槍ヶ岳 - 9:00北峰 - 6:58八峰キレット - 7:08キレット小屋 - 9:00北尾根ノ頭 -
11:00五竜岳11:11 - 12:00五竜山荘 - 13:02大黒岳13:08 - 14:42牛首 - 14:48唐松頂上山荘(泊)
3時起床。同部屋の方たちはまだ眠っているので廊下や更衣室で支度。ヘッデンでスタート。
テン場を過ぎて布引山経由で鹿島槍ケ岳へ。


劔の雄姿を眺めながらの稜線歩きだ。










そして八峰キレット。なんか全然危ない感じじゃなく、あっさり通過。肩透かし。



キレット小屋で行動食休憩。小屋泊はすべて夕食のみ頼み、他の食事は準備したアルファ米とふりかけ。
早朝にいきなり食べるのは苦手なのでそうしたのだが、正直4日間ずっとこればっかりだと、さすがに
飽き飽き・・。喉を通らないときは水で流し込んで食べた。


五竜岳までは幾つかのピークを踏んで段々岩場歩きに変化してくる。変化を楽しむ余裕はまだある。








五竜岳山頂。みんな嬉しそうな顔してる。私も楽しい。

五竜山荘には予定どおりお昼頃着いたので計画通り唐松頂上山荘へと進むことに。

五竜山荘を通過後、歩いてきた稜線を振り返る。五竜岳って岩系のお山だったんだと改めて認識した。


ここからはここまでのルートよりは歩きやすいので(つまり高低差が少ない)快適。




唐松頂上山荘直前に牛首という岩場通過があるが、今日の締め?として楽しめる。
とはいうものの12時間の行程で疲れているのは確かで、足も筋肉痛。




山荘が見えたときは本当に安堵した。テン場がかなり低い位置にある。ビールを小屋に
買いにいくの、大変だね~。

夕暮れ時まで小屋でずっと横になる。やっぱり疲れてる。足が棒のよう。
明日までに少しでも回復させないと。
夕暮れの劔が微妙にガスって妙にいい感じだ。

夕食はなんと4時半・・。早い~~。でもまあいいや。明日の準備を整えて早々と横になる。
山小屋の夜は大体ぐっすり眠れない。何度も目が醒めるし、何故か心拍数が家にいるときより高い気がする。
睡眠薬、いるかも・・。

< コース・コースタイム >
3日目:8/19(月)
唐松頂上山荘4:41 - 4:58唐松岳5:00 - 5:44不帰二峰南峰 - 6:02北峰6:15 - 7:08不帰一峰 - 7:29不帰キレット -
8:38天狗の大下り8:43 - 9:54天狗山荘8:55 - 10:22鑓温泉分岐 - 11:12白馬鑓ケ岳11:22 - 12:28杓子岳 -
13:44丸山 - 13:52白馬頂上宿舎(泊)
4時起床。なんか眠った気がしないな~(>_<)
唐松岳は小屋からすぐ。今年の3月に八方尾根から登っている。優しい山容で女性的な印象。



いよいよ不帰キレット通過。、3峰、2峰、1峰と続くはずなのだが、3峰がわからなかった・・。
どこだったんだろう??


実際通過してみて感じたのは2峰~1峰間が核心だったと思う。

鎖がしっかりあるのでそれさえ離さなければ滑落はしないかな。
梯子の通過は少しビビる。その時かわいい鳥が目の前に止まってずっと見ている。
なんか『気をつけてね』といわれてる気がした(笑)






無事キレット通過後は天狗の頭へとアップダウンが結構ある。蓄積された足の疲れがもろに出る。
天狗の大下りという鎖場を登ってからが長い。

登りに転ずるとガクンと速度が落ち始める。綴れ折りの登りは曲がる度に立ち休憩して呼吸を整えて進む。
もう先はみないようにしよう・・。足元だけ見て歩こう。


何人かに抜かれながらやっと天狗の頭着。は~~長かった~~。やっとだ~~。


そこから再建中の天狗山荘にも少し距離があって、到着後、水場で水補給。すわって休憩。


小屋の激混みを懸念してシュラフも持ってきた・・けど・・全くいらなかったよ~~(>_<)
同じ行程を行くテン泊の男性に終始先行され続けていたのだが、聞けばトレランしているらしく、
道理で早いはずだ・・。それに若いし・・と心の中でぼやきながら黙々進む。



白馬鑓ヶ岳着。トレラン青年に写真を撮って貰った。

あとは杓子岳のピークを踏めば今日は終わりだ~~!もう少し。頑張る。



辛いな~しんどいな~。ゆっくりしか登れない。杓子に着いてヤレヤレ~~と思って下り始めたとき、
ポツポツ・・ザア~~っと大雨に。慌ててレインコートを着たけどすでに全身ずぶ濡れに。

予報どおりだった。登山道が川のようになって遠くで雷鳴が・・。怖い!でも早く歩けない!
白馬頂上宿舎まで登りが続く。杓子で登りは終わりだと思ったのは甘かった~~
ようやく宿に辿り着き受付を済ませ、乾燥室へ直行。落ち着いてから併設のレストランでここまで頑張った自分を労ってワイン、おでんを。


宿の夕食はバイキング。品数豊富で大満足。でも雨で体が冷えたのか?お腹の調子が良くない。
外は暴風雨で一晩中続く。明日の天気は悪い予報。秋雨前線で気温も下がる模様だ。

予定ではもう1泊して未踏の雪倉岳と小蓮華山を踏むつもりだったが下山することにした。
無理は禁物だね。
< コース・コースタイム >
4日目:8/20(火)
白馬頂上宿舎4:07 - 4:36白馬山荘 - 4:51白馬岳 - 5:02白馬山荘 - 5:11白馬頂上宿舎5:39 -
6:18避難小屋 - 6:53岩室跡 - 8:22白馬尻小屋 - 9:23猿倉山荘
下山の日。天気は9時頃から雨予報なので早く降りたい。空身で白馬岳を踏みに行く。ガスで視界がきかない。
ヘッデンで慎重にすすむがなんと宿に戻るというおふざけをしてしまった~~(笑)
ずっと先行されていたトレラン青年と遭遇して先導してもらう~情けない~。




レインコート装備だったがそれでも寒いのでさっさと山頂の写真を撮って宿にもどって下山開始。








小雪渓は消失していて大雪渓のみになっていて、カチカチの雪の上を軽アイゼンで進む。


トレラン青年は瞬く間に行ってしまった。
昨日の大雨で沢は増水してるのではないかな??雨は8時前から降り出した。すでにレインコート装備なので平気。







猿倉荘に着く。八方バスターミナルへのバスは10:15だ。でもタイミング良く他の下山者が頼んだタクシーに相乗り
させていただくことに!ラッキー(^^)

八方の湯で汗まみれの体も綺麗サッパリ!あ~~スッキリした~~。横にあるラーメンで祝杯!

はっきり言って縦走できるか自分自身も半信半疑だったのでとても嬉しいし達成感や充実感も得ることができた。
頑張った自分を褒めたいと思う。


以前所属していた山の会の大御所女性大先輩(もう退会されています)に私が新人会員だったころ、『猿倉から扇沢の縦走は
なかなか歩き応えのあるルートだからいってみるといいよ。』と言われていたのがずっと心に引っかかっていた。
今まで上高地からの山行を主に行ってきたが、今回ついに実行することにした。
扇沢駅から山行開始。

< コース・コースタイム >
1日目:8/17(土)
扇沢駅6:22- 9:54種池山荘 - 10:39爺ヶ岳南峰10:54 - 11:12中峰 - 12:22冷池山荘(泊)
柏原新道は残雪期の爺ヶ岳山行時に一部歩いている。(冬道だったので)ごく普通の整備されたルート。
種池山荘からいよいよ爺ヶ岳への稜線歩き。楽しいね。















今日は短い行程。冷池山荘で明日に備えてゆっくり過ごす。
< コース・コースタイム >
2日目:8/18(日)
冷池山荘3:22 - 4:32布引山 - 5:20鹿島槍ヶ岳 - 9:00北峰 - 6:58八峰キレット - 7:08キレット小屋 - 9:00北尾根ノ頭 -
11:00五竜岳11:11 - 12:00五竜山荘 - 13:02大黒岳13:08 - 14:42牛首 - 14:48唐松頂上山荘(泊)
3時起床。同部屋の方たちはまだ眠っているので廊下や更衣室で支度。ヘッデンでスタート。
テン場を過ぎて布引山経由で鹿島槍ケ岳へ。


劔の雄姿を眺めながらの稜線歩きだ。










そして八峰キレット。なんか全然危ない感じじゃなく、あっさり通過。肩透かし。



キレット小屋で行動食休憩。小屋泊はすべて夕食のみ頼み、他の食事は準備したアルファ米とふりかけ。
早朝にいきなり食べるのは苦手なのでそうしたのだが、正直4日間ずっとこればっかりだと、さすがに
飽き飽き・・。喉を通らないときは水で流し込んで食べた。


五竜岳までは幾つかのピークを踏んで段々岩場歩きに変化してくる。変化を楽しむ余裕はまだある。








五竜岳山頂。みんな嬉しそうな顔してる。私も楽しい。

五竜山荘には予定どおりお昼頃着いたので計画通り唐松頂上山荘へと進むことに。

五竜山荘を通過後、歩いてきた稜線を振り返る。五竜岳って岩系のお山だったんだと改めて認識した。


ここからはここまでのルートよりは歩きやすいので(つまり高低差が少ない)快適。




唐松頂上山荘直前に牛首という岩場通過があるが、今日の締め?として楽しめる。
とはいうものの12時間の行程で疲れているのは確かで、足も筋肉痛。




山荘が見えたときは本当に安堵した。テン場がかなり低い位置にある。ビールを小屋に
買いにいくの、大変だね~。

夕暮れ時まで小屋でずっと横になる。やっぱり疲れてる。足が棒のよう。
明日までに少しでも回復させないと。
夕暮れの劔が微妙にガスって妙にいい感じだ。

夕食はなんと4時半・・。早い~~。でもまあいいや。明日の準備を整えて早々と横になる。
山小屋の夜は大体ぐっすり眠れない。何度も目が醒めるし、何故か心拍数が家にいるときより高い気がする。
睡眠薬、いるかも・・。

< コース・コースタイム >
3日目:8/19(月)
唐松頂上山荘4:41 - 4:58唐松岳5:00 - 5:44不帰二峰南峰 - 6:02北峰6:15 - 7:08不帰一峰 - 7:29不帰キレット -
8:38天狗の大下り8:43 - 9:54天狗山荘8:55 - 10:22鑓温泉分岐 - 11:12白馬鑓ケ岳11:22 - 12:28杓子岳 -
13:44丸山 - 13:52白馬頂上宿舎(泊)
4時起床。なんか眠った気がしないな~(>_<)
唐松岳は小屋からすぐ。今年の3月に八方尾根から登っている。優しい山容で女性的な印象。



いよいよ不帰キレット通過。、3峰、2峰、1峰と続くはずなのだが、3峰がわからなかった・・。
どこだったんだろう??


実際通過してみて感じたのは2峰~1峰間が核心だったと思う。

鎖がしっかりあるのでそれさえ離さなければ滑落はしないかな。
梯子の通過は少しビビる。その時かわいい鳥が目の前に止まってずっと見ている。
なんか『気をつけてね』といわれてる気がした(笑)






無事キレット通過後は天狗の頭へとアップダウンが結構ある。蓄積された足の疲れがもろに出る。
天狗の大下りという鎖場を登ってからが長い。

登りに転ずるとガクンと速度が落ち始める。綴れ折りの登りは曲がる度に立ち休憩して呼吸を整えて進む。
もう先はみないようにしよう・・。足元だけ見て歩こう。


何人かに抜かれながらやっと天狗の頭着。は~~長かった~~。やっとだ~~。


そこから再建中の天狗山荘にも少し距離があって、到着後、水場で水補給。すわって休憩。


小屋の激混みを懸念してシュラフも持ってきた・・けど・・全くいらなかったよ~~(>_<)
同じ行程を行くテン泊の男性に終始先行され続けていたのだが、聞けばトレランしているらしく、
道理で早いはずだ・・。それに若いし・・と心の中でぼやきながら黙々進む。



白馬鑓ヶ岳着。トレラン青年に写真を撮って貰った。

あとは杓子岳のピークを踏めば今日は終わりだ~~!もう少し。頑張る。



辛いな~しんどいな~。ゆっくりしか登れない。杓子に着いてヤレヤレ~~と思って下り始めたとき、
ポツポツ・・ザア~~っと大雨に。慌ててレインコートを着たけどすでに全身ずぶ濡れに。

予報どおりだった。登山道が川のようになって遠くで雷鳴が・・。怖い!でも早く歩けない!
白馬頂上宿舎まで登りが続く。杓子で登りは終わりだと思ったのは甘かった~~
ようやく宿に辿り着き受付を済ませ、乾燥室へ直行。落ち着いてから併設のレストランでここまで頑張った自分を労ってワイン、おでんを。


宿の夕食はバイキング。品数豊富で大満足。でも雨で体が冷えたのか?お腹の調子が良くない。
外は暴風雨で一晩中続く。明日の天気は悪い予報。秋雨前線で気温も下がる模様だ。

予定ではもう1泊して未踏の雪倉岳と小蓮華山を踏むつもりだったが下山することにした。
無理は禁物だね。
< コース・コースタイム >
4日目:8/20(火)
白馬頂上宿舎4:07 - 4:36白馬山荘 - 4:51白馬岳 - 5:02白馬山荘 - 5:11白馬頂上宿舎5:39 -
6:18避難小屋 - 6:53岩室跡 - 8:22白馬尻小屋 - 9:23猿倉山荘
下山の日。天気は9時頃から雨予報なので早く降りたい。空身で白馬岳を踏みに行く。ガスで視界がきかない。
ヘッデンで慎重にすすむがなんと宿に戻るというおふざけをしてしまった~~(笑)
ずっと先行されていたトレラン青年と遭遇して先導してもらう~情けない~。




レインコート装備だったがそれでも寒いのでさっさと山頂の写真を撮って宿にもどって下山開始。








小雪渓は消失していて大雪渓のみになっていて、カチカチの雪の上を軽アイゼンで進む。


トレラン青年は瞬く間に行ってしまった。
昨日の大雨で沢は増水してるのではないかな??雨は8時前から降り出した。すでにレインコート装備なので平気。







猿倉荘に着く。八方バスターミナルへのバスは10:15だ。でもタイミング良く他の下山者が頼んだタクシーに相乗り
させていただくことに!ラッキー(^^)

八方の湯で汗まみれの体も綺麗サッパリ!あ~~スッキリした~~。横にあるラーメンで祝杯!

はっきり言って縦走できるか自分自身も半信半疑だったのでとても嬉しいし達成感や充実感も得ることができた。
頑張った自分を褒めたいと思う。

2018/10/07(日)~08(月祝)

< コース・コースタイム >
10/07 上高地バスターミナル5:32 - 7:08 徳澤園 7:11 -10:07長塀山 - 10:51蝶ヶ岳 - 10:56蝶ヶ岳ヒュッテ -
11:41蝶槍11:49 - 11:55蝶ヶ岳三角点 - 12:24蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
この3連休は栂海新道を北又から縦走するつもりで準備をしていた。でも、またもや台風が、しかも日本海を通過!!
前泊先やバス、電車のチケットをすべてキャンセル。
保険に予約しておいたさわやか信州号往きを使って未踏の蝶ヶ岳に行くことにする。
帰りの乗車券は準備していなかったので、電車のキップを準備するが、間際にバスの空きがでた。(ラッキー!)
電車のキップを払い戻して、便利なさわやか信州号で往復決定!!
台風の名残が若干ある早朝の上高地バスターミナル。 でも、今日明日と快晴予報なのでテンションあがる~(^O^)/
なんてったって蝶ヶ岳は展望のお山なのですから~!!


足取り軽く徳澤までサクサク。そしていよいよ長塀尾根へ・・。展望ゼロの樹林帯登り。






道は泥濘多く、足場を探しながら進む。全く山がみえないので、紅葉を楽しむ事を意識しながら行くと
池が二つあった。名前がついているようだが、表示がないので、どれがどれだかわからないで通過。


ようやく長塀山到着。徳澤でテン泊しているという二人ずれの方に写真を撮っていただく。
昨夜は凄い強風だったらしい。テン泊はそういう時はいやだね・・。(経験者)



二つ目の池を過ぎると稜線にでた。 丸みを帯びたその稜線に蝶ヶ岳、その先に蝶ヶ岳ヒュッテが見渡せた。


槍・穂はまだガスがかかってその全貌はみえない。

山頂は地味だ。蝶ヶ岳は女性的で優しい山容。




ヒュッテで受け付けを済ませてそのまま蝶槍まで行く。(部屋案内が12時以降といわれたので)
広くておおらかな登山道は気持ちがいい。

蝶が岳三角点は蝶槍へ行く途中にある。

行く手にこんもりした頂きが見える。蝶槍だね・・・。可愛い。

休憩されていた女性に写真を撮ってもらう。この後小屋でお隣さんになった京都の方だった。
常念が存在感あふれてる。


山での一期一会だ。お互いの行った山の話をしたり(自慢話にならないようにね・・)
でもお互い名前など聞かずに、翌朝笑顔でお別れする。 『また、どこかの山で会いましょう』・・と。
単独者同士、単独のメリット、デメリットなど、話が合うのだ。

小屋の前のベンチで一人持ち込んだビールで乾杯!うまいっ!



まだガスってる。

小屋もいつの間にかお客さんが増えてる。でも眠るスペースはしっかりあった。

夕食は普通かな・・・。蝶ケ岳というネーミングのお酒が美味しかった。


夕食後、外をみると槍・穂が姿を現してる。カメラを片手に皆外に飛び出す。
ほのかな夕焼けのせいで、シルエットと化した山々に感嘆。 明日はモルゲンロート待ってるよ~。


10/08 蝶ヶ岳ヒュッテ6:50 - 9:03横尾 - 9:50徳澤園 - 10:28明神館 - 10:40嘉門次小屋11:10 -
12:10ウエストン碑 - 12:15上高地温泉ホテル13:57 - 14:17上高地バスターミナル
朝食は頼まなかったのでゆっくり起きる予定だったが、やはり周りが起きるので目が覚める。日の出は5:45ときいていたので、
それまで布団の中でぼんやりする。
日の出を見に行く。雲海の中から紅い光が勢いよく昇ってきた。


何回みても飽きることない瞬間。
後ろを向くと槍ヶ岳~穂高の山が茜色に染まってる。
そこにいるすべての人々の顔は幸せに満ち満ちてる。 今日も山に感謝する。厳しい自然に感謝。





今年最後のアルプス、見納め。来年は上高地にくる予定はない。他の山にいくから。まだまだ未踏の山がたくさん。
しかも有名どころばかり。
北鎌尾根がよく見える。今年の山行ベスト1になるだろう・・。

小屋に戻って下山支度。あらかじめ持ってきた菓子パンと牛乳を食べて出発。

横尾の分岐まで稜線漫歩。楽しい。美しい。素晴らしい。
樹林帯直前の場所でしばし立ち止まってこの景色を目に焼き付ける。またいつか会いに来ます。

横尾へのルートは長塀尾根よりいい感じ。急だけど木々の間から槍・穂が垣間見える。
2か所はっきりと展望をたのしめる場所もある。 もし再訪するなら横尾ルートピストンだね~。





横尾からは平地歩き。


嘉門次小屋で岩魚の塩焼き定食を頂く。今日は穂高神社の神事があるようで神社の前は人だかり。



ウエストン碑を経由して今回初めての上高地温泉ホテルの日帰り入浴。バスの時刻まで余裕があるので
源泉かけ流しの温泉でまったり~~。





今回はゆったりとアルプスを味わえる山行となった。


< コース・コースタイム >
10/07 上高地バスターミナル5:32 - 7:08 徳澤園 7:11 -10:07長塀山 - 10:51蝶ヶ岳 - 10:56蝶ヶ岳ヒュッテ -
11:41蝶槍11:49 - 11:55蝶ヶ岳三角点 - 12:24蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
この3連休は栂海新道を北又から縦走するつもりで準備をしていた。でも、またもや台風が、しかも日本海を通過!!
前泊先やバス、電車のチケットをすべてキャンセル。
保険に予約しておいたさわやか信州号往きを使って未踏の蝶ヶ岳に行くことにする。
帰りの乗車券は準備していなかったので、電車のキップを準備するが、間際にバスの空きがでた。(ラッキー!)
電車のキップを払い戻して、便利なさわやか信州号で往復決定!!
台風の名残が若干ある早朝の上高地バスターミナル。 でも、今日明日と快晴予報なのでテンションあがる~(^O^)/
なんてったって蝶ヶ岳は展望のお山なのですから~!!


足取り軽く徳澤までサクサク。そしていよいよ長塀尾根へ・・。展望ゼロの樹林帯登り。






道は泥濘多く、足場を探しながら進む。全く山がみえないので、紅葉を楽しむ事を意識しながら行くと
池が二つあった。名前がついているようだが、表示がないので、どれがどれだかわからないで通過。


ようやく長塀山到着。徳澤でテン泊しているという二人ずれの方に写真を撮っていただく。
昨夜は凄い強風だったらしい。テン泊はそういう時はいやだね・・。(経験者)



二つ目の池を過ぎると稜線にでた。 丸みを帯びたその稜線に蝶ヶ岳、その先に蝶ヶ岳ヒュッテが見渡せた。


槍・穂はまだガスがかかってその全貌はみえない。

山頂は地味だ。蝶ヶ岳は女性的で優しい山容。




ヒュッテで受け付けを済ませてそのまま蝶槍まで行く。(部屋案内が12時以降といわれたので)
広くておおらかな登山道は気持ちがいい。

蝶が岳三角点は蝶槍へ行く途中にある。

行く手にこんもりした頂きが見える。蝶槍だね・・・。可愛い。

休憩されていた女性に写真を撮ってもらう。この後小屋でお隣さんになった京都の方だった。
常念が存在感あふれてる。


山での一期一会だ。お互いの行った山の話をしたり(自慢話にならないようにね・・)
でもお互い名前など聞かずに、翌朝笑顔でお別れする。 『また、どこかの山で会いましょう』・・と。
単独者同士、単独のメリット、デメリットなど、話が合うのだ。

小屋の前のベンチで一人持ち込んだビールで乾杯!うまいっ!



まだガスってる。

小屋もいつの間にかお客さんが増えてる。でも眠るスペースはしっかりあった。

夕食は普通かな・・・。蝶ケ岳というネーミングのお酒が美味しかった。


夕食後、外をみると槍・穂が姿を現してる。カメラを片手に皆外に飛び出す。
ほのかな夕焼けのせいで、シルエットと化した山々に感嘆。 明日はモルゲンロート待ってるよ~。


10/08 蝶ヶ岳ヒュッテ6:50 - 9:03横尾 - 9:50徳澤園 - 10:28明神館 - 10:40嘉門次小屋11:10 -
12:10ウエストン碑 - 12:15上高地温泉ホテル13:57 - 14:17上高地バスターミナル
朝食は頼まなかったのでゆっくり起きる予定だったが、やはり周りが起きるので目が覚める。日の出は5:45ときいていたので、
それまで布団の中でぼんやりする。
日の出を見に行く。雲海の中から紅い光が勢いよく昇ってきた。


何回みても飽きることない瞬間。
後ろを向くと槍ヶ岳~穂高の山が茜色に染まってる。
そこにいるすべての人々の顔は幸せに満ち満ちてる。 今日も山に感謝する。厳しい自然に感謝。





今年最後のアルプス、見納め。来年は上高地にくる予定はない。他の山にいくから。まだまだ未踏の山がたくさん。
しかも有名どころばかり。
北鎌尾根がよく見える。今年の山行ベスト1になるだろう・・。

小屋に戻って下山支度。あらかじめ持ってきた菓子パンと牛乳を食べて出発。

横尾の分岐まで稜線漫歩。楽しい。美しい。素晴らしい。
樹林帯直前の場所でしばし立ち止まってこの景色を目に焼き付ける。またいつか会いに来ます。

横尾へのルートは長塀尾根よりいい感じ。急だけど木々の間から槍・穂が垣間見える。
2か所はっきりと展望をたのしめる場所もある。 もし再訪するなら横尾ルートピストンだね~。





横尾からは平地歩き。


嘉門次小屋で岩魚の塩焼き定食を頂く。今日は穂高神社の神事があるようで神社の前は人だかり。



ウエストン碑を経由して今回初めての上高地温泉ホテルの日帰り入浴。バスの時刻まで余裕があるので
源泉かけ流しの温泉でまったり~~。





今回はゆったりとアルプスを味わえる山行となった。

2018/8/16(木)~19(日)

8/15(水)さわやか信州号で京都出発。16日早朝上高地に。しっかり雨。。。

横尾山荘に16:30集合なので、インフォメーションセンター、ビジターセンター、明神館でイワナ食し、のんびりと。




横尾山荘のお風呂でさっぱり、明日の天候回復を祈りながら就寝。
< コース・コースタイム >
8/17(金)
横尾山荘6:26 - 7:44槍沢ロッジ - 8:48大曲9:05 - 10:06水俣乗越10:38 - 12:43北鎌沢出合い(テント泊)
快晴!!どうやら予報では下山日まで天気がいいらしい(^O^)/ガイド2名、参加者8名(男3・女5)計10名で山行開始。
ガイドのお二人は以前、戸隠し~西岳山行と表妙義山行でお世話になった。



大曲までコースタイムより1時間早く着く。ザックは避難小屋泊装備(テントは現地にデポしている)なので、ピッチ早すぎ。
ここから女性陣をトップの後ろに配置転換、ペースダウンしてもらう。


水俣乗越までの急登は展望ナシ。しんどい。

東鎌ルートを行く人たち。懐かしい。

乗越から天井沢のザレザレの激下り。


いつもなら、この時期は雪渓があるらしいが、今年はすっかり融けていた。


明日行く北鎌尾根。

昨日の雨で伏流水の沢も所々川になっていて、小さな渡渉も。


河原歩きは長く、北鎌沢出合いに着くと結構あるテン場にテント設営。1番のりなのでいい場所がとれた。
予定より2時間ほど早く着いたのでそれぞれ、晩ご飯までゆっくり過ごす。


晩御飯は各自用意。ほとんどアルファ米、またはカップ麺。ガイドさんからハムの差し入れ。
ガスバーナーも一応持って行ってたけど、ガイドさんがスティックタイプの粉末ドリンクとジェットボイル、おまけに浄水装置まで
持ってきてくれて、至れり尽くせり・・。

寒くなってきたので早々にお開き、早めの就寝。テン泊初体験の女性は一睡もできなかったらしい(私もそうだった~)
8/18(土)
北鎌沢出合い4:50 - 7:10北鎌のコル(装備装着)7:33 - 9:23逆コの字通過9:30 - 10:20独標10:40 -
13:19北鎌平13:40 - 15:09槍ヶ岳山頂15:20 - 15:48槍ヶ岳山荘(小屋泊)
いよいよ核心日。北鎌沢右俣をコルまで詰める。水量少なめの沢登りの様相。面白い。





1か所登りずらい場面は手で引っ張りあげてもらう。
コルでハーネス、カラビナ、スリング準備。と、点検。
いよいよ北鎌尾根歩きがはじまる。最初は展望が効かない急登を息を切らしながら登っていく。

360度の絶景地にでると、そこでアンザイレン。岩稜稜線アップダウンの長い道のりの始まり。
ハイマツ帯歩きは余裕をもって歩ける。






独標が見える。


逆コの字といわれる狭いトラバースはフィックスロープで安全通過(^O^)/




予定では独標山頂にはたたないとあったが、ガイドさん、巻いて山頂へと・・。
嬉しい!!皆大喜び~~。時間的余裕があったからかな?





北鎌尾根からみた槍ヶ岳、素晴らしい。北アルプス連峰が360度よく見渡せる。


夏は一般的に午後はガスってしまうことが多いけれど、今日はくっきり! 秋の天気のようだ。
もう二度とは来れない場所だからしっかり目に焼き付けて置く。

ここから槍ヶ岳山頂まではまだまだだ。アンザイレンで巻いたり直登したりしていく。


重いザックでの岩登りがきつい。岩場の登りになると亀足になる。


北鎌尾根ルート全般に渡ってザレザレで落石が多くなる。ロープが地面に擦れても小石がカラカラ落ちるので、皆で注意喚起しあう。
踏み込んだ足場が抜け落ちて超ビビル。『おおぉおお~~』と後ろの人がざわめく(;_;)/~~~こっわ~~~!幸いトラバース中なので人には当たらなかった。
北鎌平で休憩。槍ヶ岳山頂がいよいよまじかに迫ってきた。雷鳥親子も励ましてくれてるように思った。もうすぐだよ。ファイト(^O^)/



振り返って、歩いてきた北鎌尾根。独標が目立ってる。

ヒュッテ大槍が見える。

岩場登りの最後はチムニー。げげ!!こんなとこ私はいけないよ~(;_;)/~~~
こんなのっぺりした足場に靴、置けない~~。(ガイドさんのデモンストレーションは無理~)腕がだるい~。
クライミングする人は簡単だろうけど。。 下から押し上げてもらった。(#^^#)


槍ヶ岳山頂からはこっちをみてる人々が・・。なんか恥ずかしいな~。実力じゃないのよ~~(-_-;)

チムニーを登りきるとあとは簡単に山頂にでる。

ばんざ~~い!!北鎌尾根ルート完登させていただきました!ありがとうございます。


後は少し渋滞の一般ルートで槍ヶ岳山荘へ。ビールで祝杯。部屋は≪常念≫。18:40の晩御飯までは明日の下山準備。


女性陣は食後早々に爆睡モード。
8/19(日)
槍ヶ岳山荘4:47 - 6:01天狗原分岐6:20 - 6:51大曲 - 7:41槍沢ロッジ7:50 - 9:06横尾山荘 - 10:18徳澤園10:25 -
11:13明神館11:23 - 12:20上高地BT

上高地へと下山開始。筋肉痛に加えて右ひざが痛い。腫れてる。一人なのでゆっくり歩く。


天狗原分岐で山荘のお弁当を食べ、お昼頃に上高地バスターミナル着。15:40のバスまで時間はたっぷりあったけどもう歩きたくなかったので
インフォメーションセンターでシャワー、レストランでカレーライス、又インフォメーションセンターで座って時間潰し。


帰宅翌日、整形で膝の水を抜いてもらった。31ccあったよん(>_<) 暫く安静かな~?


8/15(水)さわやか信州号で京都出発。16日早朝上高地に。しっかり雨。。。

横尾山荘に16:30集合なので、インフォメーションセンター、ビジターセンター、明神館でイワナ食し、のんびりと。




横尾山荘のお風呂でさっぱり、明日の天候回復を祈りながら就寝。
< コース・コースタイム >
8/17(金)
横尾山荘6:26 - 7:44槍沢ロッジ - 8:48大曲9:05 - 10:06水俣乗越10:38 - 12:43北鎌沢出合い(テント泊)
快晴!!どうやら予報では下山日まで天気がいいらしい(^O^)/ガイド2名、参加者8名(男3・女5)計10名で山行開始。
ガイドのお二人は以前、戸隠し~西岳山行と表妙義山行でお世話になった。



大曲までコースタイムより1時間早く着く。ザックは避難小屋泊装備(テントは現地にデポしている)なので、ピッチ早すぎ。
ここから女性陣をトップの後ろに配置転換、ペースダウンしてもらう。


水俣乗越までの急登は展望ナシ。しんどい。

東鎌ルートを行く人たち。懐かしい。

乗越から天井沢のザレザレの激下り。


いつもなら、この時期は雪渓があるらしいが、今年はすっかり融けていた。


明日行く北鎌尾根。

昨日の雨で伏流水の沢も所々川になっていて、小さな渡渉も。


河原歩きは長く、北鎌沢出合いに着くと結構あるテン場にテント設営。1番のりなのでいい場所がとれた。
予定より2時間ほど早く着いたのでそれぞれ、晩ご飯までゆっくり過ごす。


晩御飯は各自用意。ほとんどアルファ米、またはカップ麺。ガイドさんからハムの差し入れ。
ガスバーナーも一応持って行ってたけど、ガイドさんがスティックタイプの粉末ドリンクとジェットボイル、おまけに浄水装置まで
持ってきてくれて、至れり尽くせり・・。

寒くなってきたので早々にお開き、早めの就寝。テン泊初体験の女性は一睡もできなかったらしい(私もそうだった~)
8/18(土)
北鎌沢出合い4:50 - 7:10北鎌のコル(装備装着)7:33 - 9:23逆コの字通過9:30 - 10:20独標10:40 -
13:19北鎌平13:40 - 15:09槍ヶ岳山頂15:20 - 15:48槍ヶ岳山荘(小屋泊)
いよいよ核心日。北鎌沢右俣をコルまで詰める。水量少なめの沢登りの様相。面白い。





1か所登りずらい場面は手で引っ張りあげてもらう。
コルでハーネス、カラビナ、スリング準備。と、点検。
いよいよ北鎌尾根歩きがはじまる。最初は展望が効かない急登を息を切らしながら登っていく。

360度の絶景地にでると、そこでアンザイレン。岩稜稜線アップダウンの長い道のりの始まり。
ハイマツ帯歩きは余裕をもって歩ける。






独標が見える。


逆コの字といわれる狭いトラバースはフィックスロープで安全通過(^O^)/




予定では独標山頂にはたたないとあったが、ガイドさん、巻いて山頂へと・・。
嬉しい!!皆大喜び~~。時間的余裕があったからかな?





北鎌尾根からみた槍ヶ岳、素晴らしい。北アルプス連峰が360度よく見渡せる。


夏は一般的に午後はガスってしまうことが多いけれど、今日はくっきり! 秋の天気のようだ。
もう二度とは来れない場所だからしっかり目に焼き付けて置く。

ここから槍ヶ岳山頂まではまだまだだ。アンザイレンで巻いたり直登したりしていく。


重いザックでの岩登りがきつい。岩場の登りになると亀足になる。


北鎌尾根ルート全般に渡ってザレザレで落石が多くなる。ロープが地面に擦れても小石がカラカラ落ちるので、皆で注意喚起しあう。
踏み込んだ足場が抜け落ちて超ビビル。『おおぉおお~~』と後ろの人がざわめく(;_;)/~~~こっわ~~~!幸いトラバース中なので人には当たらなかった。
北鎌平で休憩。槍ヶ岳山頂がいよいよまじかに迫ってきた。雷鳥親子も励ましてくれてるように思った。もうすぐだよ。ファイト(^O^)/



振り返って、歩いてきた北鎌尾根。独標が目立ってる。

ヒュッテ大槍が見える。

岩場登りの最後はチムニー。げげ!!こんなとこ私はいけないよ~(;_;)/~~~
こんなのっぺりした足場に靴、置けない~~。(ガイドさんのデモンストレーションは無理~)腕がだるい~。
クライミングする人は簡単だろうけど。。 下から押し上げてもらった。(#^^#)


槍ヶ岳山頂からはこっちをみてる人々が・・。なんか恥ずかしいな~。実力じゃないのよ~~(-_-;)

チムニーを登りきるとあとは簡単に山頂にでる。

ばんざ~~い!!北鎌尾根ルート完登させていただきました!ありがとうございます。


後は少し渋滞の一般ルートで槍ヶ岳山荘へ。ビールで祝杯。部屋は≪常念≫。18:40の晩御飯までは明日の下山準備。


女性陣は食後早々に爆睡モード。
8/19(日)
槍ヶ岳山荘4:47 - 6:01天狗原分岐6:20 - 6:51大曲 - 7:41槍沢ロッジ7:50 - 9:06横尾山荘 - 10:18徳澤園10:25 -
11:13明神館11:23 - 12:20上高地BT

上高地へと下山開始。筋肉痛に加えて右ひざが痛い。腫れてる。一人なのでゆっくり歩く。


天狗原分岐で山荘のお弁当を食べ、お昼頃に上高地バスターミナル着。15:40のバスまで時間はたっぷりあったけどもう歩きたくなかったので
インフォメーションセンターでシャワー、レストランでカレーライス、又インフォメーションセンターで座って時間潰し。


帰宅翌日、整形で膝の水を抜いてもらった。31ccあったよん(>_<) 暫く安静かな~?

2017/09/29(金)~10/01(土)
ルーファイ師匠との北アルプス山行。 笠新道は登ってみたかった根性ルート。でも思っていたほどきつく感じなかった。








杓子平から、笠ケ岳山荘まで、翌日の笠ケ岳から弓折岳、鏡平までのルートは、槍、穂高に見守られながら稜線漫歩のゴールデンルート!!人も多いけれどこの鉄板展望はやはり素晴らしい!!
















今回はコースタイムを度外視して、超スローペースで贅沢な山行を満喫した。 鏡平山荘で、ジャズを聴きながらアルコールタイム・・。
過去に行った西鎌尾根、大キレット、北穂~涸沢~奥穂~前穂縦走を思い出しながらのちょっと感傷的なのんびり山行だった・・。






























ルーファイ師匠との北アルプス山行。 笠新道は登ってみたかった根性ルート。でも思っていたほどきつく感じなかった。








杓子平から、笠ケ岳山荘まで、翌日の笠ケ岳から弓折岳、鏡平までのルートは、槍、穂高に見守られながら稜線漫歩のゴールデンルート!!人も多いけれどこの鉄板展望はやはり素晴らしい!!
















今回はコースタイムを度外視して、超スローペースで贅沢な山行を満喫した。 鏡平山荘で、ジャズを聴きながらアルコールタイム・・。
過去に行った西鎌尾根、大キレット、北穂~涸沢~奥穂~前穂縦走を思い出しながらのちょっと感傷的なのんびり山行だった・・。





























