竹中大臣、あなたは経済、社会が見えていない！

今日もサンデー毎日を見ていたら、竹中大臣がいろりろコメントしていた。
少し聴いた瞬間、かれには社会が見えていないと感じた。

格差の話で、所得の層別分析で最下層の人の所得は下がっていない、、、といっていた。

そんなのあたりまではないか。統計数字というものは、平均しか示さない。だから、母数の大きい平均値はほとんど変化がないのだ。

企業では、平均値で戦略を決めることはまずない。株でも、平均値で投資ファンドも投資しない。平均値の影に隠れた「ばらつき」を見ているのだ。ばらつきを見る事によって、状態を見るのが当たり前なのだ。平均値で経営していたら、すぐに負けてしまう。それが経営だ。

竹中大臣本人がサーカーの話を例にとり、世界と戦う企業経営が、、といっていた。世界を相手に健闘している企業の現実をしらなければならない。

それが、ばらつきを見る鋭い経営方針なのだ。日本が世界に誇るトヨタ生産管理システムもばらつきの管理なのだ。

竹中大臣、田原君、それから各種のコメンテーター諸君、、、
あなたたちは、日本の本当の強さを知らない。だから、あなたたちは常に間違ってよりよい政策ができない。

テレビでコメントすること事態が罪悪だ、、と感じたことはないのか。

それが本当の話だ。

追記：竹中大臣は、経済学者な役にたたないといっていたが、そっくり其の言葉を竹中さんにお返ししておく。あなたのレベルでは、政治経済はできない。あなたのような感性では、私の会社の係り長にもなれない。それが日本の一流企業なのだ。

冷たい社会 好きになれない日本とその政治

格差社会がいいとか悪いとかを論じているのは余裕があるからではないか。
本当に困っている人は、そのような論議をすることさえできず、社会から静かに退場している。自殺がそれだ。

ホリエモンや村上ファンドなどが主張している、金儲けって悪いことですか、、はある典型的な現象の象徴だ。

上のものがさらに上を目指すことが日本国民が望むことですか。それとも、底辺の弱者に手を差し伸べて、少しでも引き上げることが日本人が望む社会ではないのですか。

政治が、率先して競争社会を目指し、その影で底辺の人たちを置き去りにする。そんな日本を好きになれない。そんな社会は、動物の弱肉強食と同じではないか。

人間社会は動物の弱肉強食から抜け出て、弱者も一緒に歩む社会を作った。それが人間を動物と区別する特徴ではないか。

したり顔の評論家が社会保障は怠け者を増やす、、とか主張するが、現実を見ろ、といいたい。

週刊文春の裁判記事は涙が出る。議員バッチをつけた先生とかいう人たち、あなたたちはどんな社会哲学を持っているのですか。

考えて見てはどうですか。そして、自分本位の社会哲学しかもてなかったら、議員を辞めるべきではないか。

それが本当の話。

武部幹事長、変だよ

今日、ＮＨＫ朝の政治討論で福井総裁の議論があった。

武部氏曰く、日銀法その他の法令に違反していないから問題ない。ルールに従って適正に処理されている。それが武部氏の主張だ。

ホリエモンや村上ファンドの例が示すように、ルール至上主義というのは基盤が弱い。ルールに従ってという言い訳は、非常にうまく使える。今回もそうだ。

ルールはあいまいなところがある。それが、グレーゾーンと言われる部分だ。賢者はそこの部分をクロとして物事を進めている。だから、賢者として尊敬される。しかし、ルールを主張する輩は、そこをシロと主張する。シロと主張することによって、自己の利益を確保、保全する。武部氏もこの例に属する輩と同じ主張をしている。

賢者が国民政治の舞台にいない日本の現状は悲惨なものだ。

今の政治に希望が見えない、社会に希望が持てない主要な原因はここにある。

それが本当の話。

年金返して

団塊世代の直ぐ下の世代としては、年金がもらえないなら今までの分を返してくれ、、、といいたい。

５年以内に需給年齢はまた引き上げられるだろうから、もらえるのは７０歳近くじゃないか。よれよれになって、需給金額も少なく、税金その他でむしりとられる分は多く。

１００年安心といっていた改革って、１０年も安心じゃない。

どうすんの、、、、。

それが本当の話。

福井総裁

社会のルールというのはどのように作るのだろう。

いろいろな人が福井さんには非はないといっている。そうだろう。規則を犯していないから、そういう論理は成り立つ。

しかしだ、規則というのはどのように作るのか考えてみてはどうだ。規則違反ではないが、倫理的な面で非がある。だったら、潔く身を引いて前例を作り、新しい規則をつくることに協力してはどうか。

新しい規則ができて、福井さん以降の人が対象になる。そんな規則、意味ない。

福井さん本人にとってもよくないことだと思う。