それほんと?

キラ様のデスノート

コンサルティング

2006年02月13日 | IT
 コンサルティング?

何ができるだろうか。問題を見つけて解決策を実施する!それならどこでもできる。自社でもできる、と考える。

そうでしょうね。そう考えるのが普通でしょう。では、何故、高いコンサルティング料金を出してまで、コンサルタントを利用するのでしょう。そこに誤解はないだろうか。

コンサルタントができるのは、検討している課題、解決策の評価を適切にできる、偏った議論にならないようにすることくらいではないか。

30年以上もこの世界にいると、つくづくそう思う。

解決策はこうだ、なんて言ってくるコンサルタント、コンサルティング会社は信用できない。若い世代ほどその傾向が強い。

会社の機能や経営の仕組み、利益を出す構造等を知っているベテランだからこそできるコンサルティングを見直すべき次期ではないか。

それが本当の話だと思うが。

生産管理のコンサルティング

2006年02月12日 | IT
コンサルタントは難しい職業だ。

特に日本の得意領域のひとつである生産領域のコンサルティングは非常に難しい。

その領域に若いコンサルタントが、実業の経験を持たないコンサルタントがしたり顔で一流ぶって入ってくる。

会社が一流ということと自分が一流とを勘違いしている。それなのに、企業は高いコンサルティング料金を支払っていまいか。ベテランが補佐してくれるという甘い期待に、あるいは、別の選択肢が存在しないからなのだろう。

しかし、よく考えてみるべきだ。コンサルティングとは何か。どんな仕事、結果を実現してくれるのかを。

そこに意見がいたれば、周りにコンサルタントと同等以上の仕事をしているベテラン、団塊世代がたくさんいることがわかってくる。

その人たちが、今、新しい20年の活動を始めた。中小企業よ。周りをよく見よう。そして、ベテランを活用しよう。

それが、新しい日本再生につながるはずだ。

SCMって何?

2006年02月10日 | IT
 無駄のない生産物流プロセスのこと

企業が資金を投入してものを買い製品を作り販売する。そして、お客さまからお金をもらう。差額が儲けだ。その儲けを最大化するために無駄のないプロセスを構築する。それがサプライチェーンマネジメントだ。

ソフトウェアパッケージを導入したら儲けが増える、、なんていう簡単なものではない。無駄が見えるうちは、二流だ。見えない無駄を削減できる体制になったら、それは、1流だ。

そのために会社で働く人達はスキルを磨く。誰よりも高いスキルを持ったとき、会社は一流になる。

5年、10年、20年の積み重ね。トヨタ生産管理システムがまねできないのは、ここにある。だから、SCMパッケージ導入の話はやめて、地道な努力を積み重ねることが何よりも大事なことを学ぶべきでは。

それが本当の話だ。

全体最適

2006年02月10日 | IT
 全体最適って何?

サプライチェーンのコンサルティングをしていると、必ずといっていいほど全体最適って何って聞かれる。ゴールドラット博士の本が世に出回り、サプライチェーンの効率化には必須の要件だという認識ができたからだろうか。

そんな時、いつもお話しているのは、「全体」と「最適」を明確にしなければいけないということです。全体とはサプライチェーンのどの部分か、最適とはどのような結果がどの期間得られる、あるいは維持されるのかと言うことです。

これらが明確にならない限り、業務改革の実行計画、改善計画、その評価方法が立案できない。

全体最適を謳ったパッケージソフトはいっぱいあるが、多くのプロジェクトが成功していない。それは、このようなことが明確になっていないからに他ならない。

それが本当の話ではないか。

自己責任

2006年02月08日 | 政治
 この言葉は、トップの責任逃れに尽きる。

自己責任は大切だ。誰でも、その責任範囲において生活している。自己責任範囲で生活しているのだ。

しかし、それぞれの人の責任レベルや範囲はまちまちだ。だから、教育や道徳などで外部から規制をかけ、自動制御が働くようになっている。

しかしだ、”このフレームワーク内で”ということを明示しない社会では、自己責任範囲の逸脱を自動制御できない。

今はそういう時代になっていまいか。その上で、政治のトップが、自己責任というのは責任逃れの詭弁、言い訳に過ぎない。

そんな政治の貧しい国にいることを自覚しなければならない。官僚も国のことを考えてはっきり政治家にものを言うべきだ。

それが本当に話ではないか。