乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

助け合い

2011年03月21日 00時30分00秒 | 日記
 
観測史上初の大惨事、東北関東大震災はとても正気で観られるような光景では無い。

加えて原発事故、地震発生以来固唾を呑みながらテレビに釘づけになって刻一刻の行

方を見守りながら被災者と共に涙を流し不安を募らせている。

あの太平洋沿岸の傷跡、原発事故の一進一退の対処、この未曾有の大惨事に日本は立ちあ

がっていけるのだろうか。

福島は私の故郷、美しい野山を駆け巡りながら私の命を育んでくれた町なのだ。今は遠い

異国に住みながらも故郷は私の命の根源、それが最悪の危機に瀕している。

一歩間違えば福島は壊滅状態にならないだろうか、此の小さなバアの脳みそは空回りをす

るばかり、そして夜中の二時くらいから目覚めるようになっている。

然し人間はどんな災難にも負けない剛健な魂と深い愛を秘めている。

大きな災難に遭遇していざという時には人間の本来秘めて居るその力が、愛が自ずと一丸

となって発揮される。

だから何時の時でも日本は立ちあがって来れたのだと思う。

そして今回の此の未曾有の災害からもきっと立ち上っていくのだと思う。

私達も日本復興の為に例え細やかでも何かをしなければならない。

既に福島県人会を主体として募金活動が始まって居る。

中でも嬉しい事は我が家の子供達が自発的に募金を申し出て来た事だ。

然も大きな援助をしてくれるらしい。

こうして親の祖国を思ってくれる我が子供達を嬉しく思っている。

乙姫は子供達のような大きな募金は出来ないが ”貧者の一灯”でも応援の仲間に入ったよう

な気がして嬉しく思って居る。

故郷の復興を見るには間に合わないかも知れないが人間の本来の強さと愛によって再び美

しい日本が甦る事を信じて居る。         乙姫




先程娘からの電話でアメリカは日本の被災者への援助活動の様子を聞き胸が熱くなり、国境を問わず人間の愛の深さに頭が下がりました。
と云うのはこちらのあるデパート等は今日の売り上げは全て日本の義援金に充てるのだそうです。
そして孫たちは義援金を集めるためにシャッツに地震のデザインをしそれを売り歩いているとの事、やっぱり人間は深い愛を持っているのだなあと改めて人の愛を信じ直した乙姫です。