「カタツムリ」は、陸生の巻き貝の通称
「カタツムリ」は、陸生の巻き貝の通称であって、特定の分類群の生物のみを指す言葉ではありません。陸貝(陸に生息する腹足類)のうち、殻のないものを大雑把に「ナメクジ」、殻を持つものを「カタツムリ」、「デンデンムシ」、「マイマイ」等と呼んだりします。カタツムリは、種によらず基本的に広食性で、植物なら種を選ばず、手当たり次第なんでも食べる傾向が強いようです。「カタツムリ」は、いろいろな種類がいるし変種もいるので、見分けるのは大変です。したがって、2㎝以上かそれ以下か、殻の巻が左巻きか右巻きか、厚みがあるかないかなどの特徴で見極めているのだとか。写真の「カタツムリ」は「2㎝以上に大きい」「右巻き」「厚みは中ぐらい」・・・なり、結局よくわかりません。
カタツムリはオスとメスの区別がなく、1匹でオスメスどちらの機能も持つ「雌雄同体」です。そして、カタツムリは卵から出てきたとき、殻はついています!!カタツムリの殻は、実は体の一部なので、体が大きくなると殻も大きくなります。捨てたり取りかえたりはできませんし、抜け出すことはできません。つまりナメクジにはならないということです。