玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します。

2021年を振り返る 鈴木浩克

2021-12-30 09:53:44 | エッセー

高槻サンタ様、皆様(2021.12.30)

 噂の東京マガジンの取材を受けたのは、そうとう前のことのように感じますが、あれも今年(2021年)でしたね。今年は多くの取り組みをして、忙しかったけど良い年だったと思っています。来年は、さらに着実に「流れ」を作っていきたいところですね。

『たったひとりで谷津干潟を守った男』というような内容でNHKのドキュメンタリーで紹介された森田さんが今年亡くなられたと知りました。しかし森田さんは独特な人だったそうで、谷津干潟が守られたのは多くの人と多くの団体の連携であったのは間違いのないこと。それを森田さん自身が知らないはずないのに、よくあのようなストーリーの脚本を了解したものだと、周りからは白い目で見られていたそうです。その話を聞いたときに、玉川上水みどりといきもの会議は、様々な人の力が組み合わさって成果が出てきているのが嬉しいなぁ、と思いました。

玉川上水が空堀だったころから活動されてきた小平守る会の庄司さんが保管していた貴重な資料を見せていただき、シンポジウムで取り上げたり、同じく、空堀だったころから活動されてきた三鷹の有賀先生ご夫妻が、長年の活動を三鷹市から表彰された直後に「要望書を出してください」と市長にお願いできたり、野鳥を調べようとなったときに、調査できる人がいたり、そのほかも、多くの人の連携とタイミングなどが絶妙だったように思います。

 今年の春から私が始めた「撮影による法面の把握」は、草木が生い茂る季節は休止していましたが、またそろそろ再開し、ひと夏越えて法面がどう変化しているのか?を見るのが楽しみです。来年もよろしくお願いいたします。

p.s.来年のクリスマスころ、高槻先生を乗せて引っ張るトナカイ役が必要な場合は声をかけてください(笑*)。

鈴木浩克

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* これには解説が必要です。私がある保育園からサンタさん役を頼まれて、サンタさんをしたのですが、それが思いがけず好評で園長さんから謝礼を押し付けられた(失礼)ので、断ったのですが、かなり強い調子だったのでーその園長さんは私が自然保護活動をしていることをご存知なのでーではということで本会へのカンパとして受け取るということがありました(こちら)。


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